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  • サークル名:世界の路地


    東京の下町と言うと先ず浅草・深川山手線の外側を思い浮かべる。
    リタイア後は、時間がふんだんに有るし、その時間の費消は自分の自由裁量に任されたようなものだ。
    晩秋の一日、日が高くなるに連れ、日差しも差して来て、促されるように私はカメラを片手に、ぶらりと家を出た。
    私鉄から地下鉄を乗り継いで、月島へ出た。
    今でこそ日本橋から、明石町を経て佃島へ「佃大橋」が架かって、最早陸の孤島とは言えなくなった。
    江戸の名残と、下町の情緒が色濃く残っている地域と意識していたが、隅田川等、東京湾に注ぐ用水路や運河の河口に広がった湾岸地帯は、今や高層マンションが林立するエリアとなって、下町の雰囲気を求めて、佃の町の露地・小路を訪ねても、最早下町の情緒は薄れてしまった。
    軒下や玄関脇の路端に鉢植えや、雑多な物を置いたりと、細い路地を狭めている物は風情もあるが、ふと露地の先を見ると、天を突くように最上階も見えぬガラス窓のビルが立ちはだかっている。もう風情はビルにぶち当たってしまった。
    コメント6件を表示する 2005/11/20 04:07

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    世界の路地

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