スローネットは新サイトに移行いたしました。今すぐアクセス

  • サークル名:原風景を歩く(O.C.)


    奈良の観光ルートを離れ、高畑の裏道に入ると、そこは車が入るには狭く、人だけが歩けるだけの路地があります。
    片方の塀は漆喰壁、反対側の塀は土壁。
    数十年の時間と苔と染みが、両側の塀を落ち着いた味わい深い色に変えています。
    塀越しに、木々が路地に向けて枝を伸ばし、道行く人に語りかけるようです。
    ゆっくりと散策したくなるような裏通りです。

    このあたりは、昭和初期に、志賀直哉をはじめ、武者小路実篤、小林秀雄などの文学者や画家が、春日奥山の麓の和やかな風景に魅せられて住み着き、「高畑茶論(サロン)」と称して、志賀邸に集まり、議論したり、談笑したところです。
    左の漆喰塀が旧志賀邸、右の土壁が足立源一郎邸でした。

    この細い路地を通して、塀の内から「志賀さん、お茶を飲みに見ませんか〜」と声をかけると、裏木戸が開いて、隣にお茶をいただきにいっていたかも知れません。

    冬の日差しの中を、歩幅をゆるめて散策しませんか。

    コメント6件を表示する 2007/01/13 01:13

    原風景を歩く(O.C.)のイメージ

    原風景を歩く(O.C.)

    サークル
    パブリック
    誰でもフォロー可