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  • サークル名:原風景を歩く(O.C.)


    残暑の夕暮れ、琵琶湖西岸の安曇川(あどがわ)の岸辺に立っていました。
    緩やかに蛇行する水面に西日が照り、白銀に輝いています。


    「安曇川」を「あどがわ」と読むのは、関西の方しか知らないかもしれません。
    古代に、福岡県の志賀島あたりに住んでいた海民の安曇人が海上を東に向かい、この近江の地にやってきて住みつきました。
    実は、私は琵琶湖西岸には、比良山脈と琵琶湖の間の狭い土地しかないものと思っていました。
    ところが、安曇川河口に行ってみると、けっこう広い田園が広がっています。
    いま早くも稲田は黄金色の季節を向かえ、稲穂が西日に輝いています。
    道理で・・・・志賀島から日本海を越え、ここまでやってきて農耕できる広い土地を見つけたのでしょう。

    一方さらに東に向かった人たちは、日本海新潟方面から信州の安曇野(あずみの)あたりに入り、そこに住み着いたそうです。その証に、安曇野にある穂高神社には、海洋民であることを物語る舟が祭られています。

    琵琶湖西岸の「安曇川(あどがわ)」と信州の「安曇野(あずみの)」・・・・読み方は違いますが、漢字は同じ。
    語源は同じようです。
    地名は歴史を語っています。
    地名は文化」です。

    最近市町村合併と同時に、安易に地名を変えたり、その土地に関係のない軽薄な地名をつけがちです。
    もっと、地名を大切にしたいものです。

    (写真)安曇川

    コメント9件を表示する 2007/09/05 10:36

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