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  • サークル名:原風景を歩く(O.C.)


    彼岸も過ぎ、皆さんのお便りの中に、そろそろ秋祭りのお話が聞かれる季節となりました。
    黒々とした鎮守の森の叢を透して、鉦の音が聞こえる朝、少年たちは浮き立つように神社の石段を登りました。
    また秋祭りの終わった森で椎の実を拾い、持ち帰って火鉢で焼き、その香ばしさに、子供心にも秋の深まりを感じたものです。

    鎮守の森は、秋になっても紅葉することはなく、冬が訪れても
    葉を落とさない楠や椎や樫の森です。この森は、古来からここに住む神々のものであり、虫や鳥たちのものであり、森影で遊ぶ子供たちのものです。

    春日奥山や伊勢神宮の森に限らず、全国の村や大都会の片隅にも、今も鎮守の森は残っています。
    明治期の神社合祀令によって、国家の命令で村の神社が合併させられたり、小さな神社は廃止させられ、当時まで19万あった鎮守の森は、8万も減少しました。
    さらに戦後の開発は、鎮守の森をマンションや駐車場に変えてきました。
    しかし少なくなったとはいえ、まだ10万余り残っている、街の中に小さく残る緑の島のような鎮守の森に、もう一度目をむけてみたいと思います。

    鳥居をくぐり、社に向かう途中に、子供が画いた朱色の鳥居の絵が張られていました。
    コメント4件を表示する 2007/09/26 11:26

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    原風景を歩く(O.C.)

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