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  • サークル名:原風景を歩く(O.C.)


    「ワンド」という言葉は、大阪の淀川流域にお住まいの方しかご存じないかもしれません。
    私も「ワンド」という言葉の語源も、漢字もわかりません。

    橋から眼下を見下ろすと、写真のような四角い直線と緩やかな曲線が組み合わされ、葭(よし)と柳の緑に囲われた不思議な池がつながっているのに気づきます。これが「ワンド」です。
    「ワンド」の歴史は、淀川水系の長い歴史からみれば、そう古いものではありません。明治初期に淀川の京都伏見から大阪まで蒸気船を就航させるために、水流を弱め、水深を深くする必要がありました。
    そこで、堤防から流れの中央に向かってT字型に突き出す水制工と呼ばれる800基の石積みを造りました。やがてそこに土砂がたまり本流と切り離された「ワンド」と呼ばれる溜まりが生まれました。「ワンド」は普段は本流から切り離されていますが、増水すると本流とつながり、水が浄化されまた安全な生き物たちの楽園でした。淀川特有の天然記念物の魚「イタセンパラ」などの住処となりました。
    人工の技術と自然の流れが生み出した生き物たちの楽園風景です。
    コメント8件を表示する 2008/04/29 05:55

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    原風景を歩く(O.C.)

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