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  • サークル名:サークル句会


    5月第二回目の句会です。今回は新しく利明さんが加わりまして、一鶏さん、一歩さん、風花さん、昇峰、たもつさん、チビタンクさん、泥舟さん、TOTOROさん、苦瓜さん、まいるどさん、みきさん、みすずさん、miraさん、(アイウエオ順)の計14名166句です。


    7点句(◎◎◎◎○○○)
       田水張る比叡の影のどの田にも     利明 
    7点句(◎○○○○○○)
       湧水を両手に掬ふ麦の秋         昇峰   
    7点句(○○○○○○○)
       風鈴や独り赴任の窓辺にも        みすず    
    6点句(◎◎◎◎○○)
       雲海に穴穿ちをり槍ヶ岳         まいるど    
    6点句(◎◎◎○○○)
       新緑の駆け上りたる近江富士       利明
       廃船の眠りし入江月見草          風花    
    6点句(◎○○○○○)
       更衣してまた何か忘れ物          昇峰 
    5点句(◎◎○○○)   
       盃の封印を解く初鰹             昇峰     
       昼時の蠅一匹に落ち着かず        一鶏
    5点句(◎○○○○)
       柿若葉延命地蔵の下膨れ         利明    
    4点句(◎◎◎○)
       僧列の般若波羅蜜多白牡丹       まいるど   
    4点句(◎◎○○)
       櫂の音の涼しく朝の大河かな       まいるど  
       座禅する肩に一打ち薄ごろも       風花
    4点句(◎○○○)
       紫陽花や市井の隅の小商ひ        泥舟   
    4点句(○○○○)
       朝顔の苗に水掛声もかけ          苦瓜     
       余り苗育つ沼辺の植田かな        たもつ
       神官の幣の白さや衣替           みき
       部屋ごとに祭りの札の田舎宿      チビタンク
    3点句(◎○○)
       ででむしや一睡をせし如き午後      昇峰  
       拾はれずそのままにあり落し文      利明
    3点句(○○○)
       江戸っ子の三代続く藍浴衣         みき  
       改築の市営住宅花は葉に          泥舟
       蝸牛空虚なほどに透きとおる        昇峰
       天守閣甍に高き五月空            昇峰
       母の日に受胎告知の電話鳴る        mira
       森の影映して植田整へり           たもつ
    2点句(◎○)
       芍薬やゆるりゆらりと開きけり        みすず  
       静寂の古寺の甍風青し             mira
       渡御の闇深し太鼓の音高し           昇峰
       夏帽を深く木陰のカフェに待つ        まいるど 
       二の腕の細きナースよ更衣         TOTORO
       短夜の窓打つ風に目覚めけり         みすず
       横向きに鰐口叩く壬生念仏           苦瓜
    2点句(○○)   
       争はず波風立てず菖蒲葺く           苦瓜  
       垣のばら揺れて優しき母の里         みすず
       黄薔薇を食卓にをく朝餉かな         たもつ
       空虚なる心満たして青田風           mira
       コーヒーの実を植えて見る五月かな      たもつ
       木漏れ日の森の奥より鳥巣立つ        mira
       早苗田の水面に雲の鮮やかに         mira
       五月雨をあつめて小峡満たしけり       苦瓜
       菜園の三歩がほどのトマトかな        TOTORO
       上海の匂ひ一夜のバルコニー        まいるど
       食卓におかれ伏し目のアマリリス       まいるど
       天窓の四角の空や月涼し            mira
       能果てしそぞろ歩きの若葉寒         TOTORO
       麦秋や草やはらかき畦の径            昇峰
       不成就と書かれし日傘去りゆけり       まいるど
       ほととぎす鳴きて湯宿を通り抜け         風花
    1点句(◎)
       かけ声に振り向く如き敦盛草        チビタンク
       菊坂の日傘へ二階からの声         まいるど
       更衣絆も替えてとぞ想う           チビタンク 
       翠黛の山や五月の蔵の窓          まいるど 
    1点句(○)
       青梅煮る子は独り身の街住まい       一歩  
       畦道にマイカーの列田水張る         泥舟
       一夜漬け色冴え冴えと茄子の青        mira
       一睡の夢あはあはし心太           まいるど
       一睡の夢見心地や五月雨           風花
       海悠々入江煌き新樹光             mira
       老いてなお父の顔似る更衣          みき
       折々の人との出会い鉄線花          mira
       風を切る祭半纏伊達姿             みき
       蝸牛よそ目せし間に隠れけり          昇峰
       凝視する子鹿のまなこ空虚なる        まいるど
       虚心なることは稀なりオーデコロン      まいるど
       五月闇木陰を低く白き蝶            みすず
       残雪の富士雲海に荘厳す            mira 
       サルビアを心に咲かせ老いの道        mira
       芍薬や艶やな花弁ほころばせ          mira
       新緑の息吹にむせる峡に入る         みすず
       新緑の牧場に続く牛の道            一歩
       ソーダ水飲む一時やカフェテラス       みすず
       大河めく千曲の川や杏の実           mira
       高枝に稀にいびつな実梅かな          風花
       旅立ちや苗に添え木を立てやり        たもつ
       千木越ゆる神路の奥の若葉かな        利明
       父よりも背の高き子の衣更           みすず
       梅雨寒や窓に洗濯小物干             昇峰
       釣り人の集う入江や水鶏啼く          みすず
       手毬花庚申堂の鈴触れり           TOTORO
       夏場所や海の香りの隅田川            昇峰
       夏めくや子供の声の走り去る          一鶏
       日本海染めて瀬波の大夕焼           mira
       眠りから覚めてすがしき睡蓮花         mira
       葉隠れの青梅数へる子等の声          みき
       葉隠れの青梅日ごと数増やし          mira
       バス停の朽ちたベンチに新樹光         mira
       初夏や水源近き木蔭径              苦瓜
       単帯きりりと伊達に男衆             みすず
       訃報来て空虚なる身や夏寒し          みすず
       ふらここに揺られ何時しか嬰眠り        苦瓜
       時鳥先の不安はなく生きて            昇峰  
       時鳥鳴くや浅間の夜明けかな          mira
       窓越しの葉桜風のなすがまま         風花
       みどり燃ゆ信濃の山河豊かななり       mira 
       柔らかき嬰の毛髪若葉風           TOTORO
       窅然と一夜浮世に女王花           まいるど
    無点句
       青嵐平日休む木彫館
       青梅落つ神のボタンの掛け違ひ
       朝顔の双葉出揃う道の端
       アマリリスの首はいやいや風雨急
       斑鳩の青梅ひとつ朝の道
       薄色の靴下選ぶ更衣
       卯月波入江に寄するハングル文字
       卯浪とは別の静けさある入江
       大江山壬生狂言の伊達男
       大玻璃に大き野鳥や桜の実
       海上の油井孤独に夕焼雲
       合戦は夜討ちと決めて目借り時
       聞こえ来る荘厳ミサや昇天日
       華奢なるもかたばみの花雀寄る
       薫風に仁王の顔も和むかに
       結婚記念日忘れぬ妻や更衣
       紅玉をハウスに咲かすミニトマト
       苔玉の和みの空間花ぎぼし
       木下闇仏の顔も三度まで
       衣替ふ大安の日の祝賀会
       衣更して二の腕に風を受け
       更衣チェック整うクロゼット
       さいはての山河にとばり百合の花
       汐満ちて卯波寄せ来る多摩河口
       芍薬や五階東南角の部屋
       甚平を着て昭和を昔とす
       新緑の覆ひ隠せり鴉の巣
       新緑の木蔭に釣糸ひかりけり
       前線の風雨激しや走り梅雨
       千年の息吹こめてる樟若葉
       立つ鳥の大芦原に声細く
       月見草朝日に枯れて種こぼす
       手洗ひの窓すれすれや蔦茂る
       鉄線花江戸紫の帯の華
       鉄砲百合匂ふ入江の夕まぐれ
       扉開くれば若葉目に染む座禅堂
       遠花火光りてこだま山河越ゆ
       砦跡に物見駆けるや時鳥
       夏草や芭蕉も歩く平泉
       夏の夜は風に包まれ歩みけり
       ハ-ブティ-一時しのぎの暑気払ひ
       端居からのり出して折る手鞠花
       初夏や整へられし杉木立
       母の面似たる仏や夏ねぶつ
       母の日の海の珍味や嫁に礼
       病窓の風音返す青嵐
       日除にと苦瓜の種植ゑるなり
       平泉金色堂の蓮の花
       平泉詣での列やもゆる天
       風雨荒れトマトに支柱親ごころ
       仏法僧まれびと稀に来たりけり
       分岐れの跣足におはす仏かな
       噴水の高さ競ふや水柱
       法隆寺庫裡のひと隅梅は実に
       牡丹絵も荘厳なりし瑞巌寺
       時鳥帰ってくれし沼辺かな
       時鳥訪ねてくれし街を発つ
       松島や緑の風の濃き薫り
       短夜のよそ目はばかる朝帰り
       道の辺に足形残すうまごやし
       薬局のドライブスルー夏の蝶
       山小屋の一夜の目覚め時鳥
       夕冨士をじっと窓辺の端居から
       窅然と初夏の五浦の日の出かな 
       よそ目には可憐なる実や蛇イチゴ 
       四辻に信号待ちや半夏生
       冷水を浴び跳ね返すトマトかな
       若竹や嬉しき願い成就する
       若葉寒一時しのぎにポトフ食む 


    なお、間違い、削除、追加、訂正がありましたら、お早めに管理人私書箱宛、ご連絡をお願い申し上げます。
    コメント12件を表示する 2008/05/20 05:34

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