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  • サークル名:サークル句会


    五月下旬の句会です。ご投句数が多いので、二回に分けます。投句者は、一鶏さん、一歩さん、風花さん、コーヒーさん、しょうくさん、昇峰、しんいさん、たもつさん、チビタンクさん、泥舟さん、利明さん、TOTOROさん、苦瓜さん、まいるどさん、みきさん、みすずさん、miraさん、夢想人さん、の計18名①168句②160句です。


    9点句(◎◎◎◎◎○○○○)
        女にはをんなの時間薔薇活ける     みすず 

    8点句(◎◎◎○○○○○)
        花苔や遠きをのぞむ埴輪の目      まいるど  
        ふる里の字は七軒谷若葉          苦瓜

    6点句(◎◎◎○○○)
        少年の紙ヒコーキに青葉風         一歩    
    6点句(◎○○○○○)
        夏草や引込線の車止め           泥舟   
    6点句(○○○○○○)
        祖谷谿の平家の里や山女釣        苦瓜   
        老いもなく写真の夫や走馬灯        mira
    5点句(◎○○○○) 
        川幅のたつぷりとあり夏燕       TOTORO  
        声変りして青春の夏初め          苦瓜
        閑谷の甍は火色朴の花         まいるど
        新緑を分けて美山路七曲り         利明 
        みちのくの若葉志功の女人仏      まいるど
    4点句(○○○○)
        この朝も回り道して薔薇の垣       コーヒー  
        白日傘オランダ坂の石畳          泥舟
        古里は近くて遠き蝸牛            昇峰
    3点句(◎○○)
        蟇の声米研ぎの水闇にうつ        まいるど
        がらくたを捨て去りし朝更衣        しょうく
        母の日や少年照れて薔薇を買ふ     みすず
        薔薇匂ふをさなは父の肩車       TOTORO
        山深き出湯の里の合歓の花        みすず
    3点句(○○○)
        朝涼し石切跡のがらんだう        まいるど
        老いよりも病めるが悲しちちろ鳴く    みすず
        倉敷は蔵の街なり若柳           苦瓜
        先頭はいつも蜘蛛の巣払ひつつ      昇峰
        近道し蜘蛛の囲ひにかかりけり      みき
        虹立ちて心の憂さも消えにけり      みすず
        紅花の紅ひく小指しなやかな        mira
        夕立に濡れて日頃を言はれけり      風花
        六本木ヒルズの蜘蛛はセレブとも     昇峰
    2点句(◎○)
        朝涼に思わず二度寝の快さ         mira
        日暮れても描き終わらぬ合歓の花     風花
        麓まで早苗田の空岩手冨士         昇峰
        碧落や薔薇剪る音の惜しげなし    TOTORO
        麦の穂の出揃ふ大地続きけり       たもつ
    2点句(○○)
        青葉風寄木箱から箸を出し         みき
        雨上がり香り辿れば花茨         コーヒー
        雨一過真珠並べし蜘蛛の網         利明
        憂きことはひとまず措いて薔薇買はむ  コーヒー
        久闊の友の笑顔や薔薇館         しんい
        蜘蛛の囲へ大きく撓む蘇鉄かな    TOTORO
        蜘蛛の囲や外灯切れしままの夕     コーヒー
        蜘蛛の巣の破れしままに吹かれをり     みき
        新緑の殊にこだまや伊那の谷      まいるど
        何処からか鈴の音色や夏のくれ       苦瓜
        なに待つとなく十薬の茂りけり       しょうく
    1点句(◎)
        明易し枕辺に置くメモ用紙          昇峰
        鬱と書く画数幾つ薔薇いくつ        しょうく
        大袈裟な壬生狂言の足運び         苦瓜
        折々の友折々の夏の山            昇峰
        キャンパスに迫る夕闇夏柳          泥舟
        昨夜雨蜘蛛の銀糸は光りまし       夢想人
        山顛へくちなは二本跨ぎけり      TOTORO
        飛び交はし空突き行けり夏つばめ      一歩
        万緑の山肌分ける舟下り           みき
        若竹のすくすく青き空を突き         mira
        若葉風ゲートボールの背番号        泥舟
    1点句(○)
        アカシアの花や浅間の日暮どき     まいるど
        青空を雲に包みて梅雨に入る        苦瓜
        色深きビロードの薔薇恋知らず      夢想人
        美しく老いる至難を薔薇が見せ      みすず 
        沿線を薔薇が彩り都電行く          みき
        嫣然と女歩むや薔薇の園          泥舟
        老ゆるとも夢持ち合す薔薇の門      苦瓜
        掛け流す湯水にくもる夏の月        昇峰
        傘を杖花菖蒲観る老夫婦         夢想人
        軽やかに橋くぐるや夏つばめ        みき
        虚子句碑に出会ふ山寺山背風     まいるど  
        蜘蛛の囲通せんぼして猫の道      しょうく
        刻々と姿をへる雲の峰          みすず
        衣更ふ日頃の暮らし恙無く         mira
        石楠花の女人高野や室生寺        苦瓜
        女郎蜘蛛高脚立ててゆきにけり      みき
        白き椅子テラスに二つ墜栗花雨      利明
        棘なきが好みもつこう薔薇を挿す    みすず
        飛ぶ鳥は変調してや巣立鳥      チビタンク
        鳴き交はす蛙も合戦関ヶ原         利明
        女人講無口に参道庭石菖       チビタンク
        麦秋や野洲高校前の近江富士       利明
        薔薇一輪旅の枕をまた反す       まいるど
        薔薇垣にモーツアツトの曲聞ゆ       みき
        薔薇の棘居留守を遣ふ電話番       泥舟
        ひたすらに待つ顔つきの女郎蜘蛛     苦瓜
        一枝の薔薇口にして踊りけり        みき
        日の経ちしケーキのやうな薔薇の花   夢想人
        日を受けて輝くばかり蜘蛛の糸       泥舟
        風鈴の音色ひときは日暮時         苦瓜
        短夜や殊に今宵の雨の音          苦瓜
        山鉾や袴姿の稚児化粧ふ        まいるど
        林道を越えて清閑汗ぬぐう        夢想人

    無点句
        アーリントン無名の墓地の白薔薇
        青嵐やっほー地蔵の木彫に
        青梅落つ神のボタンの掛け違ひ
        蒼鷺のぬき足さし足朝餉時
        揚羽蝶陽を集めてや宿毛湾
        朝光ゲの昨夜の雨おく白薔薇
        あちこちに虫うごめきて梅雨近し
        あな哀し帰る里なき青葉木菟
        雨粒を宝飾にして梅熟るる
        暗雲に転がる声す蟾蜍
        獲物狙ふ蝿虎を叱咤せり
        折々の草取り妻の役目にて
        風折々そよぐ木立ちの深緑
        蝦蟇鳴くや呑めば旨いとむかでのむ 
        蝦蟇を見て犬が小首を傾げをり
        川はさみ声のやり取り初夏の釣り
        軽やかに竹の葉散らし鳥の翔ぶ
        歓迎に紅を揃へて薔薇簾
        聞こゆなり宇和島城に青嵐
        銀婚式真っ赤な薔薇の束抱え
        蜘蛛の囲の破れしままや廃農家
        蜘蛛の子の糸を流して飛び行けり
        蜘蛛の子を散らす夕べのチャイム鳴り
        蜘蛛の巣に絡めとられて紋白蝶
        蜘蛛の巣のぴんと張り詰めベランダに
        暗闇の浅間山麓月涼し
        黒ビール白アスパラを食べる昼
        ゴスラーや魔女住む家の紅薔薇
        早苗植る武州の里はさみどりに
        五月風水上バスの水脈白し
        里女に恋する神の祭かな
        五月雨に傘の花咲く通学路
        五月雨や一つ傘なる親子ゐて
        椎若葉芭蕉の句碑の雨隠れ
        主役の目涼しげにして映画館
        しょうびんや一声鳴いて飛び去りぬ
        城壁の崩れて覗く花マロニエ
        新緑の落葉松の道明かるけり
        水軍の墓の岬空黒揚羽
        聖ジャンヌセーヌに投ず薔薇の花
        そよ風に鈴の音色や夏のくれ
        揃ひ立つ雑木林に緑萌ゆ
        戦ひて蜘蛛の巣陣地拡張す
        旅ながら紫陽花映ゆる土手の雨
        吊り下げし日の夜半風雨夏簾
        手に触るる裏白樫の若葉風
        伝言をあるじ忘れて夕焼ける
        点滅のほらあんな上初蛍
        道標のこれより参道若葉風
        棘取りし薔薇の並びぬ店頭に
        土蜘蛛の吐く千筋の糸不気味
        薄暑にてすでに木陰を探しをり
        薔薇明かり原生林は街中に
        薔薇咲けり真紅大輪八つほど
        薔薇と言ふ季語に宇宙のありにけり
        薔薇の鉢やはき棘持つ蕾かな
        一筋の糸ありて蜘蛛をらざりき 
        一つ名を覚えて薔薇を送りけり 
        ヒメサユリ若者我ら越して行く
        日もすがら蜘蛛は巣作り余念なく
        病棟の外壁伝ふ蜘蛛の糸
        豚ほどに肥料を食ふと薔薇嫌ひ
        ふんぷんと薔薇香四方に溢れけり
        朴の花眼下の町は玩具箱
        菩提樹の花くず積もる城の門
        奔放に野原に咲きし赤い薔薇
        祭笛隼人の汗を清しとも
        待ち侘しブルームーンなる青き薔薇
        短夜の寝汗に夢をめぐらせる
        短夜の枕に響く胡弓の音
        みちのくの旅紅花の畑より
        物置のリフォーム終へて梅雨の蝶
        山寺や頬に懸かれる蜘蛛の糸
        夕まぐれ渡る吊り橋涼しさよ
        洋館の軒我が物にまだら蜘蛛
        リフォームの音響き来る五月闇
        路地裏に媼一人の夏芝居
        我家にてミニバラの鉢十年目
        我が泊つる白夜の街のオペラ跳ね



    なお、誤記、削除希望等々がありましたら、管理人までご連絡の程、お願い申し上げます。
    コメント14件を表示する 2008/05/31 09:07

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