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  • サークル名:サークル句会


    今回のご投句は、一鶏さん、一歩さん、風花さん、コーヒーさん、しょうくさん、昇峰、たもつさん、チビタンクさん、利明さん、TOTOROさん、泥舟さん、苦瓜さん、まいるどさん、みきさん、みすずさん、miraさん、夢想人さん(アイウエオ順)の計17名、141句でした。


    7点句(◎○○○○○○)
        羽化終えし揚羽の蝶の息づかひ    みすず 
        梅雨寒や糸の通らぬ木綿針        みき

    6点句(◎◎◎◎○○)
        緑にも百の緑や若葉山         しょうく     
    6点句(◎◎◎○○○)
        ビル街を真一文字に夏燕       TOTORO    
    5点句(◎◎◎○○)
        海碧く放ってみたし夏帽子       コーヒー   
        恋文はかな文字で書く蛍かな       利明
    5点句(◎◎○○○)
        片蔭を駅までひろふ城下町      まいるど   
        梅雨寒や一行消える住所録        みき
    4点句(◎◎○○)
        土の香を纏ひてのたり蟇動く       昇峰   
    4点句(○○○○)
        傘さして片手拝みや梅雨の寺     みすず   
        すれ違ふ尾瀬の木道夏帽子      みすず
        転々と光こぼしてゆく蛍          昇峰
        涼風の朝の僧坊茶粥かな         mira 
    3点句(◎◎○)
        川舟を瀬肩に舫ひ鮎料理         苦瓜   
        夏椿二つ続けて落ちにけり         昇峰
        ほうたるをつつむちいさなたなごころ  みすず
    3点句(◎○○)
        雲湧いて出羽三山に雷渡る       みすず    
        晩涼の庭に憩ひの椅子二つ       みすず 
        また一歩山頂近し夏帽子          みき
    3点句(○○○)
        少年の魚籠提げ帰る風青し        利明    
        我が泊つる白夜の街のオペラかな   たもつ
    2点句(◎○)
        荒梅雨に波打つ音の磯家かな      苦瓜  
        海霧尽きるところも海や利尻富士     昇峰
        葉桜や鐘楼に薄き光降る         一歩
        日盛りの己が影踏む城下町        風花
        人恋へば腐草蛍となる夕べ        昇峰
    2点句(○○)
        羅や白き項の後れ髪            泥舟    
        山頂に山楂子咲ける古城かな      たもつ
        新緑の里山まろき讃岐かな      まいるど
        老鶯や万葉講座人溢る           利明
    1点句(◎)
        幼子もため息つきし豌豆むく        風花    
        かたまりのいつせいに跳ぶ水馬   TOTORO
        昨夜の雨突き刺してゐる薔薇の棘  TOTORO
        しなやかを屏風の中に花菖蒲       一鶏
        滝落ちて百雷胸を滾らせる        一歩
        土踏まずじっと皺見る梅雨の月   チビタンク
        捕へれば幼児の手は蛍篭         一歩 
        夏芝居みて泪目を恥ぢてをり     まいるど  
        万緑を背負ふ茶房の茶の香        みき
        山繭の木には瘤あるけもの径       苦瓜
    1点句(○)
        青梅雨や無口になりし原始林       利明
        青葉闇出づれば青き相模灘        昇峰
        圧巻やダムの放水夏来る         みき
        海と湖大地つながり緑燃ゆ        mira
        炎天をものともせずに海の子ら     夢想人   
        風向きが変はり青梅匂ひけり      みすず
        風を呼び雨雲招く釣忍           みき
        雲の峰暮れても影を残しをり      みすず 
        狛犬の尾を振り上げて梅雨晴間     利明
        里山の鶯の声間合ひ空き        夢想人
        白玉や宇宙はるかの星欠片        泥舟
        青春を語りつくせぬ夏の宴         mira
        清流をたちまち濁し男梅雨         一歩
        僧坊に凛とした顔夏の暁          風花
        空低く雲間にほのと梅雨の月       mira
        高台は奉安殿や雲の峰          苦瓜  
        高千穂へ青葉の壁をたどりけり    まいるど
        梅雨晴れや破顔一笑逆転打        一歩
        苗列の少しふくらむ植田かな        泥舟
        夏草や野に立ちつくす埴輪武士    まいるど
        走り梅雨戻りを急ぐ鯖街道         利明
        初夏やトーマスマンを偲ぶ街       たもつ
        万緑を背負ふ朱の橋渡り初め       みき
        ふたたびの斑鳩の里梅は実に    TOTORO
        ベルリンに白アスパラを食べし昼    たもつ
        牡丹のひともと風に疲れ濃し        泥舟
        蛍火の清流の音にワルツ舞ひ       利明
        美山への街道昏き走り梅雨        利明
        緑陰にゐる刻々のいとほしき       昇峰 
        礼文島仏のごとし敦盛草          苦瓜 
        六月の闇の深きに茶を点てる    チビタンク


    無点句
        青葉闇トンネルのごと定禅寺
        秋田蕗陰に隠るる姉被り
        朝涼やブロッケン山へ向かふ汽車
        紫陽花や延命地蔵の赤頭巾
        紫陽花や記念写真の隅にあり
        あら浮巣跳ぶに跳べざる向う岸
        憐れなり咲かず地に落つ夏椿
        憐れなり食べる人なき蛇苺
        息切らせ駆け降りし谷岩清水
        一輪に寄れば目移し花の海
        出しかな冷房車よりビル谷間
        薄物に傘の彩る交差点
        海悠々岬煌き新樹光
        蝦夷鹿や青葉若葉の山深く
        炎天に校庭の土燃ゆるごと
        炎天や念仏もれくる奈良格子
        穏やかに群れ咲くあやめ午後の園
        過疎進む里山に沿ひウツギ咲く
        カムパネルラ銀河鉄道停車場に
        観音の裳裾濡れゐる五月雨
        来る人裳裾に揺らす甘野老
        木の根道擦りとられし蛇の衣
        梔子の花や母恋ふ絵馬あはれ
        くっきりと紫陽花の紺定まれリ
        雲の峰デパートの上のバルーンかな
        桑の実や想い出語る同年代
        恋蛍光りて告ぐる胸の内
        ゴスラーに魔女の住む家紅薔薇
        彩色の木組みの家に風薫る
        散策のコースをずらす梅雨晴間
        芝の中宙を目指すや文字摺草
        終日をテニスコートに梅雨晴間
        聳え立つ十勝連峰夏霞
        蚕豆の実り逆転下を向く
        滝飛沫きららきららと水の花
        たちまちに泥の煙幕梅雨鯰 
        通学路始業チャイムに蒲揺るる
        梅雨明けを待ってあれこれ旅プラン
        梅雨晴れの満艦飾の干し場かな
        梅雨晴れ間波紋広げし和船往く
        つりがねそう銀河鉄道停車場に 
        電線の蔭に沿ひゆく炎天下
        電力を風車にゆだね穂麦揺る
        夏風邪を好い事にして酒を呑む
        夏の湖夜明けの月を掲げけり
        夏の川ひねもす子等の水飛沫
        泪目を笑みで覆ふや汗拭ひ
        晩酌は何はともあれ冷奴
        万緑に水面煌き生かされぬ
         被災地に胸の痛みや夕涼す
        人を寄せ光の中の白あやめ
        日の辻の河骨一花咲き初むる
        響く鐘葉桜の里漂ふて 
        ふうはりと生けぬ鉄線憐れなり
        二つ顔不動明王梅雨寒し
        蛍火の導くままにメルヘンへ
        ホルステン門に夏雲掛りけり
        ぼんぼりにみな美しや夕涼み
        水に沿ふ糺の森や虹の橋 
        三日月の尖りし先に冷やりとし
        向く尾羽錆音のして青嵐
        目をすゑて他言無用と冷し酒
        山小屋の井戸に浮かぶはトマトかな
        山の端に鳥の隠れり梅雨きざす
        夕焼や小公園の滑り台
        両岸に若葉溢れる広瀬川
        列になり蛍観察昆虫館(多摩動物園にて) 
        老朽化せしビルからの雲の峰
        若葉風北の大地を一歩踏む
        惑星は青水無月に沈みをり


                       以上


    コメント15件を表示する 2008/06/20 09:40

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