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  • サークル名:サークル句会


    7月第1回の句会です。参加者は18名、158句です。


    7点句(◎◎◎◎◎◎○) 
        冷奴余生そろりと手繰りよせ        しんい   
    7点句(◎◎○○○○○)
        噛み合はぬ夫婦の会話冷奴        しんい   
    6点句(◎◎◎○○○)
        涼しさは服紗を捌く白き指        TOTORO
    5点句(◎◎◎◎○) 
        田植終へ近江の景色定まれり        利明   
    5点句(◎○○○○)
        いつ来ても迷ふ地下鉄夏の夕        みき  
    5点句(○○○○○)
        青梅やむかし一揆のありし里         みき  
        せせらぎや身丈に合わぬ宿浴衣       泥舟
        もぎ採れば梅少年の如き青          一歩 
    4点句(◎○○○)
        還暦の女ばかりの船遊び           みき   
        鉄塔の踏ん張っている青田かな      みすず
        納涼の男冥利や芋焼酎          しょうく
    4点句(○○○○)
        おたがいの耄碌笑ふ文月かな      まいるど   
        二人居て会話途切れし梅雨の雷      風花
    3点句(◎◎○) 
        酢漿草や癇の強さは親ゆづり      まいるど  
        雷鳴に猫の駆け来る鈴の音        みすず   
    3点句(◎○○)
        釣竿の撓みも失せし大暑かな        泥舟   
        祖谷渓の平家蛍やかづら橋         苦瓜
    3点句(○○○)
        正論の四角四面や冷奴           しんい   
        片足は在の山裾虹の橋         TOTORO 
        分校の同窓ふたり夏木立           利明
    2点句(◎◎)
        月下美人咲いて寝るには惜しき夜     みすず  
        生も死も虹のあわひに似ておぼろ     みすず
    2点句(◎○)
        繋留の船のタラップ夏終る          泥舟   
        これよりは二人の時間冷奴       TOTORO
        砂浜を素足で歩く母と子と          mira
        梅花藻の白を磨きて地蔵川         利明
        半夏生処方通りに薬飲む           泥舟
    2点句(○○)
        四阿に陽は傾きて軒風鈴           苦瓜
        空蝉や世阿弥の佐渡は遥かなり    まいるど
        説教のし甲斐なき子や冷やし酒       一歩
        素粒子に帰る日くるや蝉時雨      まいるど 
        滝壺へ太き走り根つづく道         しんい
        七夕や佐渡のおけさの盥舟         昇峰   
        寝茣蓙敷き母子眠れる昭和かな       風花
        封を切る母在りし日の梅酒壷        一歩   
        わが里はホタル飛び交ふ米どころ    夢想人
    1点句(◎)
        大昼寝高さほどよき電話帳         昇峰    
        海紅豆咲いて磯辺に海女のふえ   チビタンク
        残照に染まる青田の風さやか       mira
        走馬灯亀追う兎追ひつけず        みすず
        七夕や秘めし願ひのまだひとつ    TOTORO
        陽を受けて産毛眩しい青き梅       夢想人
        火を振れば水面燃え立つ鵜飼船      一歩
        ふるさとは甘くて苦し半夏生       しょうく
        星の数ほどの煩悩天の川        まいるど
        水の上に水の道ありあめんぼう      しょうく
    1点句(○)
        青梅の青き香りの夜なりけり        一歩  
        青田波よせる畦道風平ら          mira 
        紫陽花に狭き参道なほ狭し         一鶏
        今を生き今を光りて蛍の夜        しょうく 
        幼文字短冊揺れる笹飾り          mira    
        ががんぼを歩かせている句帳かな    みすず
        蝸牛首をのばして伊勢参り         利明
        川蜻蛉水面の飛沫逆らひて      チビタンク
        薫風やビル影浮かぶ池の面         一鶏
        暗闇に篝揺れゐる鵜飼舟        TOTORO
        駒形や「どぜう」と書きし夏暖簾      みすず 
        水中花人はひとりということを       しょうく
        粒一ついたわり漬ける青き梅       夢想人 
        手賀沼や岬は見えず梅雨曇り       たもつ
        手で長さ示して蛇の話せり         みすず
        那智の滝耳に届きし神のこゑ        苦瓜
        夏料理だんだん手抜きの夕餉かな     風花
        抜けて冴え篠笛の庭半夏生      チビタンク
        浜木綿や目線の上の水平線        みき
        引波に乗りて子亀のいそぎをり     まいるど 
        人の死に無駄なるは無し茄子の花    しょうく
        船足を止めて万緑逆さ富士      チビタンク
        ふるさとへ続く長堤夕焼空       TOTORO
        蛍火に幼の下駄の浮き上がり        風花
        明滅のメールを送る恋蛍           昇峰
        山繭の木には瘤あるけもの径        苦瓜
        涼風を通す伽藍のエンタシス      TOTORO
        料亭の庭石多き作り瀧            みき
        狼藉を尽くし茶の間の金亀子      まいるど 
        分去れ(わかされ)の北国街道落とし文   mira
    無点句
        青梅の記憶に遠き寺の日々 
        青梅や翡翠の色に漬かりけり 
        紫陽花色スカーフ巻きて老装ふ
        紫陽花や集め過ぎたる悩みごと 
        汗ばみてふところに風集めけり
        天の川天空高くめくるめく
        荒海の夕焼け見たく日本海
        団扇持ち蛍追ひし日懐かしや
        生まれつき利き手の左団扇かな
        梅漬けに一喜一憂妻真剣 
        梅の実や青きに落ちて地に還る
        梅は実に祖母の秘伝の漬け方や
        会釈して急ぎ足する夏の昼 
        炎昼や客待ち顔の路線バス
        大あぐらだれやめ(晩酌のこと)の友冷奴
        大らかな世界を開く蓮の花
        惜しさうにくちなしの花剪る雨の朝
        お天守へ続く石階草いきれ
        穏やかな日和のもとに蓮咲きぬ
        怪談の果つや涼しき川面の灯
        鰹節想い捩れて冷奴
        かわせみがきっと水面を見据ゑをり
        逆光の袋透かして枇杷肥ゆる 
        黒南風や通勤の人無口なる 
        けりかもと顰められつつ花菖蒲
        恋蛍三朝の川の夜の闇
        金亀子とんで子犬のしばたたく 
        更衣常着は兄の払下げ 
        サミットや老鶯も鳴く散歩道 
        さわさわと蘆の葉ずれや夕立前
        下闇を抜けて天地の眩しめり
        ジャンプする高さ競いし夏の川 
        スイッチのいらぬほうたる気ままなり
        そっと手に捕りをさなごの蛍篭 
        滝径の葉擦れにしばし眼閉づ
        地に這ひても艶々夏の雪椿
        散りてなほ空に赤々海紅豆
        梅雨名残一番星を暗くする
        遠き日のここに基地あり枇杷たわわ
        トリトマの今年も咲ける沼辺かな
        中仙道勇さみ祭の神輿かな
        亡き友とキャンプ過ごした遠き日々 
        夏きたるタンスの前の色模様
        夏雲や魚ひらひらと銛の先 
        夏の果て灯の暗き無人駅
        夏夕べ母恋ひし日の下駄の音
        握る手の温み伝はる天の川 
        入院の蛍のあかり枕元
        逃がしやる蛍の匂ひ残りをり
        廃校のサイレン鳴るや朝の夏
        初ほたる波長の合ひし人に会ふ
        膝の子の食べる匂ひやさくらんぼ
        人恋へば腐草蛍となる夕べ
        ひと光浮雲蛍か川の端
        日の盛り史跡下見の神楽坂
        ひゅるひゅると垣の朝顔伸びにけり
        二タ心崩れ初めたり雲の峰
        文月に生まれし息子汗っかき 
        ふるさとと同じ匂ひの清水汲む
        蛇苺口にほおばる甘さかな
        ほうたるを見つけし川の水清か
        蛍狩のりだしもがく腕の子
        蛍狩晩酌に負け順延す
        蛍川と聞きて些か遠回り
        蛍火の逃げられしまま老眼鏡
        時鳥まだ鳴いている沼辺かな 
        ほととぎす大和の時を告げにけり
        蒸し暑き日暮を待ちて蛍狩
        胸元を緊めて笛吹く祭髪 
        網膜に黒き条痕夏燕
        逝く夏や鳥の巣ごとき競技場 
        夕焼けや子らの指きり明日信じ
        葭切の声騒がしき沼辺道 
        羊羹も衣擦れ聴くか夏点前 
        緑陰にストリートミュージシャンかな
        緑蔭や天に伸び行く大欅
        冷凍に甘み減らした水羊羹 
        露天湯の岩肌たどり作り滝
        湧き水に素足をしたし川とんぼ
        明易の画尾鳥鳴くを遠く聴く
        頼まれし子守の後のビールかな
        短夜や大文字詩集枕辺に


    なお、間違い、削除等ございましたら、速やかにお申し出下さいますようお願い申し上げます。        以上
    コメント16件を表示する 2008/07/10 09:10

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