スローネットは新サイトに移行いたしました。今すぐアクセス

  • サークル名:サークル句会


    7月中旬の句会です。参加者は20名、ご投句数は季詠152句です。


    8点句(◎◎◎◎◎◎○○)
        生けるものみな煌めきて梅雨晴間     利明   

    8点句(◎◎◎◎○○○○)
        青蘆に青き風ある淡海かな       まいるど   

    7点句(◎○○○○○○)
        来る雲も去る雲もあり夏野かな    チビタンク   
        路地裏の軒まで埋む濃紫陽花      しょうく
    6点句(◎◎○○○○)
        秋雲やふとおもひつく途中下車     まいるど  
        さらさらと祭り疲れの帯を解く       みすず
        (◎○○○○○)
        不器用に半世紀生き冷奴          利明
        (○○○○○○)
        炎昼に山車の物憂き歩みかな        一歩   
    5点句(◎◎◎◎○)
        居酒屋の席ひとつ空け吊忍        しょうく
        (◎◎○○○) 
        顔なかに眼鏡ある憂さ汗を拭く       昇峰  
        (◎○○○○)
        追憶の父の孤高よ夏薊           一歩  
        ふるさとの土踏みしめる盆踊り       みき    
    4点句(◎◎◎◎) 
        片蔭や屋根に石置く漁師村         昇峰   
        (◎◎◎○) 
        紫陽花や石棺佛の丈五尺          利明
        サングラス女にもある面構          昇峰
        (◎◎○○)
        ポケットの貝の手触り磯涼し       まいるど
        (◎○○○)  
        浅間峯は夫のふるさと蕎麦の花      mira 
        (○○○○)
        粋筋の蝶の家紋や夏暖簾         みすず   
    3点句(◎○○)
        開墾の碑傾きて立浪草        チビタンク
        片蔭へ鎖を延ばし眠る犬          昇峰 
        サングラス外せば山河近くなる       昇峰 
        ためらわず散りてのうぜん色褪せず    mira
        梅雨寒し独逸語で書く処方箋       みすず
        百合の花かすかに雨の香を纏ふ      昇峰
        (○○○)
        親父似で木綿が好み冷奴          利明   
    2点句(◎◎) 
        ふるさとの無人の駅やカンナ燃ゆ     苦瓜   
        (◎○)
        胡瓜棚青き暖簾となりにけり        麦秋    
        子供等の喧嘩は遊び青林檎        泥舟
        (○○)    
        青梅雨や集落細る村の字          利明
        一見に敷居の高き夏暖簾          一歩
        贈られて留学生の初浴衣       TOTORO
        掛け声は少女ばかりや樽神輿      しょうく
        片蔭に高笑いする囲碁の友         碁路
        カラオケの声裏返る暑さかな        泥舟 
        こわごわと孫を抱きて桃葉湯       しょうく
        棕櫚縄の男結びや青嵐        TOTORO
        七夕や望みの違ふ兄妹           泥舟
        夏草や義民をしのぶ六地蔵         みき
        翅透かせ水辺の草に糸とんぼ       mira
        日焼けしてハワイの話ひとくさり     みすず
        葭切の声高々と水面越え          みき
        涼風のよく来る寺の廊下かな        苦瓜
    1点句(◎)    
        打ち水の流るる先を眺む猫       コーヒー
        巡拝の靴紐直す真炎天         TOTORO
        白シャツにCharadeの文字巴里祭     麦秋  
        夏空へ観音さまは四頭身        TOTORO
        祭り髪小腰かがめて過ぎ行けリ     しょうく
        雷鳴や猫も総毛を逆立てて       コーヒー
        (○)
        梅干やバブロフ犬となりにけり       みき   
        帰り来る猫の背中に青時雨       みすず 
        風見鶏微動だにせぬ梅雨籠り       利明 
        風止んで束の間蝉も鳴きやめり      碁路 
        苔すすむ芭蕉の句碑や夏木立       みき 
        谿飛ぶは平家の裔の蛍かな        苦瓜 
        滝細る氷河の涙涸るとかや         利明
        滝見船呑み込まんとてナイアガラ     利明
        団参やアイスクリンは坂の上     TOTORO
        梅雨上る雲ひとつなき満月に       昇峰
        とうすみや動物園のビオトープ    TOTORO 
        二胡流れ踊る一夜や風の盆        mira 
        暖簾押す湯桶片手の浴衣かな    チビタンク
        箱根路の寄木細工に夏暖簾        みき  
        花菖蒲ふるさとの歌聞こえ来る   ジャズキチ
        人訪うて去りゆく寺や夏帽子        一歩 
        ひと時は暑さ忘れて遠花火         一歩
        噴水の穂先は雲に届きけり         泥舟
        輸送機は迷彩色や雲の峰          泥舟
        老鶯や素知らぬ顔がやってくる       泥舟

    無点句
        青梅に指先触れて口縮み 
        青梅を眺めておれば風涼し
        赤と黄のおしろい咲くや佃島
        商人の帳場の父の白絣
        朝の園日差し燦と蓮の花
        紫陽花や分校跡に泊りたる
        雨来れば俄に暗き秋はじめ
        市の朝野菜にデンと兜虫
        イベントの流し素麺子等の声 
        裏庭の通り抜け道ゴム草履
        絵日記に闇夜の蛍無数なり 
        炎昼や喉元過ぎる生卵 
        炎昼や拾いつつ行く並木陰
        炎昼を歩む私の小さき影 
        大あぐら晩酌すこし冷奴
        大皿に野菜も盛らる船遊び 
        追ひてくるまだ追ひてくる藪蚊かな
        陰祭神輿も裸蔵の中
        片蔭の床几に素人将棋かな 
        彼の世より式部したたむ落し文 
        がらんどう苫屋の中の涼しさよ
        清められ特攻浄土の蛍宿
        クレーン車の高く高くと炎天に
        薫風に浮かぶビル影池の面
        ご先祖を背負いて入る盆踊 
        木洩れ日に艶もつ雑木梅雨晴間 
        茂る森日差し一筋絵となりぬ 
        城址に男日傘は似合わぬもの
        白樺に漏るるソプラノ秋涼し
        白鷺の弓の汀を翔ちにけり
        蝉時雨フトたじろぎて止みにけり
        大驟雨蛙飛び出す山の道
        滝落ちて高千穂峡の静かなり
        たちまちに景色を変へし驟雨去る
        旅立ちの子らの応援遠花火
        玉解きし芭蕉揺れゐる国分寺
        チェンバロの音が響ける涼しさよ
        父母の帰るを願い茄子の牛
        妻籠宿街道裏の青田風
        梅雨明けの旅路へわらべバスの窓
        掌に包む蛍に異臭ありにけり
        手花火の煙はいつも我へ来る 
        寺男竹箒もて蜻蛉追う 
        天道虫飛ぶか戻るか草の先 
        遠い浅間の向こうに夏の雲が 
        同窓会鱧に酢の物すすむ酒
        遠花火す~っと上がり音もなし
        翔び遊ぶ蜜蜂一匹花胡瓜
        夏雲や風に流さることもなく
        夏座敷盆の支度の整いぬ 
        夏星座夜間飛行機音もなく
        夏帽子太郎と別れ惜しみけり 
        夏柳畦に残りて影深し
        煮魚の皿も鱧の身冷やし酒
        俄雨去りしあとには虹の橋
        にわか雨去りてひっそり衣笠草
        糠漬けの胡瓜は旨し日々飽きず
        濡れ八手ででむしひたと動かざる
        眠る子に団扇の動く世は遠く
        走り雨去りたる朝の花オクラ
        花胡瓜朝の光を照り返す
        ビオトープ児等の歓声茂りかな
        ひっそりと暮らして三歳夏柳
        ひらひらと指先交わす蛍かな 
        俯瞰して阿蘇のカルデラ夏の雲
        二人して汀ドライブ夏夕べ 
        船待ちて花火見上ぐる旅路かな
        文月やむなしく雲の過ぎるのみ
        ふるさとの七夕祭り炎揺れ
        降るように天の声するコンサート
        干し梅の笊にくしゃくしゃ夏旺ん
        星光るごとくに聴きし演奏会
        盆東風の鬨の声きく一ノ谷 
        みちのくの谷間にひそと百合の花
        南吹き髪に磯の香まとひつき
        峰雲に競ひて立てる白波ぞ
        山間を分けて老鶯声競い 
        山際に夕日沈むやトマト熟む 
        湯の宿の灯しを消せば蚊火残る
        夢を見るごとく夜道の月見草
        涼溢る飛沫を上げて子らの声
        隣家よりポロリ一粒実梅かな
        老鴬や柴灯護摩の大煙
        露天風呂石ころ多き造り滝


    写真は、19日の日帰り登山、「南木曾岳(1677m)」から眺めた中央アルプスの山並みです。もう雪嶺はみられませんでした。                             以上


    コメント18件を表示する 2008/07/20 11:24

    サークル句会のイメージ

    サークル句会

    サークル
    パブリック
    誰でもフォロー可