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  • サークル名:サークル句会


    参加者は18名、ご投句161句です。選句には、15名の方が参加してくれました。ありがとうございました。


    8点句(◎◎◎◎◎◎◎○)
        忘れ潮ひとつ一つに盆の月        苦瓜
        (◎◎◎◎◎◎○○)
        風鈴や奥に消へゆく京言葉        みき
    6点句(◎○○○○○)
        敗戦忌父は戦を語らざる          一歩    
        蜩や山から暮るる旅の宿          みき   
        (○○○○○○)
        もう誰も居らざる生家つくつくし    TOTORO  
    5点句(◎◎○○○)
        新涼や居住まひ正し墨を磨る       泥舟  
    4点句(◎◎◎○)
        掃苔や今年限りと母のいふ      まいるど   
        (◎◎○○)
        秋うらら古希のをみなの恋みくじ   TOTORO  
        子離れをいまだできずに鳳仙花    まいるど   
        (◎○○○)
        おしろいや花いちもんめもう一度     昇峰 
        (○○○○)
        秋の蚊帳乳足りし児のおちょぼ口   みすず  
        かなかなや彫りの薄れた墓の文字   みすず  
    3点句(◎◎○)
        情死てふ言葉は古ぶ酔芙蓉      まいるど
        火も影もそれぞれ寂し魂送         昇峰
        リハビリのわらべ歌聞く花槿        風花
        (◎○○)
        つまべにやネオンとどかぬ裏通り   まいるど  
        (○○○)
        狛犬の目ン玉朱色秋暑し       TOTORO   
        山門に入るやたちまち蝉時雨       一歩   
    2点句(◎◎)
        永らへてまた巡りくる敗戦忌       みすず   
        (◎○)
        悲しみを恨といふ国花木槿         昇峰
        しな書の達筆文字や茸飯          みき    
        蝉時雨阿吽の狛も息をつぎ     チビタンク    
        流れ星水の惑星掠めけり          麦秋  
        (○○)
        五島にはこの朱が似合ふ海紅豆     利明    
        潮騒や島影薄く夏の果て          碁路    
        島に生れ島を出でざるいぼむしり  TOTORO
        島を出て五十余年や天の川        苦瓜   
        秋色や鎮守の杜の佇まひ         泥舟    
        酔芙蓉雨の雫に紅うつし          昇峰    
        小さき花さがし小さき秋の蝶      コーヒー    
        二胡の音や路地に佇む酔芙蓉      mira   
        浜茶屋の旗のよぢれて秋の雲     まいるど    
        ひぐらしの鳴いて寂しき過疎の村    みすず  
        蜩やむかし鎮守の森ありき         一歩   
        ふるさとも甥の代となり鳳仙花       苦瓜   
        戻り船オランダ坂の灯の涼し       利明   
    1点句(◎)
        赤のまま虫の小さな息つかい       mira   
        秋風や梵鐘ひびく瀬田の橋        苦瓜    
        命なお競ひて蝉に大地あり        一歩    
        入れ替えし畳に塗り盆水蜜桃    チビタンク    
        切られても切られてもなほ夾竹桃     利明   
        蝉の穴ほのかに暗し終戦日       しょうく   
        長兄の選びし丘の墓参かな        風花    
        野ざらしの遺骨の叫び敗戦忌      mira   
        果て太鼓寄席のざわめき残暑かな チビタンク   
        水を行く糺の森の秋茜           苦瓜    
        (○)
        青臭き反戦論や原爆忌           一歩
        赤とんぼ動物園に入りにけり        昇峰   
        秋蝉や疲れし耳に今も鳴り       コーヒー   
        秋の色目には見えねどさやかなり     泥舟   
        明けやらぬ山やひぐらし試し鳴き   TOTORO
        礎は古城の証し大夏野           みき
        いとけなる子蟷螂の鎌青し         麦秋    
        言ふなれば井戸端会議糸瓜垣       麦秋   
        幼子の這ふ指先に蟻の列         みき    
        踊りの輪抜けて何やら立ち話      みすず    
        階段も坂もゆっくり墓参           昇峰
        かなかなと鳴けば玉音思ひけり      苦瓜   
        かなかなの声ばかりなる墓参かな     麦秋   
        かなかなや石積みの村遠見して   TOTORO    
        小言いふ妻をいなして糸瓜もぎ      麦秋
        コスモスや今日に幕引く日の翳り     泥舟    
        自転車の少女飛び出す糸瓜棚       一歩   
        島道の残る暑さよ錆錨         TOTORO
        しゃちほこの尾も垂れ下がる残暑かな しょうく  
        瀬田過ぎて翁の寺や法師蝉       しょうく   
        斥候の雀はべらす稲穂かな      TOTORO
        高みより鴉の声や秋暑し          泥舟
        通勤の足を急かせる蝉時雨        一歩
        月の浜竜馬の像と二人かな         苦瓜
        つくねんと夜半を慰む冷梅酒        風花
        長崎の鐘の音澄みて原爆忌        利明   
        墓洗うすがしき井戸の水汲みて      mira   
        昼寝して日の傾くを惜しみけり       利明
        みどり児の泣き声響く鳳仙花        風花
        夕立や一期一会の道の駅         みき
        行く風に一日儚き白木槿          mira 
        霊送る炎の揺らぎ大文字          利明
    無点句
        秋立つや探しあぐねし小銭入れ
        秋立つや中国人に文学賞
        秋立つや病床しんと寝静まる
        秋蝶や多情多恨をもてあます
        朝顔の余勢沖天目指しけり
        朝顔や束の間の妍競ひをり
        雨休みただゆったりと鎌を研ぐ
        稲の穂の実は固くなり風そよぐ
        移ろいを知らせし花か水芙蓉
        海ゆかば水漬くかばね敗戦日
        枝豆を食みつ声援オリンピック
        絵手紙の南アルプス雲の峯    
        おしろいの咲いて灯ともす赤提灯
        おしろいや深川めしに潮汁
        貝焼きの醤油の焦げに誘われぬ
        影長く夏の浜辺の薄暮かな
        門火焚く人の姿の優しかり
        かなかなの切れ字きまりて夕ざれる
        かなかなや木々に溶け込み暮るる街
        かなかなや烏と一緒に帰ろうか
        かなかなやまだ終わらない立ち話
        茅葺の秋立つ風に迎へらる
        カレー味辛味をまして夏終へる
        原爆忌父のかひなに嬰ねむり
        甲子園翔る球児の夏果てる
        紅蜀葵花びら閉じて一日終ふ
        声上げて童の廻る盆灯籠
        コスモスや夕風に鳴る窓ガラス
        駒下駄の音ぎごちなき盆踊り
        駒下駄の紅緒を締めて盆踊
        捌かれて至高の鰹たたきかな
        地酒持ち長男夫婦盆に帰す
        子孫と三代揃い墓参り
        滴りや五島にルルドの水を汲む
        シマヘビや車に頭砕かれて
        縦横に曲芸飛行天高し
        13億の人を束ねる聖火かな
        食欲の無くて葡萄の朝餉かな
        知らざりし朝のかんばせ夕木槿
        白木槿月に残りて蒼ざむる
        青春の思いの爆ぜて鳳仙花
        草原をこの日と千の赤とんぼ
        咀嚼とは物を噛むこと赤とんぼ
        種落ちて伸びきし木槿鮮やかに
        玉砂利を掃き整へて夏館
        多民族集ふ北京に花火揚ぐ
        ちちろ鳴く茅葺屋根や山の宿
        鎮魂に海も山も終戦日
        どことなく優しき風や秋初め
        ナーベラの咽喉越しのよき沖縄(うちな)かな
        流されし砂に咲きたる鳳仙花
        野の花に紛れし一匹赤とんぼ
        野良子猫育ちて散らす鳳仙花
        廃屋の崩るるままよ秋の風
        廃屋の南の壁に鳳仙花
        敗戦日真昼の暗さ防空壕
        萩散るやその人行方知らざりし
        爆撃機仰ぎて見しや防空壕
        話好きタオル片手に残暑かな
        浜木綿の香や初恋の側にあり
        ひぐらしや心閑かに里にあり
        蜩や空は水色宵近し
        ひと日にてほんのり色香酔芙蓉
        人まばら古刹の裏に鳳仙花
        日の丸の行進を見る花火かな
        仏壇に秋立つ清き風を入れ
        ふるさとや門火する家彼方にも
        北京からの声聞く目覚め朝曇り
        北京にも聖火が灯り夏の夜
        糸瓜棚塀越しに見て立ち話
        放牧の牛一塊に秋暑し
        盆の月涙で戦友偲ぶ人
        蚯蚓鳴く五線紙埋めし全音符
        民宿の居間に置かれし夏野菜
        目覚めたる嬰児にうすき団扇風
        夕暮て燗酒恋し秋に入る
        夕暮て一際高く蝉の鳴く
        夕暮れの日陰短く秋近し
        夕陽受け黄金色なり赤とんぼ
        宵風を通す窓辺に月明し
        洋食も箸で食ふべし文化の日
        よく見れば恥じらふごとし酔芙蓉
        早稲の香の及ぶ寺領を訪ねけり


    なお、誤字、コピー間違い等、何か不審な点がありましたら、お知らせいただけましたら幸いです。お気軽にお届け願います。
    コメント16件を表示する 2008/08/20 09:18

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