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  • サークル名:サークル句会


    9月第一回サークル句会を選句いただきましてありがとうございました。佳い句を選句して繰り返し読むことで、作句力がつくこと間違いなしと信じています。選句には17名の殆どの方が参加してくれました。心よりお礼申し上げます。

    なお、次回の投句締切は25日です。よろしくお願い申し上げます。



    8点句(◎◎○○○○○○)
        111.野仏は膝の丈ほど赤のまま    TOTORO
    7点句(◎◎◎◎○○○)
        94.魂を抜かれ糸瓜の干されけり      昇峰
        (◎◎○○○○○)
        175.和菓子屋の奥の大甕虫しぐれ  TOTORO
    5点句(◎◎◎◎○)
        43.風掬ふごとく蜻蛉を捕へけり      一歩
        (◎◎○○○)
        54.括らるる縁切り橋のこぼれ萩    まいるど
        (◎○○○○)
        46.かなかなや眠るがごとき釣の人    たもつ
        (○○○○○)
        30.言ふべきは言ひつくしたり法師蝉    利明
    4点句(◎○○○)
        35.うつむきて何か言ひたき白桔梗     風花
        156.焼きなすの一皮むけて秋の膳     一歩
    3点句(◎◎◎)
        47.機関車のガクンと動き夏終る      利明
        (◎◎○)
        153.飯食ふて眠る幸せ秋の風        麦秋
        166.ゆつくりとなぞる墨跡萩の風    TOTORO
        (◎○○)
        14.朝霧の湖の底なる銀の斧       しょうく
        53.空海も聞きし虫の音奥の院       苦瓜
        90.背伸びして白寿の笑顔秋澄めり     みき
        134.襖絵や残暑忘るる大書院        利明
        155.門閉ざす蘇峰草堂虫時雨       みすず
        (○○○)
        59.暮れなづむ村の畦みち曼珠沙華    昇峰
        106.長き夜やしをりを挿む文庫本      泥舟
    2点句(◎◎)
        33.鰯雲入江みどりを沈めをり      まいるど
        48.桔梗の茶室に静寂ありにけり    まいるど
        65.木の実降る森の奥なる美術館    まいるど
        (◎○)
        10.秋めくや皿に盛られしゆで卵       泥舟
        29.言はざりし重きひと言鰯雲        風花
        50.昨日より今日のか細さ秋の蝉      風花
        72.地蔵会のお下がり配る僧侶かな     一歩
        83.新涼や空欄埋める予定表        泥舟
        108.永らへて去年の花野に逢ひに行く  みすず
        118.晩学に勤しむ致仕や秋灯       一歩
        142.窓という窓あけ残暑放ちけり     みすず
        (○○)
        24.一千の雲になりたる鰯かな     昇峰
        34.浮雲や色なき風に背を押され      昇峰
        41.柿の実の色まだ浅き朝の空      mira
        63.コスモスや色なき風を彩りぬ      風花
        71.姿勢良き英人教師白桔梗      まいるど
        97.蔓草のからむ碑花野道       TOTORO
        99.伝説の河童が淵ぞ秋気澄む    TOTORO
        101.遠き日の風を残して赤とんぼ     mira
        105.蟷螂の首を傾げて策を練り      利明
        116.花野にて童の歌ふはとぽっぽ     風花
        163.夕闇の窓に潮騒八月尽        苦瓜
    1点句(◎)
        15.朝顔や日陰に咲きて永らへよ    夢想人
        16.朝粥に半熟たまご八月尽      まいるど
        17.足取りの軽き仕草の村芝居       みき
        52.金銀の鈴も交えて虫の宴        一歩
        56.雲流れ筑波の裾の稲穂波        みき
        77.主役とて時にはとちる村芝居     苦瓜
        160.山粧ふこけし工房轆轤音        麦秋
        176.わけもなく無花果がすき猫がすき コーヒー
        (○)
        6.秋雨にけぶる外灯旅の宵         風花
        12.朝顔の萎るる襞の暮色かな       昇峰
        13.朝顔や原爆ドームの骨の錆び     利明
        18.足早に季節移ろふ初あらし       風花
        21.あるなしの風にコスモス揺れにけり   mira
        32.鰯雲伊豆の土産にくさや買ふ      苦瓜
        39.踊る子ら微笑の先父母の居り    夢想人
        51.金閣の池にさざ波秋の風        苦瓜
        64.子に教へその子にも又木の実独楽   苦瓜
        66.これからの世を見抜くごと蜻蛉の目 しょうく
        69.ざわめしき桟敷しづまり村芝居     みき
        70.残照に人影溶ける塀の秋       みすず
        73.下向いて木の実並べてゐる子かな   昇峰
        74.信濃路は四方に山の莢かなり     mira
        78.巡拝の至る讃州豊の秋       TOTORO
        79.徐行する貨物列車や秋暑し       泥舟  
        80.処暑となるいまだ寝苦し夜残し    夢想人
        82.白日傘少し傾け頬笑みぬ        麦秋
        86.すすき野に北斎の富士傾けり      昇峰
        87.裾紅葉静かに開く八ケ岳         麦秋
        88.すれ違ふ佳人の香り秋の風      みすず
        89.青春は湯船に聴きしつづれさせ    しょうく
        100.天高し君子は襟を正しけり       一歩
        103.等身の五百羅漢よ霧襖      TOTORO
        109.濡れ残る南瓜一玉庭の隅        泥舟
        112.萩の花箱に咲かせて路地の家    みすず
        119.晩学の珈琲うすく虫の夜      TOTORO
        125.蜩や黄金に染まる街の角      夢想人
        127.蜩や辛き思ひはしまひ置き     夢想人
        132.ひとひらの雲もなき空荻の風    コーヒー
        139.微笑みも泣き顔もある木の実かな まいるど
        140.マイペースそれも生き方秋の海    mira
        147.見つめる目何を捕らへる秋蛙   チビタンク
        148.見る人もなき露草の青の冴       一歩
        169.寄り合ふて話の尽きぬ夜長かな    苦瓜
        171.頼朝のかけし街道秋桜        みき
        172.流亡の島々かけてうろこ雲     まいるど
        173.輪唱の虫の声にて送らるる     風花
    無点句
        1.赤蜻蛉くるりくるりと架の先に
        2.灯り無く山湯の陰にちちろ鳴く
        3.秋灯頬杖ついて雨を聞く
        4.秋暑し修正きかぬ句またがり
        5.秋桜咲けば切に逢ひたき人ばかり
        7.秋雨の則を超えたる大雨かな
        8.秋の蝶岩陰に風避けをりぬ
        9.秋祭り果て散る路地に下駄の音
        11.秋めくやラジオ聞きつつ庭手入
        19.雨強し猩々舞ふか破芭蕉
        20.雨止まず朝顔の花命終へ
        22.淡くつくをみなの髪に花野の香
        23.幾重にも連なる丘に秋気満つ
        25.一朝に稲刈り取られ風ひろぐ
        26.居ながらに笹百合賞づる郷の宿
        27.稲妻は一瞬なれど音怖し
        28.稲刈りの時を迎へて老二人
        31.色付きの夢を操り虫の闇
        36.産声と競ひ合ひたる虫の声
        37.えのころや鐘楼堂の隅の棟
        38.音消えて民俗館の砧かな
        40.踊る人恥かしさ乗せ手は半ば
        42.限りなくくねる野道や昼の虫
        44.かなかなの鳴き会ふ夕べ来たりけり
        45.かなかなもみんみんもいる屋敷林
        49.桔梗は青き山気を身ほとりに
        55.下り鮎蒼き淵にぞ集ひたり
        57.雲の峰只黙って眺めをる
        58.車椅子はたと止りし萩のもと
        60.「黒髪」の地唄舞見る夜長かな
        61.渓谷の樹木の囲み秋気満つ
        62.コスモスが休耕田に咲く平和    
        67.声高に鳴き交わす鵯(ひよ)夜明けかな
        68.サルビや佐倉に古き義人伝
        75.ジャズ三昧心弾みて八月尽
        76.銃提げし人消へゆけり朝の霧
        81.白萩を舟から引けば零れけり
        84.新涼やコーヒーポットの湯を冷ます
        85.新涼や深き里山瀬の速し
        91.空の澄み仏顔なる秋の月
        92.台風一過原初の空を賜れり
        93.卓上の水は澄みつつ月出づる
        95.千草野や真面目に歩く犬と人
        96.築山は雨たっぷりと厄日かな
        98.デパートのペット売場も虫の秋
        102.遠花火轟く音の懐かしき
        104.灯台の影の回転山葡萄  
        107.長々し夜の雷鳴震ふ胸
        110.ねこじゃらし自転車を押す登り道
        113.箱根路の噴煙昇り鰯雲
        114.バックパックの姉妹駈け行く花野かな
        115.花葛や中空高く揺れてをり
        117.母逝きて心の痛み百合の花
        120.引潮の行方を見つつ八月尽
        121.蜩に負けじと子らの声高く
        122.ひぐらしの声ふるさとの山河かな
        123.蜩や否応無しに年嵩ね
        124.蜩や浮の沈める竿の先
        126.蜩や空に半月掛りけり
        128.蜩や沼辺に人の気配して
        129.蜩や沼を見下ろす坂の道
        130.蜩やみんみん蝉も鳴く沼辺
        131.人影に一瞬止める虫の声
        133.ひとり来て色なき風の産土よ
        135.訃報来て空っぽの身や宵の秋
        136.糸瓜水取りて思ふは子規のこと
        137.豊穣の稲に吹く風豊かなり
        138.鬼灯の鳴らす子もなく虫喰へり
        141.街中に狸出で来る月夜かな
        143.水澄みて茶室の庭も季の移り
        144.水澄みて天ひとひらの雲もなく
        145.水たまり顔映しあふ児に蜻蛉
        146.三日三晩眠らぬ町や風の盆
        149.虫しぐれキー打つ音もひそやかに
        150.虫の音や父を待ち日の遠くなり
        151.村芝居はや花道で大見得を
        152.名曲に名を教わりぬ秋桜
        154.木道の至佛に続く星月夜
        157.夜叉の舞ひ舞ひくづれつつ霧襖
        158.藪からし手ぐれば虫の飛び立てり
        159.山小屋に月の声ありガラス窓
        161.闇深しすだく虫の音限りなく
        162.夕月や松にもふれて与謝の海
        164.逝く秋や玻璃越しに見るけむり雨
        165.行く夏の寂しさとどめ雲流る
        167.由布院の山水となる霧の朝
        168.夜のしじま身ほとり去らぬ秋の蝿
        170.夜を漕ぐ四日の月の漂へり
        174.露天風呂近くて遠き虫時雨



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    コメント17件を表示する 2008/09/11 11:01

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