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  • サークル名:サークル句会


    今年2回目のサークル句会互選結果です。最多点句はTOTOROさんとお三方、5点句もお二人と接戦でした。


    6点句(◎◎◎◎○○)
      34.風邪の子に一匙づつの褒めことば  TOTORO
       (◎◎◎○○○)
      139.膝に声掛けて立居の去年今年    夢想人
       (◎◎○○○○)
      82.白糸の滝百条の氷柱かな       夢追人
       (◎○○○○○)
      13.石段の程よき歩幅藪柑子        苦瓜
    5点句(◎◎◎○○)
      132.初雪や男坂にも薄化粧        みき
       (◎◎○○○)
      190.をとこには聞かせぬ話まろめ餅   みすず
    4点句(◎◎○○)
      16.凍て雲に光こぼして明けの月      一歩
      152.伏せ犬の上目使いや冬うらら    みすず
       (◎○○○)
      118.日常に戻る閑けさ寒の入       昇峰
       (○○○○)
      7.あの里のあの日溜まりの冬菫     コーヒー
      11.荒星や母のものなど身に纏ひ    TOTORO
      109.隣家は双子の姉妹福寿草      夢追人
    3点句(◎◎○)
      26.大いなる牛大書せし初便り       利明
      43.関節のほきと鳴りける寒稽古      麦秋
      51.着膨れて母は背中を掻けと云ふ     苦瓜
      52.口開けて見ている歯科の冬の窓    みすず
      57.後悔に似て浮き出でし餅の黴    しょうく
      71.静かなる利根の流れや山眠る      みき
      162.故郷を耳で拾いし霜柱        みき 
       (◎○○)
      90.大寒や磁気帯びてゐる指の先      泥舟
      144.日の匂い溜めて大輪寒ぼたん    mira
      166.汀へとつづく足跡雪女郎     TOTORO
       (○○○)
      76.霜柱土に命のあるごとし      コーヒー
      108.特攻の生きて八十路の春に逝く   夢追人
    2点句(◎◎)
      9.編み棒の先より冬が忍び寄る      みすず
      134.鼻声の電話きてより風邪心地   TOTORO
       (◎○)
      25.老二人病知らずや宝船        夢追人
      62.この道を恵方と決めて朝歩き      一歩
      63.木漏れ日に翅半びらき冬の蝶    まいるど
      74.霜解けの光まといてバスを待つ    mira
      143.日の匂い集めて甘き干大根      一歩
      157.冬の芽に泪のごとき雫かな    まいるど
      178.山並は全て鈍色寒夕焼        泥舟
       (○○)
      5.明日香路や大和三山初霞        苦瓜
      27.桶の音湯小屋にひびく寒九かな   まいるど
      29.屈み見ればまだ実の一つ藪柑子   コーヒー
      58.五円玉ひとつに託す残り福     TOTORO
      65.防人も越へし峠や霜の声      しょうく
      73.霜降りて野山の音を鎮めけり      一歩
      102.石蕗の黄に宿世の翳りなかりけり まいるど
      124.初がすみ破船に高き海の音      昇峰  
      149.貧すれど鈍せず一人霜を踏む   しょうく
      174.もったいない母の口癖冬座敷     みき
      175.焼餅のすねてふくらみ弾けけり   mira
      181.ゆっくりと歩けば見ゆる寒の街    昇峰
      188.凛として咲く紅梅の気魄かな    mira
    1点句(◎)
      24.絵手紙に光溢るる福寿草       夢追人
      30.鏡餅まな板の上に納めたり      夢想人
      37.亀石の地を噛み聞くや霜の聲      利明
      98.致仕したり厨の隅に鏡餅      しょうく
      101.鎮魂の竹燈籠や寒の朝        泥舟
      104.デパートの前に屋台の焼芋屋     麦秋
      116.縄跳びや大波揺れて子等を呑む   夢想人
      153.冬菊の中に燃しぬ恋の文       麦秋
      183.湯豆腐や幾星霜の凹み鍋    チビタンク
       (○)
      8.余るとも母の浸けたる寒の餅    チビタンク
      18.凍蝶の止まりし肢に意志を見る   コーヒー
      23.美しき頤みせてマスクかな       泥舟
      35.語部に囲炉裏の影の大写し    チビタンク
      36.かみしめる程の恋なしはだれ霜    みすず
      39.川波の揺れも止まりぬ寒の内   チビタンク
      42.寒忍父に倣いて職を継ぐ     チビタンク
      50.着膨れて工事現場の誘導夫       毛呂
      59.心地よし指に冷たき若の水      夢想人
      60.骨董に風の舞ひをり初大師     まいるど
      61.琴の音に和して和みの冬ぼたん    mira
      64.西行の独り聞きしか霜の聲       利明
      70.三匹の猫の陽だまり大くさめ    TOTORO
      78.淑気満つ青葉城址に反射光       風花
      79.静寂を更に深める冬銀河        みき
      80.声明の気をふるはせて初御空      利明
      81.声明の底冷えやぶる丑の刻      夢追人
      86.痩身をしならせ鍬を寒の空     まいるど
      87.蒼天の機影糸引く冬日和        一歩
      88.大寒の富士に吹く風頬を刺す     mira
      94.達磨忌やふはり落ちきし冬の蝶     麦秋
      96.暖冬も風に晒さる根無し草       柑児
      97.探梅や町内めぐる垣根越し       昇峰
      100.地の果てに畑耕さむ冬すみれ   まいるど
      106.出不精の殊更つのる寒の内    コーヒー
      111.仲見世の賑わひ続く松飾り     たもつ
      112.仲見世や外人客も小正月      たもつ
      113.亡き友を抱き生駒の山眠る      麦秋
      114.菜の花や夫は逝きしと遠電話     麦秋
      119.虹色の襞のぞきたる冬木の芽     昇峰 
      122.野地蔵の連座に隠る藪柑子   チビタンク
      126.初稽古豆剣士らの凛々しくて    夢追人
      136.羽広げ日に干す鳥や寒の川    コーヒー
      141.人よぎるヘッドライトの寒さかな   泥舟
      142.一人居の一菜とする寒卵     まいるど
      146.秒針を刻む大地の霜夜かな      みき
      156.冬すみれ昨日の雨の匂ひして     昇峰
      167.水光る糺の森の淑気かな       苦瓜
      168.三ツ星の味より妻の雑煮膳      みき
      171.持ち上げし土の重みよ霜柱    しょうく
      172.餅小さく小さく分けて介護膳   しょうく
      185.夜なべして繕ふ母の背な丸き     風花
      189.渡り了へ凍蝶に合ふかずら橋     苦瓜
    無点句
      1.あげまんを売る店もあり小正月
      2.浅草に友と語らふふぐ料理
      3.浅草や同窓会のふぐ料理
      4.朝霜やカーブミラーを塞ぎをり
      6.温たまるシチューの味や寒の雨 
      10.諍いを終えて仰ぎし冬の虹 
      12.ある日の午後凍蝶つひに飛びにけり
      14.胃丈夫で七日過ぎてもきなこ餅
      15.一羽二羽鶫が走る沼辺かな
      17.凍空の飛行機雲に新た雲
      19.凍蝶は眠りてゐると思ひけり
      20.凍蝶や日の差したれば身じろぎぬ
      21.凍てつきし鳥空にあり星願う 
      22.囲炉裏の火カムイコタンの神語る
      28.外套の襟立て待つや路線バス
      31.粕汁や箸で押さえて母を吸う 
      32.風あらぶ夜空煌めく冬銀河
      33.風邪の気の抜けぬままなり茶を啜る
      38.川魚の燻されてゐる囲炉裏かな
      40.寒泳や気温九度の曇り空
      41.寒泳や気迫のこもる桴捌き
      44.寒の内お茶請けの雄豆羊羹
      45.寒の夜の突然聞きし赴任令
      46.寒波来る帝釈天の草団子
      47.寒芽ぐむ土蔵の見ゆる黴の家
      48.還暦の笑みの童心霜柱
      49.葛餅で嫁とお茶する女正月
      53.首筋に不意の一粒霰落つ  
      54.汲み上げし寒九の水に浸ける餅 
      55.剣道場床の冷たく光りをり 
      56.玄米餅その不縹緻の滋味深き 
      66.さくさくと霜踏みしめてポストまで
      67.諭す子に餅の膨るる様を見せ
      68.寒さうな通過列車や無人駅
      69.山荘を訪ねそこらの梅探る
      72.芝居はね帰る真上に冬銀河
      75.霜の聲古都悠久の眠りかな
      77.霜晴れや烈風富士を目交ひに
      83.ストーブの点け役なりし日曜日
      84.すねた子に機嫌直しの餅焼く香
      85.関越えりゃお椀に丸き雑煮餅
      89.大寒や一喝篭めて起床せり
      91.大寒や少し暢気に生きようよ
      92.大寒や火を放したる上り窯
      93.大仏の施無畏に満つる淑気かな
      95.団子餅食べて忙中閑のあり
      99.血のにじむ咽喉(のみど)枯らして雲雀逝く
      103.手習いの燃え止し昇るどんどかな
      105.手袋を妻にあずけて御手洗に
      107.電線に動かぬ鳥や寒の雨
      110.トンネルの口ぽつかりと探梅行
      115.縄跳に入りかねたる童かな
      117.賑は??つ七日粥
      121.軒下に積み置く薪に寒の雨
      123.白鳥の羽の力や大淡海
      125.初観音鰐口の緒も強く揺れ
      127.初霜や靴にサクリと当たる音 
      128.初糶や大間鮪の青天井
      129.初大師賓頭慮(ビンズル)さんの脛撫でる
      130.初場所や厨の妻も手を止めて
      131.初雪や淡き思ひを絵手紙へ
      133.初笑翁媼の皺寄せて
      135.話尽き河豚雑炊となりにけり
      137.冷へびへと世にこと起こる怖さかな
      138.ひさかたに尋ね来る人積もる雪 
      140.日溜りに車を洗ふ寒さかな
      145.秘文書を閲す地下書庫寒厳し
      147.鰭酒にマッチを点すふぐ料理
      148.鰭酒に酔ひも楽しき河豚料理
      150.膨らみて嘴のみ黒き寒雀
      151.冨士の影浮び立たせて寒入日
      154.冬座敷老いたる伯父の箱土産
      155.冬寒やこんこん咳が二階より
      158.冬深し太き編み棒みぎひだり
      159.冬萌の兆しも無きや窓の外
      160.冬萌の櫟林の目覚めかな
      161.ふるさとは杵搗き餅の粘りかな
      163.紛らわし屋根にすべりぬ霰かな 
      164.マスクとることもなからう紅ひかず
      165.松納め一つの区切り天仰ぐ 
      169.宮人の好む色合い冬菫
      170.虫穴の友の手袋見てしまい
      173.餅花の仲見世通りに落とす影
      176.矢印に沿ひて歩むや初大師
      177.藪柑子赤子のやふな珠を抱き
      180.雪しまく津軽三味線撥激し
      179.雪掻きを終へて一時湯に浸る 
      182.ゆっくりと花ゆっくりと冬薔薇
      184.指人形障子に写すは誰なるか
      186.夜更しの背後に在す風邪の神
      187.寄合ひの先ずはひとこと寒見舞ひ


    なお、誤字、脱字等、間違いがありましたら、お知らせいただけると助かります。よろしくお願いします。
    コメント19件を表示する 2009/01/26 10:48

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