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  • サークル名:サークル句会


    この度は、私事での早目の締切りにご協力をいただきましてありがとうございます。たいへん心配なことに無一さんが今朝から入院とのことで、今回は休会となりました。お早いご退院を祈りたいと思います。参加者は、22名、110句です。いつもの通り、特選一句と入選五句、計六句を選句いただきますようお願い致します。


    01.秋暑く往還で売る野菜もの
    02.秋涼し読経の声のよく徹る
    03.秋蝉の溢れてゐたる耳の中
    04.秋蝉や書写の山へと登り坂
    05.秋立つや一筋の風肌一過
    06.秋めくや異人のせたる人力車
    07.あと一本出ずに球児の夏終わる
    08.あの舟がうちの火点し流燈会
    09.天の川横たふ丘に赴任せり
    10.洗い髪仄かに匂ふ女子大生
    11.生御魂席をゆずるも生御魂
    12.一休の竹筆掠る風の秋
    13.稲光無声映画を見るような
    14.居眠りの人もたれ合ふ残暑かな
    15.鰯雲見知らぬ町の旅思ふ
    16.裏白を見せず紫紅の葛の花
    17.瓜茄子と仲良く御座す魂送り
    18.枝先に露風の詠みし赤とんぼ
    19.恵林寺の三門に啼く法師蝉
    20.炎昼やこの街角も選挙カー
    21.大鳥居くぐる参道涼新た
    22.落蝉の処選べぬ哀れかな
    23.音消して明かりも消して虫の夜
    24.踊る手の風つかむごと放すごと
    25.かなかなやとろとろ夕日沈みけり
    26.過敏なる留守の隣家の軒風鈴
    27.噛み跡のまだ彩青き蛇葡萄
    28.神々の里はるかなる大夏野
    29.川底に日の斑揺れゐる水の秋
    30.気がつけば燕は去りて流れ雲
    31.気疲れの性は一生つくつくし
    32.口づけば君の肌さらに水はじく
    33告知あり限りある身や酔芙蓉
    34.竿の先風の連れきし赤とんぼ
    35.寂しさも少し心に残暑かな
    36.三代が揃い迎え火門の口
    37.汐の香の肌に滲みいる晩夏光
    38.しなやかに紫紺の極み秋なすび
    39.集落に臨時船来る盆の月
    40.昇仙峡巨岩奇岩や秋気澄む
    41.浄土では下に坐(おはす)か盆の月
    42.昭和史は夢か現か蝉時雨
    43.新涼や朝の散歩を再開す
    44.酔芙蓉真白く咲いて裏切れず
    45.水蜜桃食ふやキラキラ蜜の垂れ
    46.蝉時雨みんみんみんじみんみんじ
    (民民民自 民民自)
    47.蝉の骸還る土無きビルの街
    48.退社する日差しにたつぷり秋の色
    49.大佛へ道標傾ぐ百日紅
    50.大砲の海峡狙ふ暑さかな
    51.滝音や力の束が落ちてくる
    52.楽しみは尽きぬほどあり秋の夜
    53.父と娘の秋蝶追いし帽子かな
    54.ちちははの盆提灯の瞬きぬ
    55.ちり一つ落ちる事なき青き空
    56.積み上げし土嚢乾くや天高し
    57.艶めきて浴衣に包む日焼け肌
    58.露草やこの青色の絵の具欲し
    59.露草や負けず嫌いの子の涙
    60.吊り橋を揺する風にも秋の声
    61.出番待つ我が身の鼓動菊の酒
    62.どこまでも黒一線の蟻の列
    63.道産子の歩み優しき花野かな
    64.どっと湧く大道芸や鰯雲
    65.寅さんの街売り歩く新豆腐
    66地震の地の避難解除や秋暑し
    67.亡き妻の草履も揃へ盂蘭盆会
    68.茄子の馬胡瓜の馬にもたれもし
    69.何事もなかつたやうに秋の水
    70.訛りある歌も自慢の盆踊り
    71.新妻の濡れしおくれ毛晩夏光
    72.西門に群れ咲く木槿喪中宅
    73.日輪の手加減知らぬ暑さかな
    74.ぬくもりの友ある幸せ処暑凛と
    75.喉過ぎて故郷と思ふ秋の水
    76.敗戦日命一文字認めむ
    77.墓だけが残る田舎の桐の秋
    78.鉢巻のダミ声手振る秋暑し
    79.花好きを夜に集めて月下香
    80.蜩の千秋楽や石舞台
    81.蜩や叶わぬ夢を追う如く
    82.蜩やふと目を通す求人誌
    83.人肌に温めし酒や名は知らず
    84.緋毛氈離れて語る秋あふぎ
    85.昼下がり情事の果ての蝉時雨
    86.風鈴や信濃に残る塩の道
    87.吹く風に草の匂へる秋暑かな
    88.踏み入って飛蝗の昼寝覚ましけり
    89.ふるさとの祖谷渓照らす盆の月
    90.故郷の橋を数えて墓磨く
    91.踏ん張りて真菰の上のなすび馬
    92.法師蝉誰か訪ねて来たやうな
    93.水引や安達ヶ原の黒き窟
    94.もう誰もいない浜辺や秋の潮
    95.もの忘れの年相応に赤のまま
    96.門柱に手斧(チョウナ)の痕や蛍草
    97.山襞をちぎれちぎれの霧上る
    98.山百合の花粉零るる足湯かな
    99.夕空に風吹き初めて酔芙蓉
    100.夕虹や明日香の里に眠る祖母
    101.よい人と言はるるばかり男郎花
    102.良き縁の噂ひそかに蛍草
    103余生なるものなどなしに秋の蝉
    104.予兆なれ昨夜の君の肌熱き
    105.夜の秋愛の極みに君流る
    106.夜の秋余生というはまだ早き
    107.立秋や紅茶にミルクたっぷりと
    108.流燈の固まりてゆく沖の闇
    109.老僧の説話やさしき盂蘭盆会
    110.ゑのころの風や鐘楼見上げては


    転写において
    コメント23件を表示する 2009/08/25 08:28

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