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  • サークル名:サークル句会


    サークル句会の皆さん、今回も多大のご協力をたまわりまして、誠にありがとうございます。ご投句は23名、115句になりました。俳句は鑑賞されることで、ひとり立ちします。今月はどんな秀句が集まっているでしょうか、たいへん、楽しみです。
    選句は、特選一句、並選五句の計六句をよろしくお願いします。
    訂正:50 持ち→盛り


    01.藍染の阿波の土産や秋扇
    02.哀調の胡弓ひびかふ風の盆
    03.青紫蘇を刻みし薬味新豆腐
    04.赤牛の草食ぶ野辺や蕎麦の花
    05.秋扇思い出たたみ引き出しへ
    06.秋風や記憶のすぐる祖母のゐて
    07.秋風や暖簾の裏の文字くつきり
    08.秋の日の溜息深し牛の角
    09.明時の星座傾き虫の声
    10.浅草の夜店の匂ふ菊の酒
    11.脚止めて山の灯りかこぼれ萩
    12.雨やどりしずく大きく青葡萄
    13.慌しく台風去って退院す
    14.居酒屋の鰯づくしの皿灯り
    15.無花果が好きでしたねと仏壇に
    16.稲雀風を興して大うねり
    17.稲妻の音遠ざかるころ船出
    18.鰯喰ふ妻の二言耳にたこ
    19.鰯雲前には赤城背に榛名
    20.打ち寄せる波のにほひや秋立てる
    21.枝豆に銚子と猪口を八寸に
    22.枝豆の夜な夜な立ちて歩くらし
    23.枝豆や酒を断る術知らず
    24.枝豆や湯上り娘と名付けられ
    25.往還の仮小屋で売る葡萄かな
    26.奥の間の紙燭の揺れやちちろ鳴く
    27.おちょぼ口無視され秋の金魚かな
    28.香りのせ筑波の裾の稲穂波
    29.かくありし君の面影白芙蓉
    30.風さそふ三井の晩鐘秋茜
    31.かなかなや謎深みたる酒船石
    32.竈馬鳴る翅あらば好かれもし
    33.絡み合う釣り糸ほぐす秋日和
    34.刈り草に埋もれて鳴きぬ残る虫
    35.喜寿祝ふランプの宿の虫時雨
    36.草ひばり夜明けの風を道連れに
    37.愚直にも野心払いし曼珠沙華
    38.くっきりと峰影九月ゼリー盛る
    39.くるくると蓑虫風と戯るる
    40.苦しくて日の暮れかなし曼珠沙華
    41.くれなゐの夕光のなか思ひ滾つ
    42.鶏頭や岩肌粗き碑の座る
    43.珈琲のミルクたつぷり秋の夜
    44.蟋蟀や母のお焦げの塩むすび
    45.コスモスの色の丁シャツ似合ふ妻
    46.こすもすや白川郷の雨上り
    47.この街で生まれ育ちて鰯雲
    48.竿させば誰かと問ひに鬼やんま
    49.爽やかに朝の段畑鎌をふる
    50.参道の萩盛り上がりこぼれをり
    51.潮風のつんつん弾く吾亦紅
    52.潮騒は繰り言ばかり秋の海
    53.爺婆のこればっかりや新豆腐
    54.斜暉くれば芙蓉の花心抱かれゆく
    55.新蕎麦やそば湯の滾る音のして
    56.芒原越ゆる立山雲抱く
    57.清流にカヌー任せば鰯雲
    58.せがまれて子の客となる赤のまま
    59.対岸は羽田空港芋の露
    60.他意の無き言に反応野分くる
    61.立待月読経の声の透き通り
    62.峡深し忘れたころに葦雀
    63.旅の夜の風爽やかに五平餅
    64.地下道を出れば石榴の色の街
    65.掴むもの無き蔦かずら宙を行く
    66.つまみ喰いとまらぬとまらぬダダチャ豆
    67.露しとど宝冠光る草の群れ
    68.蔓を切りぶだうの重さたなごころ
    69.掌に乗るほどの幸秋に入る
    70.点滴の冷たし未だ明けやらづ
    71.蟷螂の宇宙人の声聞きゐるか
    72.討論の決着つかず秋扇
    73.飛び立つを躊躇する身に海溢る
    74.虎の首撫でるがごとし鶏頭花
    75.流れ橋架け替へられて秋桜
    76.鳴き止みて闇をかぶさる虫の庭
    77.はたはたの跳べば日の斑を散らすごと
    78.初秋のふとすれ違ふ電子音
    79.花冥く生るる夢あり天の蜩
    80.花咲きてわがむらさきの海生まる
    81.鄙恋ひし母の嘆きや虫時雨
    82.表具屋の糊の乾きも九月かな
    83.ふつくらと日差し集めて稲干され
    84.葡萄色の山並み近く秋の朝
    85.頬に添ふすすきに粗き日の匂ひ
    86.ポケットにビー玉ひとつ秋夕焼
    87.誇らしくダム湖に映る雲の峰
    88.ぼた山の天辺高し鰯雲
    89.墓碑銘は陸軍大佐百日紅
    90.本州の最西端に秋の蝶
    91.斑尾の風透きとほる吾亦紅
    92.窓ごとの小さな幸せ鰯雲
    93.実柘榴やすくすく子らの育ちけり
    94.蓑虫の暮れ残りゐる山の里
    95.見舞とは告げずに交す菊の酒
    96.耳鳴りに非ず闇夜に地虫鳴く
    97.みんみんの声を数へてしまひけり
    98.虫かごに蝶の蛹も囲われし
    99.虫しぐれ気ままに更くる鄙暮し
    100.胸平らな女佇む夕月夜
    101.村あげて成人祝う盆の月
    102.目黒駅秋刀魚祭の香と煙り
    103.目標を数多残して吾亦紅
    104.舫い舟ぶつかり合ひて秋浅し
    105.夜業して帰路はいつしか虫時雨
    106.夕暮れの空が似合ふよ赤とんぼ
    107.遊覧船流星のごと着きにけり
    108.夢語る女杜氏や蕎麦の花 
    109.羊群の渡りて行くも秋燕
    110.四つ辻の
    コメント23件を表示する 2009/09/11 04:59

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