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  • サークル名:原風景を歩く(O.C.)


    11月も間近になると、湿原は霧に覆われはじめます。
    湿原の縁の木道をたどると、もはや湿原の水面は見えず、乳白色の霧の中に、ミズナラの影が淡く霞んでいます。
    小鳥たちの声もきこえません。
    木道を歩く自分の足音だけが霧の中に響くのみです。
    すると、突然、霧の帳の中から甲高く震える声が、一瞬湿原を渡ってゆきます。
    甲高く、それでいてものがなしい声です。
    そうです。
    秋の深まりのなかで聞く姿を見せない鹿の声です。
    古代の万葉人たちが、歌にしたのはこの声だったのです。
    コメント3件を表示する 2009/10/28 11:19

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    原風景を歩く(O.C.)

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