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  • サークル名:サークル句会


    1月サークル句会の第二回目です。参加者は26名、出句130句で今回も激戦です。選句は特選一句、秀作五句の計六句をお願いします。選句締切りは、29日(金)午後9時までとさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。


    01.青空と立木閉じ込め池凍る
    02.暁の寒の水汲む阪神忌
    03.揚げと葱刻みて京のかけうどん
    04.明け遣らぬ朝の静寂に冬の雷
    05.朝ぼらけ障子の桟に薄埃
    06.荒磯の富士壷愛し寒土用
    07.凍鶴のときおり鳴きて息白し
    08.愛し子の抱きてはなさぬ破れふとん
    09.岩観音鰐口の音冬ざるる
    10.岩崩を咬む白波や実朝忌
    11.埋火や一日かけてただ一句
    12.薄氷や生命線のおぼつかな
    13.薄氷を飾りルルドの聖母像
    14.歌かるた日ごとに薄れゆく昭和
    15.旨さ増す常温の酒寒に入る
    16.上役の愚痴に煮詰まる牡丹鍋
    17.駅前に菜の花盛り辻楽師
    18.大注連の少しくゆるむ「るりの滝」
    19.大真珠秘めたる殻や冬の雲
    20.大空へ麒麟の頸の風邪ごこち
    21.お降りと白寿のものいひの美しく
    22.おでん屋のゆれる暖簾や湯気高く
    23.表富士裏富士仰ぐ旅始
    24.掛取りの母の算盤五ツ珠
    25.風花や媼の坂の捗らず
    26.風花や浄瑠璃寺の池塘に居
    27.風花や牛舎の窓は閉ざされて
    28.風花や天女が撒きし花の屑
    29.風花を黒きコートのくぐり行き
    30.傾きし光を包み障子染む
    31.粥占や男の開ける釜の蓋
    32.枯木星一つ流れて尾根に消ゆ
    33.枯葎錆びた自転車覗き見え
    34.寒鴨の二羽よりそひて動かざる
    35.寒空にはためいている草木染め
    36.寒月や鎌の尖りて富士に入る
    37.寒月や子の里帰り待ちあぐね
    38.寒月や斜め右方に陽は残り
    39.寒の川肥えて動かぬ鯉の群
    40.寒の水筧の影に隠れをり
    41.寒の水浸し彩る俳画筆
    42.聞こえきてはまた遠ざかる春の音
    43.如月や風に押されて修行僧
    44.切岸に寄せ合ふ甍寒椿
    45.金閣の池にさざなみ御慶かな
    46.金筋の猫の駅長冬帽子
    47.九九の声湯舟に響く春隣
    48.具足武者も越へしか霜の切通し
    49.車椅子たたみ草萌までの距離
    50.効能の歪んでゐたり風邪心地
    51.酷使する肝に届けと寒蜆
    52.今年あり歳の財産一つ増し
    53.この国は砂の中より初日の出
    54.これよりは独りで迎ゆ蕗の薹
    55.笹鳴きや寺の和尚のはだしで出
    56.残身の美しき弓音淑気満つ
    57.しがらみを存分解かし年あらた
    58.始業ベル今朝静かなり流行風邪
    59.四五本の氷柱連なり落ちにけり
    60.尺寸の離島の畑冬すみれ
    61.シヤッターの音に震へる寒牡丹
    62.正月や胸当て赤き野の地蔵
    63.障子穴目が出手がでて子供かな
    64.新年会余生齢の坂いくつ
    65.水仙の群れに群れたる水没村
    66.捨てかぬる父のオーバー重々し
    67.咳も出て熱にうなされる風邪の床
    68.セスナ機の音に抑揚冬ぬくし
    69.千秋楽待つ帚目の淑気かな
    70.象の鼻春待つ君にとどきそう
    71.早梅や旧街道の陣屋跡
    72.大寒の鏡に写る伸びし髪
    73.大寒の竹林荒ぶ夜叉のごと
    74.大寒や吐く息白く頬覆ふ
    75.大水車蕎麦挽く音や雪野原
    76.足袋脱いて変わりこけしのかけ湯宿
    77.単身の赴任なしけり凍土の地
    78.茶畑の霜除扇や冬ぬくし
    79.鎮魂の灯りも凍てる阪神忌
    80.終の地の日差しにほぐる梅一輪
    81.坪庭の隅にしとやか和水仙
    82.氷柱てふ水の芸術軒に在る
    83.ツンドラの風束にして寒に入る
    84.寺門に拝む人あり八つ手咲く
    85.遠目にも父性のごとし枯木立
    86.どこまでも付いてくる月春隣
    87.仲良し会地産地消の牡蠣御膳
    88.煮凝や島に戻らぬ島育ち
    89.温しとは美しき嘘春隣
    90.値切るべき値切らざるべき達磨市
    91.能始ぼうぼう眉の翁面
    92.廃船のマストに高く冬かもめ
    93.裸木のあっけらかんと青い空
    94.裸木の亭々として日矢の的
    95.初明かり北山杉の床柱
    96.初句会ひと際高く名乗る人
    97.初寅や金庫に縁のない暮らし
    98.花の種とりどり売られ春を待つ
    99.春近しグルメの旅の日記かな
    100.春近し猫仰向けに昼寝して
    101.春隣路地出て止まる三輪車
    102.はや妻の予定書き込む初暦
    103.ヒーローもヒロインもなく野水仙
    104.日脚伸ぶ猫の寝床の陽がかげり
    105.日脚伸ぶ光差し込む実験室
    106.日脚伸ぶ漸く慣れし一輪車
    107.棺出づ庭の水仙香を散らす
    108.火の用心広き闇夜に第一打
    109.火箸もて灰に名を書く火桶かな
    110.広縁は老のたまり場寒すずめ
    111.赴任せし山の奥にて猪の鍋
    112.冬枯の小道を行けば犬ふぐり
    113.冬ざるる野に立ち地蔵凜として
    114.房州は潮の香りと白水仙
    115
    コメント29件を表示する 2010/01/26 08:06

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