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  • サークル名:サークル句会


    3月第一回のサークル句会、ご投句は出句者28名、132句になりました。

    01.青空に風の道あり竹の秋
    02.朝東風に海峡の潮猛りいく
    03.朝夕のひとき出番春炬燵
    04.足取りは軽く四温の町に出る
    05.葦の芽や波の弾くる水馴れ棹
    06.あたたかし薬缶頭のそろゐ居て
    07.植木鉢又も軒下春の雪
    08.うかつにも利酒に酔う牛蛙
    09.梅一輪一山一宇あらたかと
    10.梅が香の鼻孔擽る夜明けかな
    11.梅が香や陶の狸のおちょぼ口
    12.梅東風や祖父と犬とが訪ね来る
    13.梅東風や匂いゆかしき街を行く
    14.うららかな光に散歩遠回り
    15.豌豆の芽伸びる力は天にまで
    16.大橋の雨突つ切るやしだれ梅
    17.おおらかに関東平野風光る
    18.御雛を泣く児に見せむ籠揺する
    19.お遍路の白の汚れは風の色
    20.海峡も異国の船も春の闇
    21.貝寄風や砂に足跡多くなり
    22.かすがひの子は巣立ちゆき揚雲雀
    23.かずら橋渡り分校山笑ふ
    24.片腕の痺れてベンチ春の夢
    25.かたくりの花一輪や朽木宿
    26.鐘つくや婆の遍路の長話
    27.紙風船ほほ脹らます幼かな
    28.川底に蠢くものや水温む
    29.客船の去りし波止場に涅槃西風
    30.草青むやや児の丸き足裏かな
    31.くねりつつたゆたひてをり春の川
    32.曇雨雨雨曇涅槃西風
    33.啓蟄や蟻一匹の大冒険
    34.啓蟄や黒々濡れし犬の鼻
    35.啓蟄や聖堂の戸のまだ開かず
    36.げんまんで別るる子らや日脚伸ぶ
    37.子猫抱き白寿のをみな母の夢
    38.頃合いをはかり慌てず山笑ふ
    39.囀りのリズム楽しみぺタル踏む
    40.囀や一羽水飲む手水鉢
    41.咲き誇りぼったりと落つ八重椿
    42.桜湯のご縁取り持つ両家かな
    43.差懸の音豁然と修二会入り
    44.里山の馬放たれて笑ひけり
    45.産院の産声高き春の昼
    46.釈迦堂や四方に広がる桃畑
    47.しゃぼん玉そっと未練をふりほどく
    48.春暁や土間に新聞落ちし音
    49.春愁や彫り終わりたる如来像
    50.春泥に道ゆずり合う遠野かな
    51.春泥の地のたよりなく奇蹄類
    52.春泥の敗者すぎゆく皓歯かな
    53.症状の説明長し春暖炉
    54.蜃気楼背に置き薬肩にかけ
    55.水仙の香奪はれ朝の風
    56.水仙の香り聞きゐる車椅子
    57.隅田川眺め3月10日かな
    58.成果なく二月そそくさ逃げて行く
    59.正調の初音太宰府天満宮
    60.生来の歯に老楽の目刺し食む
    61.せせらぎの音に土筆の目覚めけり
    62.退院の妻を待つ部屋春障子
    63.鷹化して鳩となるらむ大手術
    64.耕せば土黒々とじゃが植うる
    65.旅心遊ばす春の時刻表
    66.たんぽぽや三代歩む通学路
    67.力瘤失せ採血の春寒し
    68.地虫穴を出ずる朝なり世は移る
    69.千代紙や夢くるくると風車
    70.沈丁花の膨らむ蕾み胸躍る
    71.伝はらぬ君への思ひ落椿
    72.庭園の水車に抱かれ水温む
    73.点滴の無限連鎖や春の闇
    74.堂宇より般若波羅密多山笑ふ
    75.尖る月滲んで見ゆる春おぼろ
    76.波間から磯笛聞こゆ島の春
    77.縄電車終着駅や春夕べ
    78.忍耐の海に船出の卒業式
    79.抜け出せず半日が過ぐ春炬燵
    80.猫の仔に居場所取られて忍び足
    81.ノーサイド勝者敗者に春の雪
    82.野仏の苔むす膝にのこる雪
    83.野良猫の子を生み捨てて如何がせむ
    84.廃校に少し短き初音かな
    85.花の宴川面に映す屋台船
    86.羽畳み蝶の睡りの静けさよ
    87.早桜この子ほんとよく泣けり
    88.春浅し廃線跡の遊歩道
    89.春うらら北前船に出会ふ旅
    90.春寒や一歩も引かぬ諍い女
    91.春寒や灯油一缶買ひ足して
    92.春雨や沛然として富士を消す
    93.春時雨苑の捨石苔青む
    94.春疾風平城京に戯れし
    95.春の山夕日ゆるりと落ちにけり
    96.春の雪睫毛にしばしとどまれり
    97.春冷えに累代藩主塔の影
    98.春めくや園児の声の甲高く
    99.春めくや昨日と違ふ今日の影
    100.春山となりゆく日々の陽射しかな
    101.パンジーに光れるよべの雨雫
    102.引鶴の声轟きて連れ合ふて
    103.備前焼萩焼もあるミニ雛
    104.日の射して藁の隙間に残る雪
    105.陽を浴びて眩しきほどのシクラメン
    106.降ってくる空の蒼さや雪晒し
    107.振ってみて花種の袋買ひにけり
    108.平安の衣装で流す流し雛
    109.遍路笠見知らぬ人に案内され
    110.遍路杖満願叶い癌消える
    111.墨堤の日差しあまねし桜餅
    112.ほの暗き裏山点す藪椿
    113.まず梅を愛でて始まる座談会
    114.股覗き松の緑や与謝の海
    115.満作の花解れたる佐保路かな
    116.まんさくや吾子は涙をこらへをり
    117.万歩計万を刻みて下萌える
    118.三浦より柚子香溢るる大根漬
    119.水草生ふきらきら踊る湧水に
    120.水ぬるむ
    コメント30件を表示する 2010/03/04 06:48

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