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  • サークル名:サークル句会


    4月第一回のサークル句会を開かせていただきます。参加者は28名、ご投句は136句になりました。作句されたものを読み、作句したものを読んでもらって、感動を共にして愉しみたいと思います。俳句が座の文芸たる所以です。
    選句は、特選1句、秀句5句の合計六句です。15日(木)を目処に、選句いただきたく、よろしくお願い申し上げます。


    01.藍商のかつて庭園蝌蚪生る
    02.足元に沸き出づごとき花の雲
    03.跡取りの無き産院落椿
    04.浴びる毎黒く光りて甘茶仏
    05.雨脚に冷え籠りたる花の宿
    06.石狐子にじゃれをりぬ春稲荷
    07.急ぎせず遅れもせずに花筏
    08.労りて労られゐて木々芽吹く
    09.一掬の膝をすすめて花祭
    10.岩風呂に酒を設らへ夕桜
    11.渦潮の寄り行く船に声どよみ
    12.打ち寄せてなおも色増す桜貝
    13.湖凪ぎて湖東三山棚霞
    14.植ゆるもの終えたる夕べ春惜しむ
    15.浦里に浦里の春惜しみけり
    16.麗かやど忘れという言い訳を
    17.絵手紙に病ひ癒えしと花便り
    18.大樽よりがばとすくうて山葵漬
    19.お遍路の身上の聞くバスの中
    20.朧月涙拭きても霞みをり
    21.陽炎や石室の錠朽ち果てて
    22.風光る伝言板の細い文字
    23.風光る髭の埴輪のむっつりと
    24.風を恋い風に愛され虞美人草
    25.戛戛と蹄の音や復活祭
    26.仮名書きの梁塵秘抄花の宿
    27.競い合ひ青きに向かふ辛夷花
    28.北上の流れ濁りし啄木忌
    29.霧の中静かにシャガの花が咲く
    30.草餅や三山ゆかし飛鳥路
    31.草野球土筆摘みから始まりぬ
    32.熊蜂にB29の影浮かぶ
    33.車座になりて城址の花見かな
    34.県境の店の黒猫花は葉に
    35.小路ゆくぽつくりの音目借時
    36.ここだけの話といふて四月馬鹿
    37.五線譜のおたまじゃくしの跳ねて春
    38.東風つれて南大門をくぐりけり
    39.辛夷咲く富士より白く目立つなり
    40.仔を咥え塀のり越えて猫の親
    41.桜咲く朝礼前の子等の声
    42.さくら咲く想い出だけが通り過ぐ
    43.さざ波と水の香りと雪柳
    44.漣や風待つヨット目借り時
    45.幸せは草餅のごと母の逝く
    46.四月馬鹿動く歩道の歩と競う
    47.時間という万能薬や青き踏む
    48.湿原の上とぶ気球立夏かな
    49.島人となりて久しや桜貝
    50.春陰や年金という命綱
    51.声明の聴ける如き地を巡る
    52.昭和の日いま話題なる蟹工船
    53.助手席の夫のほろ酔い春の月
    54.神門を額縁にして飛花落花
    55.そよ風に解かれ寄添う花筏
    56.穹清ら人待つことの春の膳
    57.たそがれの光まばゆき桜かな
    58.棚田鋤く畦に群るヽやいぬふぐり
    59.種袋軽やかな音買ひ求め
    60.たも網に大きく余る桜鯛
    61.たもとほる菊坂辺り丁字の香
    62.蒲公英の穂絮舞はせて平城京
    63.たんぽぽや遊ぶ子も無きすべり台
    64.蒲公英や富士に向かひて絮飛ぶ
    65.散りぎわの刻を急かせる花篝
    66.追憶や夫に出逢いし花の下
    67.土筆ん坊ほつこりほこり灌仏会
    68.霾や少し震へて筆持つ手
    69.霾や夕日かすかに瀬戸の橋
    70.燕住む東宮御所と知らずなり
    71.強東風の鳴らぬ物まで鳴らす夜半
    72.吊橋のなかほど春の空動く
    73.手直しの紅一筆や桜咲き
    74.鳥雲や吾子の新居は北の地に
    75.撫で肩の女形に見ゆる枝垂れかな
    76.何事も不景気のせゐ目刺食ふ
    77.菜の花の黄の絨毯が一面に
    78.仁王様あくびこらえる目借時
    79.糠雨や草生きいきと仏生会
    80.猫の仔のはや定まれる猫背かな
    81.野遊びや爺の笑顔があとをゆく
    82.白球を追って外野は木の芽時
    83.花の宴酒を買ひ足すあみだくじ
    84.花の雲海軍道路一直線
    85.花の道選びて進む一輪車
    86.花冷えの厨に薬缶の湯の滾る
    87.花びらに四面を開く地蔵堂
    88.花吹雪里の捨田にひらりひらり
    89.花桃の色赤あかと空目指す
    90.浜にあり思い同じか桜貝
    91.はやり歌流して床屋春の島
    92.春灯かんざし揺るる京言葉
    93.春日傘さしたきこころ男にも
    94.陽の和む心をほぐす便りつく
    95.昼ひとり春がゆっくり吾が身にも
    96.風船や空へ押し出す子等の夢
    97.ふらここの高きにありて投げキッス
    98.古里の味すそ分けと菜飯かな
    99.蛇穴を出づ縦型の信号機
    100.ポスターに子供の笑顔花明かり
    101.ぽつり来てまたぽつり来る花の雨
    102.頬の風穏やかとなり辛夷咲く
    103.先斗町だらりの帯の春日傘
    104.奔流となりて岩噛む雪解川
    105.的射抜き残心にあり花の冷
    106.糞落つや古巣に燕戻りけり
    107.丸めたる新聞の隅花便り
    108.満開の桜で公園別世界
    109.水温む吾子に祝ひの熨斗袋
    110.みどりごの爪のそのままの桜貝
    111.み
    コメント33件を表示する 2010/04/06 08:17

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