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  • サークル名:サークル句会


    5月最初の句会です。29名、145句のご投句をいただきました。選句は特選1句、秀句5句の計六句選です。選句は出来うる限りお早めにお願いしたいと思いますので、13日(木)を締切日とさせていただきます。日程に都合の悪い方もあると思いますので、あとは、個別に対応させていただきます。それではよろしくお願い申し上げます。


    01.青空に妍を競うや八重桜 
    02.青蔦や古りし洋館美しく
    03.青蜥蜴昼日露わに走り出し
    04.雨しづく残花の色をまた落とす
    05.一枚を脱げば離島の更衣
    06.一幅は出展作にあやめ描き
    07.いつまでも昏れぬ高さや桐の花
    08.糸遊の揺らぎしなかに過ぎたる日
    09.俯いて雨の苧環円覚寺 
    10.現し世の哀歓深し花は葉に
    11.美酒を酌み心の母へ愛誓う
    12.恵林寺の焼け落ちしこと麦の秋 
    13.大太鼓のどろんどろどろ五月祭
    14.沖灯す烏賊釣船や音もなく
    15.落人の裔の村なり桐の花
    16.乙女らの手足のびやか夏来る
    17.お持たせの礼を言ひつつ桜餅
    18.怪談の噂ある井戸青嵐 
    19.柿若葉躙りをくぐる衿白し
    20.柿若葉仏師の鑿のほり進む
    21.かはらけを投げて惜春沖に船
    22.兜虫大泣きする子バスの中
    23.噛み合はぬ妻との会話古茶淹るる
    24.神の鈴幾百歳の楠若葉
    25.神の庭ほどよき風や春落葉
    26.蚊帳吊りの金具残れる寝所かな
    27.香立て行き交う人に新茶かな
    28.着上手の母想い出す菖蒲苑
    29.逆光の若葉明るき峠道
    30.漁夫の引く網に煌めく蛍烏賊
    31.梔子の匂へる香なり夕の弥撤
    32.蜘蛛の囲の雨滴捕へて撓みをり
    33.雲の峰助けを借りて逆上がり
    34.暮れの春普天間基地の期限来る
    35.高山寺全山楓若葉かな
    36.漕ぎ出せし胸にそよ風夏来る
    37.心込め一心二葉新茶摘む
    38.子供の日世界の子供絵画展
    39.桜草「乙女の祈り」聴こえ来る
    40.ざつくりと香りを刻む三つ葉芹
    41.雑草を引けば蜥蜴の光る青
    42.五月雨の忍びめきては妙立寺
    43.五月雨やどぶ板渡る下駄の音
    44.幸せの数ほど金魚買いにけり
    45.十一の鳴きつぐところ山頂へ
    46.出漁の水脈の広がりつばくろめ
    47.樹木の葉重たく見ゆる5月病
    48.春眠や枕の下に宝くじ
    49.菖蒲湯に絞める鉢巻菖蒲かな
    50.菖蒲湯の沁みてまったり仕舞風呂
    51.将来は宇宙飛行士子供の日
    52.昭和の日灯台守といふ人生
    53.白壁やまた散る花の影ひとつ
    54.白百合や女医の素顔の皺に会い
    55.新茶汲み葉の出来映えを話し合ふ
    56.神木の連理の杉や宮薄暑
    57.人力車墨堤軽く風薫る
    58.末っ子もやうやく巣立ち残花かな
    59.惜春や浮世ばなれの亀がゐて
    60.千の風蜜柑の花の上を吹く
    61.造成の地図の中なる蝌蚪の水
    62.総理の言かくもか軽きか風五月
    63.宙の声耳そばだてて紫木蓮
    64.黄昏の猫の看板走り梅雨
    65.たどりつく峠の空はつつじかな
    66.旅果てて下田港の風車
    67.父老いて春の童となり給ふ
    68.父と子の泥んこゲーム子供の日
    69.父逝きてシャガの白さの溶け出る
    70.つつじ花寝ぼけ眼に喝くれる
    71.燕来て港の宿の夜の明くる
    72.吊るされしまま時待てり夏衣
    73.手から手に摘みしばかりの鞘豌豆
    74.テッセンが線路の脇の鉄線に
    75.デパートに帽子を選ぶ夏はじめ
    76.遠巻きの蛙鳴きたつ休耕田
    77.東名のライトの滲み走り梅雨
    78.灯油一缶五月の朝の冷えに足す
    79.利根光る麦秋の野ゆく雲の影
    80.鳥の声八十八夜の朝明くる
    81.長生きの背なに跨る天瓜粉
    82.長ければ昇るごとくに滝の水
    83.夏暁や出漁の音賑わえり
    84.夏来たる港に朝の音のあり
    85.虹が出て追う白球失いぬ
    86.二の腕の白さ露に夏近し
    87.野の草の花みな去りて夏に入る
    88.野仏の膝下に太る蝌蚪の群
    89.廃屋の屋根へと伸びし花茨
    90.廃校の声なき風や鯉幟
    91.葉桜にそっと参れり岩観音
    92.葉桜に名残りの雨の降りそそぐ
    93.葉桜や押印終へて相続す
    94.葉桜や名残りの紅き額の色
    95.葉桜や乗り降り多き病院前
    96.初児抱くうら恥ずかしき母の日
    97.初咲きの小庭にそよぐ著莪の花
    98.初夏の雲の影疾き草千里
    99.花は葉に生命あずけて冴え返る
    100.母在れば何贈ろふか母の日に
    101.母なき子保育所へ行く時計草
    102.母の日の妻還暦の赤ワイン
    103.母の日や普段着で来し参観日
    104.春嵐帽子ころころ我見捨て
    105.春鮒や背びれせはしく群なして
    106.バロックの流るるロビー春愁
    107.光り抱く花びら薄き白つつじ
    108.ひき蛙大吊り橋を見上げをり
    109.日暮れには殊に卯の花匂ふなり
    110.柄杓より弾け跳ねたる稚鮎かな
    111.日を追って影の拡がる新樹かな
    112.日を浴びて太古の貌の蜥蜴かな
    113.昼下がり一息つきし鯉幟
    114.広ごれり畑田の光穀雨かな
    115.笛の音の鳰の海より鳥の恋
    116.藤棚の白より夜の明け初める
    117.藤棚や奈良女高師の百年館
    118.藤の香に浸りきつたる法の庭
    119.藤の下寄添ふやうに老夫婦
    120.文机に賢治全集遠花火
    121.振り向けば背にぽとり藤の花
    122.古寺の咲き乱れたる著莪の花
    123ペタル踏む若葉の女よ乳房揺れ
    124.包丁の手さばき軽し初鰹
    125.ポピー咲き野原あまねく風の吹く
    126.まほろばの若葉を競ふ柿かへで
    127.まる茹の新じゃがお八つ懐かしき
    128.水飲めばごろと胃の鳴る立夏かな
    129.緑濃く薫風止みて夏来たる
    130.ミニSL風に飛ばされ夏帽子
    131.むせかへる山懐や椎の花
    132.矢車の乾きたる音爪を切る
    133.屋号なき村の駄菓子屋桐の花
    134.夕づきて新茶一服和菓子添へ
    135.夕闇に深山つつじの恋心
    136.行春の夕べ誘ひの電話待つ
    137.行く春や一山ごとに彩を替へ
    138.行く春や雉の鳴く声高まりて
    139.余花惜しむ寡黙な友の文を読む
    140.余花白し浅間の山のけぶり立つ
    141.緑陰も喫煙者来てたばこ臭
    142.老鴬や薄墨色の街の暮
    143.若葉雨やさしげな顔磨崖仏
    144.山葵田に雨降る旅や天城越え
    145.忘れるという救ひあり都草


    転写ミス、脱落があるかもしれませんので、その節はお早めにお申し出ください。



    投句参加者(日付順、敬称略)

    あっさむ、しんい、迷亭、泥舟、方舟、ワシモ、利明、mira、苦瓜、TOTORO、京:のんちゃん、すなを、ゆかし、雪、麦秋、しょうく、まいるど、夢追人、panapana、夢想人、白いバラ、風花、みき、チビタンク、山椒の実、そよかぜ、昇峰、コーヒー、akachan、以上29名
    コメント30件を表示する 2010/05/07 07:12

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