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  • サークル名:サークル句会


    サークル句会の皆さん、お疲れさまでした。披講の結果、最高点句には10点句のそよかぜさんの「鰯雲」の句が入りました。ガラス窓の一面に広がる鰯雲でいかにも秋らしい爽やかな句です。次点は昇峰の「草の花」でした。在職中8回の転勤があり、赴任先は子供たちにとっても懐かしい故郷のようです。
    また、山椒の実さんとまいるどさんは投句5句の全句が入選しています。次回は11月晩秋の句会になりますが、また、よろしくお願い申し上げます。


    最高点10点句(◎◎○○○○○○○○)
      99.拭き上げる玻璃戸一面鰯雲        そよかぜ
    次点9点句(◎◎○○○○○○○)
      101.赴任地はどこも故郷草の花        昇 峰
    5点句(◎◎○○○)
      16.石舞台に立てば太古の秋の声      山椒の実
       (◎○○○○)
      24.威し銃忘れし頃にまた一つ        しんい
      56.芒野の夕陽吹かれて落ちにけり       昇 峰
    4点句(◎◎◎○)
      02.閼伽桶に我が顔映る水の秋          雪
       (◎◎○○)
      47.潮騒の伊良湖岬の帰燕かな         麦 秋
      122.夕顔を見る人妻と少し距離         麦 秋
       (◎○○○)
      73.外っ国の人の流鏑馬秋高し      panapana
      93.肥後守研ぎ心地よし秋の水         苦 瓜
       (○○○○)
      29.鉦叩裸電球消してより          山椒の実
      104.故郷に帰る家なし法師蝉         まいるど
      116.身に入むや過疎地の村の子守唄     まいるど
      121.やられたと叫び倒るる村芝居       み き
      127.僅かなる風も放さぬ花芒         昇 峰
    3点句(◎○○)
      19.初産の嫁を迎える村祭り         ワシモ
      94.ひさびさに人を招きてむかご飯     しょうく
       (○○○)
      36.切岸の闇深うして虫しぐれ       TOTORO
      89.花種を採つた小瓶を並べけり      コーヒー
      95.人影に鯉の口寄る秋麗          方 舟
      117.蓑虫の命を託す糸一本          苦 瓜
    2点句(◎○)
      30.茅葺きの屋根の厚みや秋桜         碁 路
      46.山頂のうれに突きさす望の月      TOTORO
      48.秋海棠はにかむ人の耳の色       チビタンク
       (○○)
      23.老い先の身は定まらず蚊の名残      まいるど
      25.思い出の忘れかけたる吾亦紅      白いバラ
      38.黒雲の沸き立つ富士や吾亦紅      あっさむ
      40.鶏頭の真つ赤に咲きて汀女の忌      しんい
      54.随神門弓手の先に月を待つ      チビタンク
      88.花芒もういいかいとかくれんぼ      mira
      96.百円だけ動く木馬や秋の天          昇 峰
      103.振り返る遠き青春青みかん        mira
      105.頁繰るたびに一粒黒葡萄        コーヒー
      114.水澄むや漁港のそばの天主堂     まいるど
      126.和紙少しまろみ帯たる秋扇        風 花
    1点句(◎)
      03.秋扇木偶人形にお辞儀され          雪
      34.北の地の花野に続く無人駅         方 舟
      75.鳥渡るその先の先青い空         夢追人
      82.廃屋の庭の犬小屋彼岸花       panapana
       (○)
      01.青つ洟揃えて覗く芋の鍋       チビタンク
      05.秋茄子の一に箸付け朝餉かな      白いバラ
      07.秋彼岸歎異抄を繙きて           泥 舟
      08.秋日和双子の眠る乳母車          み き
      13.アベックの影黒々と秋夕焼        そよかぜ
      14.天の川その一しずく水の星         麦 秋
      17.一の矢は上向きしまま捨案山子      昇 峰
      20.雲上のここは天国大花野          夢追人
      21.越の地の風はやさしく稲の花         方 舟
      28.風吹くや蓑虫の夢果ても無し        碁 路
      42.コスモスに囲まれてゐる遺影かな    山椒の実
      50.修道院生活に慣れ菜虫とる       山椒の実
      51.秋麗やりりしき巫女の緋の袴        み き
      52.障がい者たちのパン店小鳥来る       夢追人
      57.芒野を去れども去らぬ痛みかな     しょうく
      60.台風の雲の透間に星一つ         コーヒー
      67.勅使門色なき風の過ぐところ       山椒の実
      74.飛火野の渇き癒ゆるや秋の虹        利 明
      76.泣いた子を手招きするや花芒        泥 舟
      79.ネクタイを緩めて入れる萩の風     そよかぜ
      80.猫車押して畦道白露かな          泥 舟
      81.農耕の永き歴史や稲實る          mira
      84.橋詰の小さき祠昼ちちろ         しんい
      87.葉と花の出遭へぬ運命曼珠沙華      あっさむ
      92.晩酌の一本増えし敬老日          泥 舟
      109.待ちわびる雨の走りて秋立ちぬ     白いバラ
      110.満月に抱かれるようなスカイツリー panapana
      111.曼珠沙華荒れ野を叩く白い雨       ワシモ
      115.みたらしの手拭真白草の花        まいるど
      120.やまじろに登りて尚も天高く      そよかぜ
      123.逝きし子の揺らすコスモスたゆたひぬ   風 花
      128.腕白も台風の目も静かなり         すなを

    無点句
      04.秋涼し眠りこけたる乱れ髪
      06.秋の鹿巨木の陰に憩いたり
      09.秋めくや音を重ねるコンサート
      10.秋めくや釣りする子等のほつかむり
      11.秋夕べ松にも触れて与謝の海
      12.朝の陽に羽衣ひろげ紅芙蓉
      15.雨台風慈雨と被害を置ひて去り
      18.一閃は海洋分かつ稲つるび
      22.園庭に真赤に咲ける鶏頭花
      26.母ちやんがでんと構えて台風裡
      27.貝塚に差し込む日脚昼の虫
      31.管弦を正面にして月の雨
      32.眼底の断層写真身にぞ入む
      33.カンバスにヴィーナスという名の葡萄
      35.逆光に透ける芙蓉の匂うごと
      37.草の絮地の果てまでも届けかし
      39.ケアハウス建つ捨畑や韮の花
      41.口中にぶどう一粒子規に律
      43.小鳥来てつくばいの水揺れにけり
      44.魚はね浜の朝市霧の中
      45.さよならとはじきとばさる鳳仙花
      49.秋海棠ほろほろこぼる夕べかな
      53.新米のにぎり二つやハイキング
      55.透き影に新涼ほのと揺れめけり
      58.静寂の古城の秋や詩碑の建つ
      59.精米のこぼれ籾食む鳥の五羽
      61.台風の進路変ふるや雷門
      62.台風の逸れて金魚の翻る
      63.託老の言葉妖しき敬老日
      64.畳青く広きお堂や秋彼岸
      65.塔頭に寄り添って咲く秋桜
      66.茶席隅仕舞い忘れの秋扇
      68.釣り船の揺蕩ふ湖に秋の富士
      69.天上の夜露まろびしモノレール
      70.天心に名月のぼる空ありし
      71.天高く身動ぎもせぬ風見鶏
      72.灯火親しワードの文字も拡大す
      77.濁り酒テネシーワルツ聴き孤り
      78.日本丸帆は秋風を待ちかねて
      83.萩叢の階狭む白毫寺
      85.葉月潮またぐ一両電車かな
      86.初潮や舫い綱解く女かな
      90.花開き真夜をときめく烏瓜
      91.遥かなるシルクロードや秋の風
      97.飄々とただ飄々と案山子かな
      98.ピリピリと母の形見の唐辛子
      100.仏桑花岬の宿の葡萄の湯
      102.踏みはずす暦の気配秋暑し
      106.弁慶の紅の甲冑菊師かな
      107.方丈に座禅を組むや秋の声
      108.帆は風を風は帆を待ち月を待つ
      112.水澄みて橋多き街駆け抜くる
      113.水澄みてひときは光る錦鯉
      118.虫時雨古刹の霊気震わせて
      119.山小屋のランプの灯下親しけれ
      124.横浜の外人墓地や鳥渡る
      125.六階の壁這ひ登る虫の声


    採点間違い等がありましたらお知らせください。


    参加者(投句日時順・敬称略)

    あっさむ 苦瓜 しんい 利明 麦秋 みき チビタンク しょうく 方舟 白いバラ
    TOTORO すなを 泥舟 夢追人 まいるど コーヒー  panapana 風花 akachan 雪
    そよかぜ mira 碁路 山椒の実 ワシモ 昇峰 
    コメント26件を表示する 2010/09/19 08:47

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