スローネットは新サイトに移行いたしました。今すぐアクセス

  • サークル名:サークル句会


    今年最後のサークル句会にご出席いただきましてありがとうございました。投句23名、選句22名の最高点句は、コーヒーさんの「煤逃げ」の10点句、次点は、まいるどさんの「八手の花」の9点句でした。おめでとうございます。上位10人が全員一句ずつを分け合う和やかな句会でした。どうもこの一年、ありがとうございました。皆さまには、どうぞお健やかで幸せなお年をお迎えください。


    最高点句10点句(◎◎○○○○○○○○)
      48.煤逃げを追って買い物頼みけり     コーヒー
    次点9点句(◎○○○○○○○○)
      29.切り札をきらぬが夫婦花八手      まいるど
    7点句(◎◎○○○○○)
      22.寒昴月も地球も浮かぶもの         苦 瓜
    6点句(◎◎○○○○)
      33.口論は潔く負け十二月          しょうく
    5点句(◎○○○○)
      03.生きている証となりし賀状かな       み き
    4点句(◎○○○)
      26.着ぶくれて津軽訛の人と遇ふ        泥 舟
      66.年ごとに省く術知る年用意        そよかぜ
       (○○○○)
     40.時雨るるや演歌で送る連絡船       panapana
    3点句(◎◎○)
     74.波影のひとつとなりし浮寝鳥         昇 峰
       (◎○○)
      01.甘えないあきらめないで年の果て      mira
      13.海老蔵の焼藷包む大見出し         利 明
      23.寒村の子等の声あり餅の花      panapana
       (○○○)
      50.捨畑の取り込まれゆく枯野かな       方 舟
      68.とっぷりとゆず湯に浸りわらべ歌     mira
      71.流し目に魅入られもして羽子板市       雪
      103.柚子はみな尻を浮かせて冬至風呂      方 舟
    2点句(◎○)
      28.距離ありき妻と見上ぐる冬北斗     チビタンク
      99.山の子のドッジボールをする冬田      苦 瓜
      (○○)
      07.涸滝の落す冷たき風の音          昇 峰
      19.数え日の時計は速く進みけり       コーヒー
      25.きなこもち桃太郎になりきって        雪
      47.水琴窟音のかそけし花八つ手        苦 瓜
      56.短日や大道芸の影伸びて          利 明
      61.釣り糸のぴくりともせず冬日向       しんい
      63.吐息して筑波の山の深眠り         麦 秋
      9.トラックが臨時の店舗年の市       そよかぜ
      70.鳥の餌の殻吹き飛ばす冬うらら       風 花
      92.掘割りの陽光集め花八つ手      チビタンク
      106.良き人と言はれ困惑ふところ手       麦 秋
      107.喜びも秘密も詰める日記買ふ      白いバラ
      109.両隣交へ餅搗く過疎の村        苦 瓜
    1点句(◎)
      15.温泉の煙にむせて漱石忌           麦 秋
      46.心身の衰えを知る年用意        コーヒー
      78.歯応への確と奥歯に寒海鼠         利 明
      86.冬嵐過ぎて紅富士凛と立ち       あっさむ
       (○)
      09.産土神のお百度石に石蕗の花        み き
      12.江ノ電の木枯らし蹴散らし路地を行く   あっさむ
      20.数へ日や梵鐘ひびく一の門        TOTORO
      32.黄落の日比谷公園カレーの日        み き
      37.さむさうな枯野はどこかあたたかし    すなを
      38.参道を鈴かろやかに白破魔矢     しんい
      49.煤払い優し眼差し阿修羅像      panapana
      51.澄み渡る中天覆ふ冬銀河          あっさむ
      52.線香の匂ふ人波餅の花         panapana
      59.頂上の星は亡き夫クリスマス      そよかぜ
      60.散り急ぐ白山茶花や隠れ道        しんい
      75.寝支度を終へて清しき枯木山       コーヒー
      79.初雪やはや川杭の雪帽子         昇 峰
      83.不揃ひの柚子の犇めく冬至風呂       方 舟
      84.二股の大根抜いて破顔かな       チビタンク
      87.冬ざれや右手で千切るパンの耳       泥 舟
      89.冬帽子目深にバスを降りにけり       利 明
      94.丸顔の妻を覆ひし毛糸帽          麦 秋
      100.やれ是は母の遺愛の沢庵石         麦 秋
      110.林間を風の抜け来る冬至かな      まいるど
      111.蝋梅の匂ふ日面古墳山        TOTORO

    無点句
      02.荒けなき枯蓮池のオブジェとも
      04.いたはりの言の葉沁みる寒夜かな
      05.何時になくチラシの量や十二月
      06.何時の間に近づく軍靴憂国忌
      08.美しきより散り初めり柿落葉
      10.海は沖枯野は地より暮れはじむ
      11.売出しの幟も萎えて年暮るる
      14.惜しみなく柚子に弄られ冬至の湯
      16.風音のことさらつのる冬山家
      17.重ね置く白菜漬の重しかな
      18.風邪の子へ少女ハイジの本を読む
      21.枯れ色も混ざりし冬菜たじろがず
      24.寒星や最終バスに人載せて
      27.逆境を楽しむごとく冬薔薇
      30.暮近き妻の入院花八つ手
      31.下戸の身に雑炊待たる河豚の鍋
      34.木枯しや阿吽の仁王も逆毛たり
      35.金平糖歯の欠けし子の着ぶくれて
      36.逆らわず流れののままに冬至かな
      39.遮断機の下がりはじめて暮早し
      41.終電の過ぎし駅裏年の暮
      42.十二月八日不安に沈みし日
      43.白壁を浮き立たせている冬もみじ
      44.師走といふ語源問われてさてはてな
      45.森閑とさ揺らぎもなし樹氷林
      53.痩身を枯葉の群れに巻かれけり
      54.短日のゼブラゾーンを影と越す
      57.短日や南天の杖作り初む
      8.父母の墓に枯葉のしがみつく
      62.手袋の鍵盤脇に置かれけり
      64.遠火事や妻の寝顔のやすらかに
      65.年暮るる音ひたひたと人急かす
      67.年の暮野に山積の廃車かな
      72.なすべきを早め早めの師走かな
      73.鍋焼や曇る眼がねの拭きながら
      76.寝釈迦にも似たる姿の山眠る
      77.白鳥や銀のさざ波立つ御濠
      80.初雪やひろひし猫に名を授け
      81.晩酌の量にこだはる冬籠
      82.晩鐘の余韻を残し講話終へ
      85.吹雪止め冴えて見渡す下弦月
      88.冬蝶や軒丸瓦焼きし窯
      90.冬日差し気持ちよさげに猫あくび
      91.ほの甘き芋雑炊の冷めがたき
      93.豆の煮る練炭火鉢囲いけり
      95.水鳥のけふは使はぬ青き空
      96.見るともなく墓石の値見る年の暮
      97.眼鏡掛け釦縢りや冬ぬくし
      98.山眠る耳痛くなる湯治の湯
      101.行く年の般若経にて終へしかな
      102.柚子の風呂術後の傷にそっと当て
      104.ゆずられし席を爺いにと年の暮
      105.洋風に冬至かぼちゃを料理して
      108.猟人の撃ちたくないべ親子熊



    転写ミス、誤字脱字、等がありましたらお知らせください。


    選句(敬称略)

    麦秋 あっさむ TOTORO 雪 みき mira panapana チビタンク 風花 苦瓜
    しんい 利明 すなを そよかぜ コーヒー 白いバラ 泥舟 方舟 夢追人 しょうく
    まいるど 昇峰
    コメント22件を表示する 2010/12/22 07:52

    サークル句会のイメージ

    サークル句会

    サークル
    パブリック
    誰でもフォロー可