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  • サークル名:道草


    変化の無い毎日、今年は寒い、昨年末よりの肩痛。昨年十一月に楽しかった独身時代を共に過ごした友人が他界した。寂しい、又娘達の将来を考えると不安になりすべてが憂鬱になる。
    外は寒いので室内に籠る。思い出すのは暗かった幼少の頃
    十歳で最愛の生母が交通事故で他界した。就寝においても母の懐
    の温かさで眠っていた。一年も過ぎた頃継母が来た。今までの生活が一変した。日常においては、冬の朝六時過ぎに起床、表の庭の掃除、土間の掃除、手袋をはめて箒を持っていたら叱られた。素手での掃除は手が、かじかんだ。後に朝食、小学校への登校、生母がいる頃は早く帰宅して近所の友達と悪戯遊びが楽しみだったが
    以後は学校での生活が楽しみで放課後、下校時も友達と別れたくなかった。下校すると「勉強、しなさい」の声、廊下の片隅にある机に向かう、楽しい事を空想しながら時間を過ごす、鶏の餌作り、餌になる青草探し、川よりバケツにて水汲みをして、廊下の拭き掃除
    便所に向かう廊下の横に生母が他界した時、近所の上級生と共に裏の竹藪より掘り起こしたシュロの木に水を掛ける。自分だけの生母のお墓、水は冷たい「お母ちゃん、我慢しているやろ、お母ちゃんに出来なかった事今しているよ。見てるよね」と呟く。隣の塀の向こうの柿の木を通して見える空が真っ赤な夕日で染まっている。
    「お母ちゃん、僕、我慢する。褒めてね」と西空を眺める。
    ラジオより「雪の降る町を」の曲が流れていた。
    父母の置き炬燵、祖母の置き炬燵其々に火入れをする。雨戸を閉める。祖母が「怒ったらいかんよ。辛抱してな」と呟く。母より夕食の支度を依頼される。家族の茶碗等の食器を食卓に並べる。食後の暖房は火鉢が一つ兄達と手が当たると兄弟喧嘩をしなからラジオを聴く。祖母の横で炬燵の無い自分の布団で就寝。自分さえ辛抱、我慢すれば良い。お母ちゃんがきっと見てくれている。と信じて過ごしていた。             
    そのような暗い幼少の時代を思い出していた。
    今年の年賀状に当時の同級生から今年は一度会いたいと書かれていた。自分が故郷を離れていた為、住所不明だったのが高校時代の同級生より現住所が判明したとの事で便りが届いた。五十数年振りに再会が出来る。又肩の痛みも和らいで来た。諦めていたゴルフが出来る。里山も歩ける。明日を明るくをモットーに過ごす事にしました。宜しくお願いします。
    コメント6件を表示する 2011/02/14 03:48

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