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  • サークル名:サークル句会


    三月下旬のサークル句会の投票結果です。最高点句は11点句、みきさんの「春めく」句、次点は10点句、昇峰の「鳥帰る」句でした。みきさんの「春めく」句は、昨年の「春めくや昨日と違ふ今日の影」が高点句の次点、「京菓子」で一昨年の「京菓子の春立つ色となりにけり」で最高点句を取られていますので、「立春のみきさん」と呼んでもよいかもしれません。次回は4月、いまだに炬燵が手放せない日が続いていますが、桜の開花を迎えます。どんな桜を咲かせることが出来るでしょうか、楽しみです。


    最高点句11点句(◎◎○○○○○○○○○)
      95.春めくや京菓子包むいろは和紙       み き
    次点10点句(◎◎◎◎○○○○○○)
      15.大空に拒むものなし鳥帰る         昇 峰
    8点句(○○○○○○○○)
      80.とにかくも今日を生きてと雪柳       mira
    7点句(◎◎◎○○○○)
      122.行く春の一棹ごとの波紋かな      しんい
    6点句(◎◎◎○○○)
      57.春光や産声上がる地震の地に      白いバラ
       (◎◎○○○○)
      118.ものの芽のふくらみ遅々と余震また   コーヒー
       (◎○○○○○)
      101.人消えて瓦礫の街や涅槃雪       コーヒー
       (○○○○○○)
      27.きれぎれの記憶のやうな斑雪       すなを
      107.ふるさとを問はれて親し遍路笠      すなを
    5点句(◎○○○○)
      12.一片は地の色となり落椿        まいるど
    4点句(◎◎○○)
      121.夕陽背に渡し舟着く葦の角     panapana
       (○○○○)
      103.姫辛夷ためらひながら開きけり     しょうく
    3点句(◎○○)
      26.雁風呂や祈るばかりのもどかしさ     ワシモ
      81.鳥帰る夕日に羽を焦がしつつ        昇 峰
      102.ひとつ跳び風を知りたる初蛙       昇 峰
       (○○○)
      23.神宿る山一斉の芽吹きかな         み き
      25.灌仏の御手折れ給ふ余震かな        麦 秋
      28.空海も聞きし囀奥の院           苦 瓜
      29.草千里空は万里や揚雲雀         夢追人
    2点句(◎○)
      58.春愁のふつと途切れる余震かな       方 舟
      110.房州は真砂女の国ぞ花あせび       麦 秋
      123.夢二の絵思い出させる紅椿       そよかぜ
       (○○)
      11.一杯の酒に春愁まぎれけり         方 舟
      43.桜貝砂に一文字ラブレター        夢追人
      44.桜餅喰らふ翁の竹の杖         まいるど
      49.思春期のこころ危ふき白木蓮        風 花
      61.春眠し村の床屋の九官鳥         夢追人
      69.その瞳犬も春愁あるらしく         方 舟
      71.漂ふて御魂やすかれ春の浜          雪
      89.春嵐大志抱きて村を出づ         夢追人
      97.被災地に赤き布切れ涅槃西風       すなを
      119.もろもろの思いのたけや辛夷咲く     ワシモ
    1点句(◎)
      45.彷徨ふて何を枕に春の露       チビタンク
      114.身の弥立つ思ひ曳きずる入彼岸    山椒の実
      115.虫出しの雷や濁酒を酌み交し      しんい
       (○)
      04.蘆の芽の朝日を散らす湖北かな     まいるど
      05.畦青む水はくつくつ笑ふごと      まいるど
      14.梅が香や天狗御籤に吉の文字      TOTORO
      16.親の声届かぬ瓦礫泥若布       チビタンク
      20.肩張らず茫々たるや山桜          葉 子
      22.風光る湖北の秘仏ご開帳          利 明
      32.激震のみちのく遥か鳥雲に       さんせん
      38.東風強し昔栄えし渡し跡          み き
      39.転がりし鉛筆響く受験かな         葉 子
      40.囀りの一樹残して暮れにけり        昇 峰
      50.詩仙堂借景比叡の山笑ふ         さんせん
      51.枝垂梅ピンクの雨の降るごとき     そよかぜ
      53.紗のかかるテレビ画面や目借時       泥 舟
      54.受験子の背を押す風や母の声     panapana
      55.十方より攻めて来るごと雪解水      夢追人
      59.春愁や新聞のぞく天眼鏡        白いバラ
      60.春塵や気持ち叩いて鍬を打つ       ワシモ
      62.震災を昼夜報じて春寒し        そよかぜ
      82.永き日の牧場は牛の大欠伸         泥 舟
      83.菜の花や開聞岳の入り日かな     secchan
      85.涅槃西風室の泊の舫ひ舟          利 明
      87.花衣うなじをよぎる湖の風         昇 峰
      96.彼岸寺法話に婆は頷けり        山椒の実
      99.被災地の卒業証書の晴れやかに       mira
      109.ホームラン飛び込む土手の草萌える さんせん
      113.水温む疎水に若き番ひ鯉         利 明
      120.藪椿落ちて初めて華やげり        葉 子
      124.余震来る予感のなかに春愁ふ        方 舟
      125.余震なほ潮の香りの目刺し啖ふ      麦 秋
      126.余震なほ墓に参れば桜草       麦 秋
      129.連翹の黄にも驚く余震かな       しょうく
      132.蝋燭のゆるる音なき春の夜       mira
    無点句
      01.青き韮おらが畑を取り囲む
      02.青き踏むかつて牛若駈けし山
      03.赤く燃ゆ列列椿切り通し
      06.あな哀し激震の上に春の雪
      07.雨脚に耐えず椿の落ちにけり
      08.イカロスの翼ははるか鳥雲に
      09.一段と成長のして卒業す
      10.一輪の落椿あり木の根道
      13.鶯の声につつまれ朝湯かな
      17.貝寄風や浜にやしの実流れあり
      18.カウンター端の居心地春更ける
      19.陽炎のなかに妖怪ゐるようだ
      21.風見鶏春日のつつむ美術館
      24.関東の肥沃な大地春の雨
      30.草萌ゆる鼻擦りむきし子の笑ふ
      31.携帯に合格通知大試験
      33.化粧して三味の音締めや夕ざくら
      34.健気なる避難児等の眼春休み
      35.恋猫の声とげとげし闇の奥
      36.校庭にSOSや冴えかへる
      37.五彩なるふるさとの山亀鳴けり
      41.囀や噺下手なる下足番
      42.盛りなほ四百年の糸桜
      46.浚われし数多の命春彼岸
      47.ざりがにはいかにも多忙山笑ふ
      48.潮騒の流人の墓場鳥雲へ
      52.試歩の道青める草を留め行かん
      56.春陰や呆然苦界黒き海
      63.沈丁花今年も匂ふ句碑の脇
      64.鈴なりの慰霊の祈り花あしび
      65.ぜんざいの餅のとろける春の宵
      66.早暁の宿震わして春の水
      67.卒業の答辞六とせが絵のように
      68.卒業の袴娘と並ぶ母
      70.醍醐寺の野点の席や花衣
      72.谷狭の無人踏切囀れりる
      73.地球儀の地震のなきや4月馬鹿
      74.土筆つむ生き残りし者皆老ひて
      75.恙無き残る姉妹お彼岸会
      76.椿墓父母かたらひてをりやらむ
      77.釣糸を垂るるいち日長閑なり
      78.手を振るは知り人らしき春霞
      79.トカラ馬開聞岳に春日浴び
      84.糠雨や絵島屋敷の侘桜
      86.白れんの下に男の五六人
      88.春浅し無人の駅の丹頂鶴
      90.春きざす知ろう知ろうの老い力
      91.春遠き東北びとよ頑張って
      92.春の昼話し相手の無き一日
      93.春の雪鞍馬の山の七曲り
      94.春めくもこの采配にすべを問う
      98.被災地の苦悩の渦や涅槃雪
      100.被災地の闇を照らして月おぼろ
      104.風船.や七回裏の甲子園
      105.服靴も墓さえ縒れて彼岸寺
      106.故郷の山ためらはず笑けり
      108.紅椿ときを悟りてポトリ落つ
      111.奔放に市街地抜ける雪解川
      112.見上ぐればやっと目の合う椿かな
      116.無残やな大津波去りし春の泥
      117.無情なり家掻っ攫ひ忘れ雪
      128.リレーするバケツの零れいぬふぐり
      130.蓮華田に埋めし思い出また咲けり
      131.蝋燭の灯の温もりや春時雨
      133.わが庭の鶯の声心浮く
      134.我が村のお湯に浸かりて日永かな


    転写ミス、誤字脱字等がありましたらお知らせください。


    選句済(投句順・敬称略)
    そよかぜ さんせん TOTORO しんい 葉子 雪 チビタンク みき 苦瓜 mira
    方舟 てんのめぐみ panapana 麦秋 secchan 白いバラ しょうく 風花 夢追人 コーヒー
    ワシモ すなを 利明 まいるど 山椒の実 昇峰 

    参加者(投句順・敬称略)
    あっさむ 泥舟  
    コメント27件を表示する 2011/03/18 03:40

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