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  •  「11月に買って(翌年の)5月に売る」という『トレーディング指針』がある、ということを何度か書いたことがあります。

     11月から5月と言いますと6ヶ月ですから、トレーディングを期間の大小で分類するやり方で「長めのスイング取引」と言ったところでしょうか。11月という月は年末に向けて税金売り(節税のために損の出た銘柄を売って実現益を減らす売り)などで株価が軟調になり始める時期ですから、その時期に買って、5月は年初からの株価上昇が大方良い所まで来る時期ですから、そこでは売ろう、というわけです。

     去年の11月から今年の5月(まだ到来していませんが)で見てみますと、日経平均は昨年の11月は初旬に9100円台にまで下げていました。その後上昇して、2月に当面の高値10800円台をつけ、その後は大震災と原発事故で瞬間的に9000円割れ、その後戻って現時点でおおむね9700円ほどです。

     日経平均を株価の平均的な動きと見れば、『11月に買って5月に売る』という戦略は今回も何とか「機能した」と言えそうです。3月の大震災ショックによる暴落時に買い増ししていれば、かなりの成果だったと言えるかもしれません。

     さらには、11月に買って、5月に売る予定にしていたが、そこそこ上昇したので2月に売り、3月の暴落時に買い戻して5月に売る(予定)という行動が出来たとすれば、「6ヶ月スパンのトレーディング」として合格だった、となりそうです。

     個別銘柄で見ますと、3月の暴落からの戻りが大きなものとほとんど戻りらしい戻りを見せていないものが混在しています。グローバルに強みを持つ銘柄、資源関連、総合商社、復興関連、業績堅調な銘柄などは総じて大きな戻りを見せていますが、金融、不動産、電鉄、電力などは株価回復が非常に鈍くなっています。

     また、中小型株、新興市場株は業績がそこそこ良い銘柄は総じて株価が堅調推移しています。(これは後述の夏場のトレーディングアイデアへのヒントになるかもしれません。)

     昨年の秋に『11月に買って5月に売る』という「基本戦術」を立て、それに従って銘柄選択をして買いポジションを取っていたのであれば、基本戦術通りに5月上旬辺りに買いのポジションはすべて売り決済するのが良いと思います。結果はどの程度になるか分かりませんが、プラスマイナスどうであれ、基本戦術に忠実に行動すべきだろうと思います。

     11月 ⇒ 5月、 のトレーディング戦略はそれで今年分を終えて、次は夏場に向けてのトレーディング戦術を構築することを考えるのが良いでしょう。

     夏場に向けてのトレーディング戦術の基本は、「個別銘柄重視(森を見ず木を見る)」、「材料(テーマ)重視」、「数週間スパンのトレーディングを目指す」といったところに今年はなろうかと思います。個別銘柄としては「割安なものを重視」、材料は「復興関連」、あるいは「資源・食料などの値上がりするものを重視」、といったことになろうかと思います。(現時点の仮の基本指針ですが。)
    コメントする 2011/04/28 12:11

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