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  • 2011年5月相場を振り返る

    ○底割れはどうやら回避
     5月の指数の騰落は以下のようになっています。

    日経平均   9849円 ⇒ 9694円 -1.6%
    ジャスダック 1249円 ⇒ 1239円 -0.8%
    NYダウ   12811ドル ⇒ 12570ドル -1.9%
    ナスダック  2874ポイント ⇒ 2835ポイント 1.4%
    円ドル    81.53円 ⇒ 81.58円

     5月2日の米軍によるオサマ・ビンラディン容疑者殺害による株高、などという経済外の要因で始まった5月相場でした。わが国では5月2日に日経平均が一時1万円を突破するという動きを見せたのですが、その後はじり安傾向を辿り、月末の反発で何とか底割れを回避した、という推移でした。

     思い出しますと、先月4月も「何回か日本株底割れの懸念が生じたのですが、何とか底割れは回避」という展開でした。

     相場の環境はあまり変わっていない、ということのようです。

     相場対処という点からしますと、結論も4月とあまり変わらないようです。当面は、なかなかボックス圏を上に抜けることが難しいかもしれないが、底割れ懸念は後退し底値を徐々に切り上げて夏場辺りには上昇機運を見出すことができるかもしれない、といったところで、4月のコメントとそっくり、になりそうです。

     当面の戦術も、個別銘柄対応のトレーディングを主に、といった対処、と引き続きなりそうです。数日〜1週間くらいのスパンで上昇を狙ってトレーディング買い、といった戦術が功を奏する場面が多いのではないでしょうか。 

    ○2011年5月の出来事
     ビン・ラディン容疑者殺害 ⇒ 米国民熱狂、というのはわが国ではやや奇異の印象だったでしょう。米国という国は、報復を受けるとしてもアメリカ流の正義を貫くということのようです。

     ソニーの個人情報流出はショッキングでした。ソニー凋落の勢いを増しかねない出来事です。

     ギリシャ・南欧問題は依然として深刻のようです。ユーロという統一通貨の矛盾は少しも解決しておらず、今後もこの問題は燻り続けるのでしょう。

     新興国(インド、中国など)では、インフレ ⇒ 金融引き締め、がさらに加速しています。一方で、商品市場、貴金属市場への投機資金の流入は一服しているようです。米国のQE2がいよいよどうなるか?今月の注目点のひとつです。

     東芝は、原発事業推進路線から転換を始めているようです。戦略転換ができるだけの経営陣のリーダーシップがあり、資金面の裏づけもあるとしますと、東芝の実力は大したものです。

     日本経済は先行き何とか回復を遂げることができそう、ということにはなって来ているようです。しかし、国家財政の悪化は深刻です。国債の格付けが下がっても直ちに問題は出て来ないと思いますが、赤字体質の深刻化は憂慮すべきことのひとつでしょう。

     菅総理はエネルギー政策を転換するのは良いのですが、独断に過ぎるところが多いようです。リーダーシップとは従う人たちを動かすことのはずですから、独断専行でうまく行くのかどうか?エネルギー政策はうまく転換して欲しいのですから、現政権が適切な政策を打ち出して欲しいものです。

    5月1日
    第一次補正予算成立。
    5月2日
    米軍特殊部隊、ビンラディン容疑者殺害 ⇒ 米価部先物急騰 ⇒ 日本株上昇
    5月3日
    世界の時価総額60兆ドル、リーマン前を2割上回る ⇒ 日本の地位低下顕著
    5月4日
    ソニー情報流出計1億件越えか。
    5月5日
    欧米株急落、米景気停滞示す指標発表で。円ドル一時80円割れ。
    5月6日
    商品市場、マネー流入一服。欧米景気に慎重な見方。日経平均一時220円安。菅総理浜岡原発の運転停止を要請。
    5月8日
    新興国インフレ続く。
    5月9日
    S&P、ギリシャ国債を投機的水準からさらに2段階下げ。中電浜岡停止を受け入れ。
    5月10日
    東芝、今期も最高益1400億円。長期金利低下、4ヶ月ぶり低水準。
    5月12日
    夏の電力LNGで代替の目処。
    5月13日
    官房長官の東電向け債権放棄発言で銀行株軒並安。
    5月14日
    上場企業前期55経常増益、震災損失2兆円超。
    5月15日
    中国消費減速、自動車・液晶TV前年割れ。
    5月16日
    東電の送発電分離案、政府内で急浮上、電力各社は反発も。
    5月17日
    東芝、スイスの次世代電力計大手を1900億円で買収 ⇒ 原発戦略から転換か?
    5月18日
    みずほ・みずほコーポ合併へ ⇒ 銀行株上昇
    5月19日
    1-3月GDP実質3.7%減、2010年度は2.3%増。
    5月20日
    東電赤字1.2兆円。外国人株買い越し15年ぶり最長更新。
    5月22日
    菅首相、サミットで新エネルギー政策表明へ。
    コメントする 2011/06/01 08:20

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