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  • サークル名:原風景を歩く(O.C.)


    ■ 針江大川の水辺に遊ぶ

    針江大川の橋に立って川面を眺めていると、上流から発泡スチロールの白い板に乗った子どもが、けっこううまくバランスをとりながら下ってきます。さらにもうひとり・・・今度はおっかなびっくり、途中でバランスをくずして転覆。橋のたもとまで来ると、板を引っ張りながら上流に戻り、再び下ってきます。

    「夏休みになれば、この針江大川を発泡スチロールの板にのって琵琶湖近くまで下るイベントがあります。そのころには、ぜひお孫さんたちを連れてきてください」
    この川は、転覆しても転んでも、少々かすり傷をする程度の子どもたちの遊び場であり、川に行けば誰かに会える子供たちの社交場でもあるようです。
    子どもたちにとって、針江大川は神社やお寺の境内と同様、遊び場であり、集合場所であり、イベント会場であるようです。
    数十年の時が過ぎて、少年が壮年になっても、針江大川の鮎やスチロールの板は、少年時代の大切な記憶として残っていることでしょう。


    ■水辺を飾る

    水路の縁をマツバギクが飾り、その姿は水面を覗き込みながらにぎやかに、おしゃべりをしている幼稚園児の群れという姿です。
    初夏の光を受けて真紅のポピーが、水面に揺れています。それはつばの広い真紅の帽子を鏡に映してうっとりと見とれている女性の姿です。
    さらに水路沿いに歩を進めると、菖蒲の紫が水面に滲んでいます。それは、振り返りながら着物の袂の装いを確かめている婦人の姿です。
    水路はやがて亀池へと続き、カイウが足元を泳ぐ鯉や鱒を見下ろしています。初夏を迎えるこの池には、やはり白い衣が一番と、自信満々の人の姿です。

    その他にも、マーガレットやオキザリスが個人の庭というわけでもない水路沿いの縁を飾っています。この水辺を飾る花たちも、水路の鯉と同様、村の人たちとの共同生活者なのでしょう。

    (1)川は子どもの遊び場
    (2)川辺を飾る花
    (3)深紅の帽子を水面に映し
    (4)紫の着物を鏡に確かめる
    (5)カイウが水辺に群れる

    コメント2件を表示する 2011/06/11 11:37

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    原風景を歩く(O.C.)

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