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  • 動きがあるようなないような・・

     先週一週間で日経平均は、9514円⇒9351円、1.7%の下落、ジャスダック平均は、1229円⇒1235円、0.5%の上昇、円ドルレートは、80.3円⇒80.2円でほとんど動きなし。しかし、日経平気の水準は3月18日以来の安値水準ですから、下値不安が強くなるかもしれないと思わせるところではあります。

     海外を見ますと、NYダウは11952ドル⇒12000ドルでほぼ横ばい、ジャスダックも同様、ヨーロッパ各国の株価もほぼ均衡圏内。その中でアジア株は若干大きめの下落。米国のQE2がもたらしたインフレの加速⇒金融引き締めの影響で資金流出⇒株価軟調、という図式が続いたことを示しています。

     経済ファンダメンタルズを見ますと、米国は予想より思わしくない回復、ドル安による輸出で経済が回復していた面がやはり強いようだ、という現状認識、欧州は財政問題が依然として深刻でユーロ安の懸念が消えず、アジアは上述のようにインフレ亢進が心配、といったところです。

     わが国は3月の大震災の影響が尾を引いてはいるものの、サプライチェーンの寸断の復旧は予想よりは早く進んでいるという印象でうまくすれば7-9月期から景気の持ち直しがはっきりしてくるかもしれない、といった状況です。

     ここから数週間の最大の関心事は米国のQE2終了後の相場の反応となると思いますが、一部で期待されているQE3はまず考えられないとしておくべきでしょう。かといっていきなり金融引き締めとなるわけではなく、何となく緩和を継続して様子見となるというところではないかと思います。

     米国の量的金融緩和が後退するとなれば世界のマネーが拡大一方ではなくなるということですから、資源や商品の価格の上昇力は弱まるという見方をしておかねばなりません。銀相場でおきたような乱高下が他の商品価格でも起きるかもしれません。

     しかし一方で、QE2のせいでインフレに悩まされることになった新興国にとってはむしろ好材料かもしれません。このところ新興国の株価は軟調ですが、向う数週間でどんな動きをするか注目しておく価値のあるものとなるでしょう。

     日本株相場は常識的に見て当面様子見小動きの展開でしょう。値動きとして小規模なものでいるかどうかは分からないところですが、おそらくは日経平均で9500円から大きく離れることのない推移となるのではないでしょうか。

     ずっと同じようなコメントでそろそろ飽きるのですが、あまり大きなポジションは売り買いともにとることなく、短期のトレード機会を捉えることに注力しておくのが良さそう、という局面のようです。
    コメントする 2011/06/19 01:17

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