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  •  総合商社大手(三菱商事、三井物産、住友商事)の株価はいずれも現時点で今年の高値水準から10%以上下落しています。

    三菱商事8058 2422円 ⇒ 1977円 -18%
    三井物産8031 1558円 ⇒ 1344円 -14%
    住友商事8053 1297円 ⇒ 1072円 -17%

     各企業とも今年度(2012年3月期)の業績予想についてはかなり不確実性が大きいのですが、総合商社大手について見ますとおおむね増益基調と予想されています。(三菱商事だけは若干の経常減益予想、住友商事は会社予想公表せず。)

     その結果、各銘柄とも予想PERはかなり低めの数字になっています。

    三菱商事8058 7倍
    三井物産8031 6倍
    住友商事8053 7倍

     株価は今年の1月〜2月の当面の高値を付け、3月の大震災時に大きく下落した後回復したものの現在の水準に留まっている、という推移となっています。

     総合商社株は、景気敏感株として国内景気の影響を受け、資源関連株として資源価格の影響を受け、インフラ関連銘柄として新興国の経済情勢の影響を受ける、という構図になっていると考えられます。

     現時点の情勢を見ますと、国内景気は回復すると見られるものの政治情勢からやや懸念がある、資源価格は高値から見れば軟調、新興国経済はインフレ退治でやや低調、となっており、総合商社大手の株式には逆風です。

     そうした逆風を反映した株価が現時点の総合商社大手3銘柄の株価水準(とこれまでの推移)と見ることができそうです。

     米国の景気、金融政策、欧州の一部の国々の財政状況、新興国のインフレの度合い等々、まだまだ不確実性の強い状況ではあるのですが、そうした悪材料の織り込み度合い、という見方をしますと、総合商社株の株価水準はかなりの程度それら悪材料を織り込んだ水準と見ることができるように思います。

     総合商社株については、そろそろ買いスタンスが妥当という局面にあるのではないかという気がします。イメージとして秋口にかけて買い場を探る、というところでしょうか。

     大手3銘柄の中でどれがベストか、という見方をしますと、基本的にはそれほど大きな違いはないのではないかという気がします。予想PERで見ますと三井物産が若干低い水準にあり、このことが今年のこれまでの物産の株価下落率の相対的低さをもたらしているのではないかという気もしますが、少し長い目で見れば3銘柄とも株価パフォーマンスにさほどの違いはないのではないかと思います。
    コメント1件を表示する 2011/06/22 11:40

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