スローネットは新サイトに移行いたしました。今すぐアクセス

  • サークル名:サークル句会


    9月上旬のサークル句会は無事終了しました。ご協力いただきましてありがとうございます。最高点は、10点句、TOTOROさんの「ちちろ虫」句、次点は、8点句、まいるどさんの「蕎麦の花」句でした。おめでとうございます。俳句に数を詠む込むのは大変難しいことですが、この句では「三戸」と「ちちろ」が上手く響きあっています。季語の斡旋もしみじみとした味わいを感じさせてくれました。次回開催は9月25日です。次回もよろしくお願い申し上げます。


    最高点句10点句(◎◎○○○○○○○○)
      72.集落は離れて三戸ちちろ虫       TOTORO
    次点8点句(○○○○○○○○)
      91.ダム底に沈む村とや蕎麦の花       まいるど
    6点句(◎◎○○○○)
      18.一灯を消して消えざる秋思かな       昇 峰
      99.遠富士の裾広げゆく秋夕焼         昇 峰
    5点句(◎○○○○)
      103.ねこじゃらし忘れ物して返す坂     コーヒー
       (○○○○○)
      112.初さんま会話の弾む夕餉かな     ごまちゃん
    4点句(◎◎○○)
      01.秋風や母より厚き文とどく         popo
      128.満月におとぎ話の生まれけり       夢追人
      129.水澄むや水百選の城下町         夢追人
       (◎○○○)
      09.秋夕焼け白きうだつの城下町     ごまちゃん
      48.菊日和小康の母美しき          さんせん
      69.品書きの流るる文字の走り蕎麦       み き
       (○○○○)
      16.行き過ぎて立ち返り見る秋の色       さくら
      85.背を伝ふ小言の果ての残暑かな      しょうく
      92.直売所農婦の名入り束ね菊         風 花
      105.野仏の化粧されをり赤のまま     ごまちゃん
      121.古里を捨てて幾年鰯雲          泥 舟
      152.夜明けなほ踊り尽きせぬ風の盆     さんせん
    3点句(◎○○)
      76.新涼や千畳敷きの青畳           み き
      102.鳥威し風に光の生まれけり        ワシモ
      146.山々の水湧き出でて新豆腐       まいるど
       (○○○)
      36.押入れの整頓処暑の風入れて      ごまちゃん
      141.門灯の下は小暗しちちろ虫       TOTORO
      156.湧水の音のかそけし花桔梗         しんい
    2点句(◎◎)
      100.どの道も起伏の道や秋暑し        夢追人
       (◎○)
      49.喜寿近しあの日あの頃秋の蝉      千畳敷太郎
      74.新涼の月に総身を洗ひけり        さんせん
      82.棲家には帰るあてなし秋蛍       チビタンク
      97.陶窯の煙真っ直ぐ葛の花          苦 瓜
      98.道具屋の持て余したる秋簾         ワシモ
       (○○)
      27.湖静か映りし富士の星月夜        あっさむ
      42.回廊の床つややかに添水鳴る       まいるど
      46.刈り終えてまだポーズとる案山子かな    千畳敷太郎
      51.草雲雀夜明けの風を震わせて       コーヒー
      54.御詠歌の刻ゆるやかに送り盆       山椒の実
      68.七輪の秋刀魚の青が炎引く        まいるど
      75.新涼や木立の中の透かし塀         み き
      93.露けしや昨夜の夢のところどころ      風 花
      117.鄙家にも雅の色や草の花       チビタンク
      122.箒目に荒塩残り村芝居           み き
      126.掘割の水干し上がり赤のまま        苦 瓜
      130.身ひとりの夜の静寂の虫の声        mira
      132.嶺を跳び大野に奔る野分雲       チビタンク
      133.無言館の林に鳴ける秋の蝉         しんい
      148.闇に覚め夢か現か虫を聞く       そよかぜ
    1点句(◎)
      65.ジーンズの破れもお洒落晩夏光       麦 秋
      107.葉裏衝く風に弾けし鳳仙花       さんせん
      127.学舎の答案用紙秋の蝉        panapana
      144.大和にも海風届く鰯雲          利 明
      147.闇しづか囃子佳境の風の盆        J R
       (○)
      04.秋の暮ぽつと灯点る焼鳥屋       すいきょう
      07.秋彼岸此岸の酒を酌み交はす        泥 舟
      11.あさきゆめみし酔芙蓉ゑひもせず      昇 峰
      13.足摺の風雨に耐へて椿の実         利 明
      15.足元の風が遊んで秋きざす        そよかぜ
      17.一輪の少し離るる彼岸花         白いバラ
      19.いとほしみ枝から離す秋の茄子       麦 秋
      20.犬たちも縁近く寄り盆の月         雪
      22.稲の秋農事全うせし母よ         TOTORO
      24.芋嵐門閉じられし幼稚園          mira
      25.渦巻ける雲の進路や風祭          方 舟
      37.落ちのびし武士果てし露の墓      チビタンク
      40.思い出のさまざま浮かぶ鰯雲       白いバラ
      50.銀波ゆれ薄が原に月昇る        secchan
      55.声良きも悪しきも沸ける秋の蝉       しんい
      56.碁敵と先ずは一杯新豆腐       panapana
      62.さりげなく心に偲ぶ秋の風        白いバラ
      63.爽やかに神降り賜ふ地鎮祭          方 舟
      77.新涼やをさなの走る下駄の音       TOTORO
      83.青春を燃やすグランド秋日和        さくら
      84.迫り来る茜の色や芒原          白いバラ
      87.底紅の紅は神代の忘れ物         山椒の実
      96.転職の是非コスモスも揺れしきり       俊 雪
      101.友見舞ふ丸子の宿のとろろ汁        麦 秋
      108.はからずも家居独りや盆の月        風 花
      110.蓮の実のポンと弾けて夢飛ばす      mira
      111.八朔や鐘の音透る霊山寺         利 明
      114.母に添ふ嫁ぐ日近し秋桜        山椒の実
      120.故郷の在所七軒蚯蚓鳴く         苦 瓜
      123.法師蝉十ほど鳴きてそれつきり      利 明
      134.虫時雨指揮者不在の大合唱        俊 雪
      135.虫すだく星の瞬き近くして        昇 峰
      137.虫の夜や古き写真を見て更ける     コーヒー
      140.木道を行けば跳びたつ飛蝗かな      コーヒー
      143.山里の日差集めて唐辛子        TOTORO
      149.夕暮は鬼の出さうな芒原          泥 舟
    無点句
      02.秋蝉の屍をそっと垣に置く
      03.秋出水泥捲き込みて力瘤
      05.秋の夜の風を仲間に連絡船
      06.秋彼岸姉逝きし日の巡り来ぬ
      08.秋日和開店セール長蛇の列
      10.秋吉台ススキの原の露光る
      12.朝散歩田圃の稲も黄金色
      14.葦の穂の風駆け抜ける行方かな
      21.稲刈りて千の石垣光たる
      23.居場所なき体育館の震災忌
      26.空蝉を宝のように子の小箱
      28.駅を出てタクシーを待つ秋の暮
      29.江戸の世の父祖の産土葛の原
      30.恵林寺に勝頼の影星月夜
      31.恵林寺の縁に影さす星月夜
      33.老いらくの残る暑さや人恋し
      34.大雨の止む間あたへず釣忍
      35.送り火や心残して丑の茄子
      38.踊り唄夜風に乗りて女ごゑ
      39.踊る娘の唇朱し指白し
      41.折り紙の指を止めたる鈴虫の声
      43.影曳ける釣瓶落しの船溜り
      44.蜉蝣や一日一生の覚悟あり
      45.茅葺きの古民家の萩咲き乱れ
      47.カンナ朱に町工場の狭き道
      52.国見せむ雲の高さに登りては
      53.懸崖の菊しつかりと坐りをり
      57.心込め母に供える月の膳
      58.湖畔行く八十路のウオ-ク白き萩
      59.これやこのスペースシャトル盆の月
      60.これよりは夢想の世界萬珠沙華
      61.さやかなる和紙の白さを板に乾す
      64.秋刀魚焼く煙の向かう猫の声
      66.子規の句碑厄日の雨に濡れそぼつ
      67.爺の頭にはぐれとんぼう来て留まる
      70.三味の音やりんごの故郷五能線
      71.秋扇や白紙ばかりの日記帳
      73.新涼の鏡のまえのお剃刀
      78.水害の報に箸止む栗おこわ
      79.涼しさや川床揺らす貴船川
      80.鈴虫の声絶ゆるなき川伝ひ
      81.硯洗ふ和尚の舌のなお盛ん
      86.宗派越へ香り漂ふ萩の花
      88.颱風の天上山の怒りあり
      89.台風の爪あと痛しき紀伊の山
      90.竹籠に水引の花澄し顔
      94.つりふね草陣馬の山の登り口
      95.手づかみの草の花持てむつきの子
      104.農工商雨台風に呑み込まる
      106.野良仕事了へて家路や秋夕焼
      109.歯切れよき鴉の声や秋の晴
      113.柞径そぞろ人声秋の声
      115.ひたひたと国土異変や露の玉
      116.一雨が豪雨と化して夏終わる
      118.噴き上げる温泉穂先秋の雲
      119.復興の槌音のごと虫の声
      124.豊暁の稔り確かやいなびかり
      125.舗装路に残るほとほり鰯雲
      131.御仏を囲みきりたる朱のカンナ
      136.虫の音と風が友達一人旅
      138.名月や瓦の街を照らしけり
      139.猛暑とて何のなんのと鍛冶屋かな
      142.やはらかき風の花びら芙蓉咲く
      145.山の端の薄暮に上がる白い月
      150.夕蜩や家路急げと背を押す
      151.行く雲の足早に過ぐ芋嵐
      153.余花の香に誘われそっとまわり道
      154.流星の想ひを祈る恋の道
      155.竜胆の鉢とメモあり玄関に


    転写ミス、誤字脱字等がありましたらお知らせください。

    選句者(選句順・敬称略)

    あっさむ ごまちゃん TOTORO 泥舟 かぐらなんばん そよかぜ 雪 secchan
    panapana mira 麦秋 俊雪 みき ワシモ チビタンク 風花 千畳敷太郎 コ-ヒー
    白いバラ しょうく 苦瓜 JR 利明 しんい すいきょう まいるど 方舟 夢追人
    山椒の実 さんせん popo 昇峰 


    選句の出来なかった方(敬称略)

    さくら 匁    
    コメント32件を表示する 2011/09/07 09:19

    サークル句会のイメージ

    サークル句会

    サークル
    パブリック
    誰でもフォロー可