スローネットは新サイトに移行いたしました。今すぐアクセス

  • サークル名:サークル句会


    10月、晩秋を迎えてのサークル句会でした。32人ご参加の中で最高点句を得られたのは、まいるどさんの「鵙」の9点句でした。うち、半分以上は特選ですから堂々たる秀句です。次点はごまちゃんの8点句「夜長」句です。簡単そうでなかなか厄介な季語の本意を上手く汲みとられました。次回は、10月25日の開催です。よろしくお願い申し上げます。

    最高点句9点句(◎◎◎◎◎○○○○)
      07.化野を切りさく鵙の髙音かな       まいるど
    次点8点句(○○○○○○○○)
      14.幾たびも針孔さぐる夜長かな      ごまちゃん
    7点句(◎○○○○○○)
      40.渓流の岩研ぐ水の澄みわたる        苦 瓜
       (○○○○○○○)
      36.魚板打つ観音堂の秋深し          み き
      61.島人のみな留守にして運動会        夢追人
    6点句(◎◎○○○○)
      94.角切会勢子は受け身で転びけり      山椒の実
       (○○○○○○)
      109.萩こぼる旧街道の関所跡         さんせん
    5点句(◎○○○○)
      81.千枚田月もろともに海に落つ        さんせん
       (○○○○○)
      21.絵手紙に今朝の瓢箪描きけり        方 舟
    4点句(◎◎○○)
      101.点滴のゆっくり落ちて長き夜      ごまちゃん
      132.またひとつ幸せ見つけ秋うらら      mira
       (◎○○○)
      75.すすき原風のもつれる県境        さんせん
      97.露草や犬を乗せたる乳母車         麦 秋
      104.鳥渡るゆっくり走る五能線      panapana
       (○○○○)
      22.大鍋に水張る音や秋祭り          苦 瓜
      59.篠笛の音色をのせて秋の風         苦 瓜
      145.やはらかき産着たたみし花茗荷      J R
    3点句(◎○○)
      08.あどけなき吾子の寝顔や今日の月     さんせん
      39.暮れなづむ伊吹は遠く雁渡る       さんせん
      60.仕舞湯にまるくつかれば虫の闇      まいるど
      62.十月の蒼穹を突く槍穂高          昇 峰
      64.十三夜権現堂の隙間風         panapana
      141.妄想の羅漢もありて秋深む        み き
       (○○○)
      45.古文書を拾ふルペーや秋灯         み き
      53.三十の父九十の母秋彼岸          雪
      56.下町の掘割路地にこぼれ萩         み き
      57.湿原にオジロワシ舞う秋の空       secchan
    2点句(◎◎)
      87.たたずまひ今も青べか浦祭         麦 秋
       (◎○)
      126.葡萄捥ぐ甲府の空を軽くして        昇 峰
      130.磨崖仏静かに濡らす秋の雨        白いバラ
      142.木犀の匂う路地抜け路地に入る        方 舟
       (○○)
      23.オカリナの澄し音色や秋うらら     ごまちゃん
      25.おさなには幼の意地よ秋桜         風 花
      32.柿たわわ在の口なる六地蔵        TOTORO
      46.転ぶ子に大声援や運動会          夢追人
      67.少年の一人は無口石榴の実        TOTORO
      69.心願の写経の滲み秋の雨          J R
      72.親鸞の説法の辻木の実落つ         昇 峰
      114.花蕎麦や茅葺屋根の水車小屋       しんい
      125.仏壇の葡萄二つぶつまみ食い      千畳敷太郎
      128.平安の神楽の舞や後の月       panapana
      140.無人駅出て一面の秋桜         ごまちゃん
    1点句(◎)
      41.献饌の瓶子に降りし金木犀         葉 子
      51.柘榴掌にクレオパトラをふと想ふ     コーヒー
      112.破損仏拝してよりの紅葉狩        方 舟
      139.武蔵野の山河寂びゆく暮の秋        昇 峰
       (○)
      04.秋潮に小舟の休む二三隻          J R
      26.惜しみつつ掃くおもしろき落葉かな     コーヒー
      27.お神酒効き神輿もちどり秋祭り      千畳敷太郎
      28.思いあり五百羅漢の秋の風       panapana
      35.恐竜の荒ぶるごとく野分吹く        風 花
      42.恋をして子も三羽得て帰燕かな       利 明
      44.コスモスや耳を離れぬ京言葉        風 花
      48.逆上り出来る子出来ぬ子零れ萩       麦 秋
      49.石榴描くかたき絵筆を朱に染めて      雪
      52.さまざまな色の束積み菊畑         白いバラ
      63.十月や日毎に変る山の色          苦 瓜
      66.集落の人より多き群とんぼ        TOTORO
      73.冷まじや浪が波押し岩洗ふ         俊 雪
      83.外は雨声なき部屋の夜長かな        mira
      89.田の神の山に戻りて猿酒          利 明
      92.ちさきものみなうつくしき小鳥くる     利 明
      99.天塩効く渋鮎こそは甘かりし        麦 秋
      102.遠き日の悪戯描きや初紅葉        J R
      106.団栗や老が老女の介護うけ        そよかぜ
      119.日溜りの古き街並ななかまど        泥 舟
      120.ひとときを部屋を黄金に秋夕日      すいきょう
      121.一人居の椀の仕上げに柚子刻む      まいるど
      122.一人身の写経の終へて夜長かな      白いバラ
      124.復活の稲穂熟るるや光浴び         葉 子
      134.蜜柑熟れ逆さの鳥の尾が覗き        葉 子
      135.水落す音の響みて豊の国          利 明
      137.身に入むや合同慰霊の旗靡く        チビタンク
      144.望の月二人寄り添ふシルエット      TOTORO
      146.山男の朝の体操はぜ紅葉        山椒の実
      150.行き暮れて金木犀の香に出会ふ      mira
    無点句
      01.ああ無情葉見ず花見ず曼珠沙華
      02.青空に映えて弾けし柘榴かな
      03.秋風に誘われ足の向くままに
      05.朝顔の垣根の果てに咲きにけり
      06.四阿に何語らふや秋の暮
      09.案内せし古稜に競う曼珠沙華
      10.穴出でてちちろ鳴き澄む木陰かな
      11.雨の夜のギター流しや火の恋し
      12.妖しくも蝶を惑わす曼珠沙華
      13.いかがはしきメール消去す秋灯下
      15.生垣におかめ南瓜の踊りをり
      16.頂に肌を乾かす秋の風
      17.入相の欅にむくの数百羽
      18.いわし雲潮騒著き九十九里
      19.うそ寒や妻と諍いたばこ買ひ
      20.海赤く島は真黒に秋入日
      24.お代わりは三杯めなりとろろ汁
      29.お持たせの酒の栓抜く十三夜
      30.親子してへちま水採る実習園
      31.垣越しに熟れたる柿の目のたかさ
      33.風通う道行きゆきて秋桜
      34.カレー煮ることも会社の運動会
      37.金木犀ふと揺すりゆく宵の風
      38.車ごと飛び立つここち秋高し
      43.五円玉握りて出店秋祭り
      47.金色に実りし稲穂風にゆれ
      50.柘榴裂け赤心秘めし男子あり
      54.山廬忌や籠り仕度に甲斐の山
      55.思春期の鎧持つごと柘榴の実
      58.忍び寄る夕暮れ寂し火恋し
      65.秋天に吸い込まれそう田も畑も
      68.白露を玉と呼ぶ君恋しくて
      70.新そばに長蛇の列や招き猫
      71.新蕎麦やまずは盛り蕎麦音立てて
      74.芒原いりて迷わん夕茜
      76.雀群れ案山子部隊と競いをり
      77.せがまれて猫に餌やる朝寒し
      78.節電で切った便座に秋を知る
      79.背戸守る仁王のごとくいぼむしり
      80.戦没者墓苑秋の蚊まつはりて
      82.蒼天や堤埋め尽く曼珠沙華
      84.大根の種押し流す大嵐
      85.大小の筆を揃えて草の秋
      86.炊き立ての新米碗に玉子のせ
      88.立ち尽くし声ひとつなき案山子かな
      90.だれかれを泣かす順礼歌の段
      91.丹精の葡萄翳せば光透け
      93.次の峰釣瓶落しに足止まる
      95.夫と行く釧路湿原鶴来たる
      96.積み木のごとニュータウン見ゆ秋うらら
      98.出来秋のおこぼれ狙う群れ雀
      100.電線に斯くまでならぶ帰燕かな
      103.渡月橋渡りゆくかに十三夜
      105.どんぐりの豊作祈る熊を見し
      107.茄子一つ取残したり秋の風
      108.温め酒わかれし人を思い詫ぶ
      110.萩の庭あそびの果ての糸電話
      111.パスポート申請に行く天高し
      113.肌撫づる風に磯の香涼新た
      115.鼻を抜く香りほのかに走り蕎麦
      116.母と犬遠ざかる窓萩の駅
      117.ピカチュウの案山子もありて谷戸日和
      118.被災地を訪ふや心に秋の風
      123.日を跳ぬる一葉の井戸草の花
      127.古里に向つて立てば秋の声
      129.変色の写真ぽろりと文化の日
      131.まくなぎや行く山道のど真ん中
      133.マラソンの子の伴走や赤トンボ
      136.水屋脇風遊ばせて名残萩
      138.みみずさへ喜ぶほどの秋日和
      143.木犀や憂さを晴らせと香りおり
      147.山道の交はす会釈や濃竜胆
      148.闇深く入り込む夜の柘榴かな
      149.夕暮れの病室つつむ秋の蝉
      151.行く秋の日差しを浴びて能舞台
      152.行く秋や空広げむと枝下ろす
      153.湯を沸かす南部鉄瓶秋深し
      154.涼新た書棚のほこり払いけり
      155.りんどうや女院高野の金剛寺

    転写ミス、誤字脱字等がありましたらお知らせください。

    選句者(選句順・敬称略)

    あっさむ 泥舟 苦瓜 しんい TOTORO 麦秋 ごまちゃん panapana 方舟 葉子
    俊雪 まいるど そよかぜ みき チビタンク secchan mira 白いバラ 雪 コーヒー
    利明 しょうく すいきょう さんせん JR 千畳敷太郎 夢追人 popo 山椒の実 風花 
    昇峰
     
    未選句者(敬称略)

    さくら 
    コメント31件を表示する 2011/10/06 09:04

    サークル句会のイメージ

    サークル句会

    サークル
    パブリック
    誰でもフォロー可