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  • サークル名:サークル句会


    秋後半の句会を無事終えることができました。ありがとうございました。最高点句は方舟さんの「紅葉狩」句で13点という高得点になりました。発想の似ている句はありそうですが、たたみかけるような中七から下五の表現は平凡に見えて非凡です。次点は利明さんの「花野」の句、眼目は中七の措辞の発見でしょう。おめでとうございます。来回は11月初冬に入り、投句は11月10日締切となります。すでに投句を済まされた方もおられます。たくさんのご応募をお待ち申し上げます。

    最高点句13点句(◎◎◎◎◎◎◎○○○○○○)
      81.添ひてゆく妻の歩幅の紅葉狩        方 舟
    次点9点句(◎○○○○○○○○)
      49.小海線遅るるもよし大花野         利 明
    8点句(◎○○○○○○○)
      30.影踏みの影を横切る秋あかね       さんせん
    7点句(◎◎○○○○○)
      09.秋のこゑ風の繰りたる童話集         雪
      53.腰に鈴つけて入りゆく茸山         夢追人
       (◎○○○○○○)
      44.黒光る梁百年の走り蕎麦           み き
    5点句(◎○○○○)
      55.コテージのなべて閉ざされ七竈      TOTORO
      131.馬籠宿軒を連ねる吊し柿       panapana
       (○○○○○)
      121.秒針の音ことさらに夜長し       まいるど
    4点句(◎◎○○)
      54.コスモスやトラックに牛売られ行く     ワシモ
       (◎○○○)
      23.エッセーの著者に恋する秋の夜      そよかぜ
      31.神送り墳墓の森へ八咫烏         まいるど
      149.破荷の池を照らして金色堂        苦 瓜
       (○○○○)
      151.敗荷や岸辺に錆びし忘れ鎌        昇 峰
    3点句(◎○○)
      57.木の実落つ一つ遠くへ弾みけり       風 花
      72.叙勲者の皺深くして文化の日      千畳敷太郎
      156.藁塚は夜にお伽の国となり        J R
      157.椀種に柚子一片の化粧かな        風 花
       (○○○)
      17.家々に柿の実熟す里暮らし       secchan
      24.江戸地図に生地を探す夜長かな       麦 秋
      37.菊膾会津訛りの友は逝き         コーヒー
      38.菊人形血はみどり色かもしれぬ      コーヒー
      50.紅葉の渓谷渡るかずら橋          苦 瓜
      91.津軽野に水霜おりる別れかな       しょうく
      99.燈明を一つふやして秋深む         み き
      100.蚯蚓鳴く恋運良しと言はれても       葉 子
      103.どんぐりのひとつ拾ふて美術館       mira
      109.なんとなくゆがみが楽し花梨の実     mira
      114.稲架かけて湖水遥かに近江富士     さんせん
      125.冬近し廃線後は風の道        panapana
      127.紅さして夕日が放つ鰯雲        すいきょう
    2点句(◎○)
      02.青げらの森に響くやタララララ       葉 子
      11.秋深し人からの傷人で癒え         葉 子
      69.十三夜瓦礫の山の黒々と          夢追人
      82.そよ風とひねもす遊ぶ秋桜         麦 秋
      83.高遠や落葉に眠る城址かな         俊 雪
      93.哲学の道に且つ散る紅葉かな        苦 瓜
       (○○)
      16.在りし日の戦艦三笠秋の声       panapana
      56.木の実落つ赤頭巾ちゃん気をつけて      雪
      60.ゴ.ンドラの影の行き交ふ草紅葉       方 舟
      67.潮騒の寄せては返す秋思かな        利 明
      68.鹿の声聞こえる里の侘び住まひ      secchan
      70.秋天に身を軽々と高足場          泥 舟
      88.玉砂利を掃く稽古巫女零れ萩        麦 秋
      97.遠くより夜汽車の汽笛秋深し        泥 舟
      98.同窓の集ひの余韻星月夜        panapana
      104.どんぐりや昭和は遠し尊徳像       山椒の実
      105.頓服の効き目薄れし長き夜         苦 瓜
      128.変色の写真ぽろりと小六月        まいるど
    1点句(◎)
      75.すすき野の風と光の調べかな       そよかぜ
      89.丹沢の一朶の雲や鳥渡る          み き
      123.節戸打つ夜の雨音秋深む         昇 峰
      124.普段着の着心地良さや栗の飯       ワシモ
      137.水澄んで流水の影とどめざる       昇 峰
       (○)
      06.秋空の高さに這える蔓の先         popo
      10.秋薔薇や白洋館の彩尽くす         み き
      14.朝夕の思わず重ね着秋深し        千畳敷太郎
      20.俯せのボート湖岸に秋の暮          方 舟
      22.馬肥ゆる御嶽山もよく晴れて       コーヒー
      26.大利根も咽び泣くかや秋の霧      チビタンク
      27.沖合に白波立つや冬隣           泥 舟
      28.荻吹くや櫓のかろやかに渡し舟       しんい
      32.痒みまだ手指に残りとろろ蕎麦        方 舟
      41.雲一つ無き下に居て秋麗         白いバラ
      47.交差する飛行機雲や秋高し        すいきょう
      59.湖北にも白鳥来たりて群れ遊ぶ      secchan
      61.嵯峨.野路の投句箱あり紅葉寺     panapana
      63.笊盛りに山茸とふ但し書き         風 花
      71.将軍塚へ続く近道木の実降る      ごまちゃん
      76.澄み渡る空に稜線甲斐の国         俊 雪
      79.爽涼の戸口に佇ちて葉書かな        popo
      80.そこはかと雨の匂ひや藁こづみ       しんい
      84.竹竿の撓るほど吊る百匁柿          雪
      86.田の水に別れ惜しんで去ぬ燕       あっさむ
      90.竹林の細き流れや小鳥来る       すいきょう
      92.露けさの憂ひ顔なる道祖神        さんせん
      94.寺庭に匂ひこぼせる松手入         しんい
      106.長き夜の衣装出し入れ旅支度      千畳敷太郎
      111.日蓮の説法石や一葉落つ         山椒の実
      115.初めての道に踏み入る花芒         J R
      117.母と娘の揃いの帽子ハロウィン     コーヒー
      119.はらわたに沁みる汽笛や暮の秋       泥 舟
      134.ミサ曲の流るるチャペル蔦紅葉       さんせん
      135.実石榴や遥けきものに母の愛        昇 峰
      136.水澄むや北アルプスの嶺凛々し      利 明
      138.嬰児の一つ握りて櫟の実         白いバラ
      140.無住寺に微笑の地蔵秋の声         麦 秋
      148.敗荷と言へど明治の女なり         雪
      154.宵待ちの夢二美人や杜鵑草         ワシモ
    無点句
      01.青き空富士仰ぎ見て稲架掛ける
      03.青空や友の便りの梨とどく
      04.秋没日富士の山の端燃え滾る
      05.秋時雨女人参籠裏高野
      07.秋高し神輿くぐりの列につく
      08.秋の雨膝を取り合ふ猫と犬
      12.空地をば無駄にはせずと芒の穂
      13.あざやかな紅葉映す湖畔かな
      15.案内せし文学館の秋の声
      18.寝ねがてに木枯し母の声かとも
      19.威容たる煉瓦塀沿い霧深し
      21.産土の阿吽の狭間後の月
      25.大阿蘇の外輪に照る後の月
      29.柿赤し綿帽子の富士透かし見る
      33.烏瓜カラカラ鳴って藪祭り
      34.烏瓜咲くや帰りは真の闇
      35.観音を詣でたる日の紅葉の朱
      36.神無月今朝静かなり三輪の山
      39.啄木鳥の韻を踏みゐて叩きけり
      40.啄木鳥のモールス信号森渡る
      42.栗羊羹ぱかんと開くる缶の蓋
      43.狂ほしく紅葉競炎深き峡
      45.鶏頭を揺らしては降る島津雨
      46.係留の小舟一艘水澄めり
      48.高速道濃霧の中に地震の村
      51.国道のフェンス俄の稲架となり
      52.古語なりし源氏読みとく夜長かな
      58.小舟より飛び立つ鳶や秋うらら
      62.さよならと名残惜しみて秋の暮
      64.爽やかや倉町祓う幣の音
      65.山頂に客を迎へし秋茜
      66.CD盤第二の勤め鳥威
      73.城の坂どんぐり拾いつつ登る
      74.冷まじや灯りの潤む始発駅
      77.声援に竹輪走る秋高し
      78.声優の地声やさしや文化の日
      85.竹割って垣結いなおし冬支度
      87.旅がえり仲秋冨士のシルエット
      95.田圃アート消へて津軽の冬支度
      96.天窓の小さき山荘夜寒星
      101.年寄りは大事にせよと陳ね生姜
      102.隣家との境親しく落ち葉掃く
      107.長き夜や夫の背中の語りおり
      108.長き夜を切り裂き行きぬバイク音
      110.二條城めぐりて離宮の秋惜しむ
      112.庭叩く雨音ばかりして夜長
      113.廃屋の窓に青空小鳥くる
      116.畑道を踏み登り行く秋の霜
      118.ハミングは昭和の歌謡濃竜胆
      120.半島をうねり遊ぶや草紅葉
      122.吹き迷ふ野風忍びて野紺菊
      126.碧落へ桜紅葉の舞ひ上がる
      129.ポケットの奥に木の実は忘れられ
      130.ほほづきや透けるまで枯れ燈りけり
      132.まどろみし間にはや釣瓶落としかな
      133.幻の湖出でて秋深む
      139.妙齢の杜氏なりけり今年酒
      141.無常なりすがれ伏したる破れ蓮
      142.目途立たぬ放射線禍や鰯雲
      143.木犀の薄闇透かし匂ひくる
      144.喪主などと思いもよらぬ暮の秋
      145.もみづるや窓拭く主の二寧坂
      146.薬効の上ると聞きて生姜干し
      147.山粧ふ巣箱のやうな木のポスト
      150.敗荷の水漬きし影も錆びにけり
      152.遺言書かずじまいや暮の秋
      153.夕暮れの人混みの中秋の声
      155.良き人に巡り合う旅秋の宿
      158.女には女の意地ありわれもこう


    転写ミス、誤字脱字等がありましたらお知らせください。

    選者(選句順・敬称略)

    あっさむ 葉子 藤島修 ごまちゃん TOTORO 泥舟 麦秋 俊雪 雪 popo
    方舟 苦瓜 みき 市川滋 山椒の実 ひいらぎ しんい panapana コーヒー alt-tiger
    白いバラ mira 千畳敷太郎 利明 まいるど そよかぜ 風花 ワシモ secchan 夢追人 
    さんせん JR しょうく すいきょう チビタンク 昇峰 
        
       
    コメント36件を表示する 2011/10/21 08:28

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