スローネットは新サイトに移行いたしました。今すぐアクセス

  • サークル名:サークル句会


    12月後半の句会を終えて、今年のサークル句会はすべて無事終了させていただきました。ご協力ありがとうございました。最高点句は昇峰の「落葉」句で9点、次点は史郎さんの「冬晴」句と、しんいさんの「侘助」句の7点でした。しんいさんは私と同じ結社で、このたび、同人に昇格された有望な方です。来年は、1月10日締切が年初の句会になります。たくさんのご応募をお待ち申し上げます。一年間にわたりお付き合いいただきまして、ありがとうございました。皆さまには、どうぞ良いお年をお迎えください。

    最高点句9点句(◎◎◎○○○○○○)
      65.木洩日を残して落葉掃かれけり       昇 峰
    次点7点句(◎◎◎○○○○)
      128.冬晴れの少女の耳は透きとおり       史 郎
      163.侘助や谷中に残る築地塀          しんい

    (◎○○○○○○)
      160.指の出る手袋で指す道案内        チビタンク
       (○○○○○○○)
      50.寒林のまっすぐにある風の道        昇 峰
    6点句(◎◎○○○○)
      08.一年を「絆」で括る年の暮         俊 雪
      26.落葉して甲斐も信濃も沈みこむ       雪
      117.ひっそりと仏と過ごすクリスマス      mira
       (◎○○○○○)
      21.老いたれどせめて花柄日記買ふ       風 花
      69.ささくれの指にすべらす毛糸編み       しんい
       (○○○○○○)
      133.平凡なことの幸せ根深汁         ごまちゃん
    5点句(◎○○○○)
      47.寒星に射竦められて裸婦の像        泥 舟
       (○○○○○)
      84.駄菓子屋に冬の日あたるガラス瓶      市川 滋
    4点句(◎○○○)
      159.柚子風呂に五体弛めて童唄         麦 秋
       (○○○○)
      152.遺言書書き直しては蜜柑剥く        山椒の実
    3点句(◎○○)
      80.剪定の形あらわに霜衣            ワシモ
       (○○○)
      02.開けしまゝ朽ちる裏木戸花八つ手       J R
      13.凍星や電照菊の棟灯かり           さんせん
      85.卓囲む煤逃げ同志四暗刻          しょうく
      131.古日記消したきことも多かりき       そよかぜ
      136.ポンポンと会話ふくらむ焚火の輪       白いバラ
      156.行く年やこの子七十億人目         夢追人
    2点句(◎◎)
      116.被災地と絆で結ぶ年の暮れ        panapana
       (◎○)
      33.牡蠣太るみちのくの海甦り         利 明
      112.走る子の後ろ波立つ落葉かな       苦 瓜
      130.故里へ帰る夜空に寒昴          雀の子
      141.みちのくへ明日は良けれと年賀状      麦 秋
      154.郵便受けまでの五六歩しぐれ来る       方 舟
       (○○)
      04.阿弥陀仏煤払はれて目をつぶる       まいるど
      07.生きてゐる意味は問はずに年の暮      葉 子
      09.一面の石蕗に仏のおはすやう        葉 子
      19.永平寺道元の宇宙包む雪          史 郎
      40.窯小屋に薪積み上げて冬構          さんせん
      59.軽四輪枯野の先を村に消え          市川 滋
      64.木の葉降る無声映画を見るような      夢追人
      78.白神の空の広がり狩りの犬          panapana
      92.出来栄えを一くさり聞き柚子貰ふ       方 舟
      105.葱一本買ふて日暮れを帰りけり       雪
      121.響けひびけ復興の鐘除夜の鐘        夢追人
      123.百名山百のバッヂの冬帽子        昇 峰
      126.冬ぬくし声明聞きつ秘仏展        ごまちゃん
      144.無人駅降り立ちてよりの寒さかな     泥 舟
    1点句(◎)
      67.今生の忘れられない年暮るる        TOTORO
      79.背をまるめ釣り具の手入れ冬ぬくし     ごまちゃん
      107.葱に土寄せし手のひらほどの畑       雪
      143.身を削り花のみ咲ける冬薔薇        史 郎
       (○)
      10.一陽来福良縁有ると言ふ噂         麦 秋
      12.凍雲のまとわりつひて富士霞む       あっさむ
      17.鵜の群れの立ちたる後を鴨静か       すいきょう
      20.枝さきのなほ耀へり冬木立         popo
      23.大方が空になりたる落葉の樹        昇 峰
      24.大野行く犬共々に雪花舞ふ         チビタンク
      30.皆既食月横切りて冬銀河          あっさむ
      31.買出しのメモ忘れきし年の暮        風 花
      32.帰り来て寒さ口にす板の間に        popo
      34.影ゆれる煉瓦倉庫の冬運河         み き
      44.寒月や切字の欲しき句の構へ        泥 舟
      48.寒牡丹藁の囲ひに花二つ           さんせん
      53.逆光の色誉めらるる冬紅葉         TOTORO
      63.五線譜の音符かき消す虎落笛        山椒の実
      68.西海へ茜消えゆく柚子湯かな        まいるど
      72.山頭火雪の地蔵の目に涙          ワシモ
      76.霜の夜の粘土細工の猫の髭         まいるど
      77.じゃが芋のうち捨てられし冬畑       mira
      83.それぞれが未来持ちたる冬の蝶       み き
      86.楽しみの一つ増したり日記買ふ       葉 子
      87.ちかちかと音を奏でる冬の星        雀の子
      90.つくばひの水滴滴と青木の実        山椒の実
      93.手にかざし子と比べ合ふ色落葉        さんせん
      94.出窓には赤き蝋燭クリスマス        麦 秋
      101.年用意母想ひ出すこと多し         コーヒー
      102.長湯して柚子の移り香肌にとめ       mira
      106.葱きざみをれば真砂女を思ふかな     雪
      110.橋桁や寒の日射しに鯉動く        昇 峰
      115.腹の虫ポインセチアに愚痴こぼし      白いバラ
      122.紐長き敬老パスや師走空          しょうく
      129.冬帽子深めに渡る歩道橋         市川 滋
      138.俎板に水溢れしめ河豚捌く        山椒の実
      145.目薬を差して泣き目の師走かな      まいるど
      151.山襞に湧く冬靄の濃かりけり       しんい
      161.裸婦像の銀杏落葉を纏ひけり       利 明
    無点句
      01.青空へ落葉をとばす檜皮葺
      03.蘆枯れて湖にぷかりと白き富士
      05.霙降る段差五ミリに蹉けり
      06.家猫は落葉に喧嘩売ってをり
      11.一瞬の油断に泣くや虎落笛
      14.凍て和ぎても懐の寒さかな
      15.凍て轍踏みゆく朝の子供かな
      16.内濠も埋まる落葉や城の跡
      18.雲水の磴道急ぐ寒波来
      22.老いぬれば日々いとほしき日記買ふ
      25.御師持ち来八幡様の初暦
      27.落ち葉踏む友の便りをふところに
      28.オリオンの殊更光るクリスマス
      29.追わるるごと小走り女房年用意
      35.かじけ猫包みてやれば鼾して
      36.風凍むや湖辺の鴉谺して
      37.片時雨虹を残して旧街道
      38.片方の探す手袋時の立ち
      39.喝采の二千一名冬館
      41.ガラクタは遺品と呼ばれ年暮るる
      42.狩人の肩に軽々二連銃
      43.枯れ色に染むる公園寒波来る
      45.寒月やわが影供に通夜帰り
      46.寒昴蒼き新星かもしれぬ
      49.寒林の左伊勢への道標
      51. “絆”もじ第九しみ入る年の暮れ
      52.着膨れて秩父夜祭野師の声
      54.今日もまたいつもの角に焼いも屋
      55.薬呑んで見せて夫は煤籠
      56.暮易し駅踊り場に辻楽師
      57.雲なびく風のあるらし冬日和
      58.境内の骨董市にも日脚伸ぶ
      60.木枯らしも遠慮しがちな大聖樹
      61.極月やみちのく点す神戸の灯
      62.心だけ忙しがりをる師走かな
      66.根性の持て囃さるる大根かな
      70.山茶花の蘂は忘れし神の髭
      71.山茶花の花の紅氷結す
      73.シクラメンこの頃頑固過ぎたかも
      74.時雨忌の淡海は日矢の高きこと
      75.しばれるとぼそり老婆の独り言
      81.雑炊や男料理と亡夫自慢
      82.空青く木は裸なり落葉踏む
      88.筑前煮夫の出番の大晦日
      89.知人去り義理一つ消へ十二月
      91.石蕗や朝日吸い込む焼板塀
      95.電波塔届く冬雲ましろなる
      96.東京へ送る水貯め冬ざるる
      97.常夏の国より帰国みぞれ降る
      98.年の暮クロネコヤマト寄らず行
      99.年の瀬や垢を落として二人酒
      100.年の瀬や切るに切れない長電話
      103.入念に玻璃を磨いて年送る
      104.濡れ髪の乾きがたしよ寒昴
      108.猫ドアの沢山ありし障子かな
      109.羽子板の一重瞼の並びけり
      111.端の反り直せぬままに暦果つ
      113.初夢や鐘のなるなるのど自慢
      114.初夢や良縁成して空の旅a
      118.人去りて静寂破る木の葉雨
      119.一部屋に蒲団敷きつむ寒さかな
      120.人を吸い人を吐き出す年の市
      124.河豚食べて土産に貰ふ干した鰭
      125.冬枯れや道の白線あざらけし
      127.冬薔薇や聖書に咎を許される
      132.文語読む眠れぬ夜の霜の声
      134.ポインセチア島尾敏雄を読み終える
      135.ボロ市を漁りて執す古代裂
      137.真知子巻マフラーのしていそいそと
      139.万両の濡れて雫にネオン影
      140.魅せられて競技スキーに老い忘る
      142.妙齢の白髭付けてサンタ帽
      146.目にさやか銀杏落葉の黄毛氈
      147.黙々と年流れをり人急ぎ
      148.紅葉燃ゆ磨崖観音風化して
      149.焼藷の匂ひ皮ごと食べにけり
      150.約束を暦に記し年の暮れ
      153.夕暮れて寒さひきづり街を行く
      155.雪の如白き山茶花咲きおりぬ
      157.柚子買って柚子湯にするを忘れけり
      158.柚子の香に長湯楽しむ仕舞風呂
      162.林泉の隅につつじの返り花


    転写ミス、誤字脱字等がありましたらお知らせください。

    選者(選句順・敬称略)

    あっさむ 雪 葉子 がんちゃん ごまちゃん 市川 滋 泥舟 麦秋 白いバラ チビタンク
    風花 みき しんい 利明 山椒の実 mira 雀の子 TOTORO 俊雪 方舟
    panapana さんせん JR まいるど 夢追人 すいきょう ワシモ popo そよかぜ 苦瓜
    コーヒー 昇峰 
    コメント32件を表示する 2011/12/23 08:52

    サークル句会のイメージ

    サークル句会

    サークル
    パブリック
    誰でもフォロー可