スローネットは新サイトに移行いたしました。今すぐアクセス

  • サークル名:サークル句会


    一月サークル句会は、投句者全員が選句を無事終えました。ご協力ありがとうございました。今回の最高点句は、ワシモさんの「おでん」句で、13点という大量得点になりました。読む人すべてを楽しくさせてくれる好句で、俳句にそういう力があることを再認識させてくれました。次点は昇峰の「寒柝」句で、11点、、以下、複数点句をたくさんの方がそれぞれに力を思う存分発揮されました。次回は2月10日締切で、暦の上では立春です。まだお水取りまでは寒さが続きますのでお身体を大切にお過ごし下さい。

    最高点句13点句(◎○○○○○○○○○○○○)
      75.ころころと笑ふ嫁来ておでん鍋       ワシモ
    次点11点句(◎◎◎○○○○○○○○)
      56.寒柝の一打一打の静寂かな         昇 峰
    8点句(◎◎○○○○○○)
      125.半眼のをとめ踏み出す弓始         風 花
       (◎○○○○○○○)
      150.もう少し話聞きたし炭をつぐ        葉 子
    7点句(◎◎◎○○○○○)
      53.寒禽や竹百幹の薄明り             TOTORO
    6点句(◎○○○○○)
      143街の音吸ひ込み積る雪二寸         しょうく
       (○○○○○○)
      13.息をするごとく凍蝶翅ひらく        まいるど
    5点句(◎◎○○○)
      86.背表紙の文字くつきりと日脚伸ぶ      さんせん
      127.引き浪に転ぶ貝殻実朝忌         しょうく
       (○○○○○)
      25.鉛筆を削り直して初句会          み き
    4点句(◎○○○)
      07.頭から目刺を食ふて傘寿超え        俊 雪
      35.街灯の一つ消えをり冬の雨         市川 滋
      161.臘梅や見送る言葉言ひ出せず       葉 子
       (○○○○)
      80.七福神めぐり柴又よき日和         麦 秋
      99.地球より重き命や寒卵           昇 峰
    3点句(◎○○)
      17.凍鶴や次の札所へ小半時           風 花
      26.閻魔堂一気に走る嫁が君          チビタンク
      92.空昏し棚田百段雪つもる          山椒の実
      128.一蹴りのボ-ルの音や日脚伸ぶ       panapana
      138.梵鐘の音に色あり冬の虹         さんせん
       (○○○)
      06.足触れて家族なりけり敷き炬燵       俊 雪
      15.韋駄天の如く白鳥離水せり         俊 雪
      27.老いてなほ明日を頼むや冬木の芽      泥 舟
      36.峡のむら星に連なる兎道          ワシモ
      43.風花や故里のこと疎くなり         コーヒー
      97.駄菓子屋の婆が戸じまり雪催ひ       市川 滋
    2点句(◎○)
      40.風花の津軽に出会ふ女人仏         まいるど
      111.何を啼くムンク顔なる寒鴉        チビタンク
      152.門柱の残る空地や水仙花         すいきょう
       (○○)
      02.青空にレース織りなす枝の雪        コーヒー
      08.集めては放ち小突きて柚子湯かな      popo
      19.薄化粧眉を引くてがかじかんで       史 郎
      31.落葉して甲斐も信濃も錆色に        雪
      39.風花の一片ほほで溶けにけり        史 郎
      41.風花の能登は金剛浜太鼓          苦 瓜
      44.悴むや箸より箸に母の骨          苦 瓜
      58.寒晴れや霞ケ浦の帆かけ舟         み き
      76.左義長のほむらの勢囃しけり        しんい
      95.大寒の闇に湯けむり舞立ちぬ        J R
      113.似顔絵の笑ふえくぼや冬日和        panapana
      116.灰つつき埋火探す長話            雀の子
      136.房州の丘百万本の白水仙          麦 秋
      169.炉の灰に火箸で語る吾の悩み       千畳敷太郎
    1点句(◎)
      12.あんぐりと冬田に残る大轍         市川 滋
      28.老いるのは犬も同じや日向ぼこ       すいきょう
      38.懸声は商売繁盛宵ゑびす          麦 秋
      57.神南備の谺愉しき初鴉           利 明
      103.鉄砲町の菜切り包丁寒に買う       山椒の実
      114.野仏の声をひそめて春待てり       さんせん       
      149.銘水のまろやかにして釜始        麦 秋
      166.囲炉裏端父祖の訓えのあり処       千畳敷太郎
       (○)
      01.蒼さ増す白布を晒す冬の川        チビタンク
      03.開け放つかやぶきの間や寒牡丹       ワシモ
      10.新玉や老いても負けぬ気概持ち       あっさむ
      16.凍蝶の微動だにせぬ薄日かな        昇 峰
      18.浮寝鳥流れに委ねしたり顔         俊 雪
      24.絵馬に書く文字は合格初詣         そよかぜ
      34.カーナビを友に気儘の四温かな       白いバラ
      48.鴨の陣土手に傾ぎし案内板         風 花
      49.枯菊の束ねし人の未練かな         風 花
      54.寒月や硬き横顔和みつつ          J R
      62.着膨れや脱げば弾ける静電気        コーヒー
      65.切株に萎えし枯芝日差し溜む        J R
      68.首すくめ襟立て詣る七福神         あっさむ
      70.化粧せずマスクで顔を隠しけり       コーヒー
      74.小雪舞う京の町屋の君想ふ         secchan
      77.三ヶ日荷物を捨てて老い支度        葉 子
      78.山上に雪を余して春夕焼          苦 瓜
      79.試合には出してもらへず悴めり       まいるど
      83.人日や無病息災粥すする          あっさむ
      101.坪畑の不揃ひながら干大根        すいきょう
      105.陶工の手のぬめぬめと春近し        まいるど
      117.白煙は昇竜の形飾焚く          しんい
      119.初雪や霞む隅田の芝居小屋        mira
      121.初雪やライトの滲む高速道        panapana
      129.ひとつ立ち去れば皆飛ぶ寒雀       苦 瓜
      131.福寿草足もとの幸照らしけり       J R
      134.冬椿アルバム繰れば父母祖父母       そよかぜ
      135.紅ひとつ枝さしのべて冬薔薇       すいきょう
      137.方丈の庇に籠る冬の蝶          昇 峰
      142.待つ春に色香慎しみ冬薔薇        J R
      147.霙るるや今日一日は轆轤引き       葉 子
      148.霙降る静かな時が流れをり        雀の子
      163.路線バス待つ夕暮の寒さかな       泥 舟
      164.わだかまる悔いごと喰らう鮟鱇鍋     ワシモ
    無点句
      04.朝まだき新聞小僧の息白し
      05.朝まだき窓の暗さに根深汁
      09.雨音に風巻き付くや炭を継ぐ
      11.歩き方教わる雪の都会人
      14.居心地のよき人来たり風邪もらふ
      20.埋火や心の奥にも隠れおり
      21.海風の中に香れり水仙郷
      22.英霊は今死語なるや枯茨
      23.駅伝の結果書き込み初日記
      29.大利根の土手に啄む寒雀
      30.奥州路古館を埋める根雪かな
      32.おでん煮て皆の帰りを待ちし日々
      33.折り詰めの少し小ぶり初句会
      37.返し読む実らぬ恋の懸想文
      42.風花や何を思ひて舞踊る
      45.賀状書く雨畑硯まるく磨り
      46.喝もらふ裸祭りや寒の内
      47.葛城の山ほんのりと雪見つつ
      50.枯菊の光微塵に束ねらる
      51.寒猿にいざなはれたる奥社
      52.寒行の鋭声に刺さる長勝寺
      55.寒雀半数は死ぬ定めなり
      59.貫目摩れ霜の花咲く力石
      60.気がつけば独居老人福寿草
      61.菊練の陶土の笑窪日脚伸ぶ
      63.休診の医院の庭や黄水仙
      64.狭隘に櫓の音のみや雪見舟
      66.口ずさむ東歌の碑初天神
      67.くっきりと太き走り根日脚のぶ
      69.雲走る照りて陰りて去年今年
      71.腰落とし見つめて飽きず福寿草
      72.小正月神鶏の声つややかに
      73.小屋ひそと犬の戻らず霜の花
      81.霜の声やぶり朝刊届く音
      82.除夜の鐘住吉さまに詣でけり
      84.水仙に囲まれすっくと道祖神
      85.スケーター四回転の大歓声
      87.宣誓は二十歳の男女寒泳す
      88.先頭に遅れるウオ-ク山笑ふ
      89.早暁の富士輝きて鏡割り
      90.祖母と嫁同じ由美子や年新た
      91.背きあい咲く水仙のエゴイズム
      93.大寒に彩色光る登り窯
      94.大寒の空荒涼と重くあり
      96.大寒や切りたんぽの具一つ足し
      98.探梅や撫牛の鼻艶めける
      100.貯水池の水辺遠のき春を待つ
      102.妻と猫と神前にあり大旦
      104.遠き日や祖母が作りし雪うさぎ
      106.投扇興負けて着物を脱ぐことに
      107.東大寺いへど寂しく冬の寺
      108.とらさんを観て引き込まれ初涙
      109.戸を繰れば鼻つんとして寒の朝
      110.どんど焼つき抜くる音つづけざま
      112.南大門屋根食み出して初写真
      115.バーゲンの文字に誘われ女正月
      118.初句会子のこと孫のことを詠み
      120.初雪や小便小僧の立ち姿
      122.初夢や龍の背にて宇宙まで
      123.春きざす落柿舎土産レターセット
      124.春近し日矢に煌めく逆さ富士
      126.日脚伸ぶバスにまたバス乗り継いで
      130.人肌の寒の卵の息遣ひ
      132.武道館の床の冷たき光かな
      133.冬障子母織る音の聴こえけり
      139.ますらをの赤き褌寒泳す
      140.松過ぎて独りの昼餉うどん食ぶ
      141.松の内村の床屋は囲碁連衆
      144.眉毛にも白きもの出づ初鏡
      145.満開の蝋梅香り祝言す
      146.水荷浦冬耕の夫は天を打つ
      151.喪に服す友の遺族に寒見舞
      153.病み上がりなにはさておき寒卵
      154.夕空に寒星きらり遠汽笛
      155.湯豆腐や夫と出会ひし南禅寺
      156.夜泣き蕎麦張り込みつづく事件記者
      157.流氷の接岸間近かもめ啼く
      158.蝋梅の香りが好きで寄り道す
      159.臘梅の山にゴンドラ人を吐く
      160.蝋梅の溶けさうな陽の照りにけり
      162.蠟梅を挿すや茶の湯のたぎりたり
      165.怒りたき哀しきこと多し年の暮れ
      167.親鸞忌身の悴みて寺参り
      168.炭弾け赤き思いのおこりたり


    転写ミス、誤字脱字等がありましたらお知らせください。

    選者(選句順・敬称略)

    がんちゃん そよかぜ 泥舟 popo panapana TOTORO 麦秋 mira 風花 俊雪
    しんい 苦瓜 市川 滋 葉子 jacky secchan コーヒー みき ワシモ 白いバラ
    雪 しょうく 方舟 山椒の実 夢追人 チビタンク まいるど すいきょう JR 利明
    さんせん あっさむ 千畳敷太郎 昇峰
    コメント34件を表示する 2012/01/22 09:03

    サークル句会のイメージ

    サークル句会

    サークル
    パブリック
    誰でもフォロー可