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  • モデレータの目(2012/2/1)

    ○小幅の上昇
     1月の各株価指数等の騰落は次のとおりでした。

    日経平均   8455円 ⇒ 8802円 +4.1%
    ジャスダック 1180円 ⇒ 1228円 +4.1%
    NYダウ   12217ドル ⇒ 12632ドル +3.4%
    ナスダック  2605ポイント ⇒ 2813ポイント +8.0%
    円ドル    76.94円 ⇒ 76.34円 ほぼ横ばい

     年明け1月中旬くらいまでは目立った上昇はなかったのですが、月の半ば以降にそこそこの上昇を見せた、という月でした。

     相場の足を引っ張る要因はあまたあったのですが、米国経済に多少の明るさ⇒ナスダック上昇、といったこともあって、やや買いが増えた(その反面売りは一巡傾向を見せ始めた)といった状況だったのでしょう。

     先月の繰り返しになりますが、数ヶ月スパンのトレーディング戦術として「11月に買って翌年の5月に売る」ということにして来ているわけですから、1月もまずまずの経過ということになるでしょうか。

     為替市場では、100円を割り込んでいたユーロが1月下旬に100円大台に戻っています。特に欧州情勢が好転したというわけではないのでしょうが、ドイツ主導の危機対応策に一定の評価を市場が与えつつある、ということは言えるのかもしれません。

     足もとは昨年10-12月期の企業業績の発表シーズンで、銘柄によって業績悪で株価急落などというものも目立ちますが、業績が株価の足を強く引っ張るという状況ではないようです。しかし、昨年の企業業績悪化で、現在日本株の予想PERは15倍ほどになっており、世界的にも高い水準になってしまっています。

     日本株が本格的に回復軌道に乗るためには、この企業業績が上向く(と市場参加者が予想する)ことが不可欠です。その時期がいつ頃になるのか?早ければ新年度明け辺りから、といった想定はできますが、今のところ不透明です。

    <1月の出来事>
     今年は米大統領選挙の年です。現職の民主党オバマに対して共和党の候補者はだれになるのか?今のところ混戦模様ですが、見るところオバマを選挙戦で圧倒的に制するといった候補は出て来そうに見えません。今回の大統領選も接戦になるのでしょう。

     日本勢は米国の油田やガス田の権益確保に熱心です。原子力発電がもう頼りにならないということで、化石燃料の確保に力が入っているというわけです。時間は掛かるでしょうが、米国のLNGが順調に日本に来るようになれば、日本のエネルギー事情は安定するはずです。

     昨年が貿易赤字に転落、というのは予想されていたこととはいえけっこうショッキングです。幸い今のところ急激な円安には陥っていませんが、やがて、円安⇒金利上昇⇒インフレ、といった状況になるかもしれない、ということを強く意識させる出来事です。

     東北の被災地の復興がようやく軌道に乗り始めたというところのようです。春になって雪の影響がなくなれば、復興はさらに加速するでしょう。

     欧州は依然揉めたままです。ドイツは強硬で、南欧諸国の国債を無制限に買うなどということには真っ向反対で、あくまでも財政規律の強化で乗り切ろうとしているようです。ギリシャのみならず、ポルトガルの情勢も悪化しており、ドイツ流がどこまで貫けるのか?依然緊迫が続いています。

     加えて、イランと米欧の関係も悪化しています。脅しに過ぎないだろうと思われますが、イランはホルムズ海峡封鎖を辞さない構えで、株式相場のリスク要因となってしまったことは確かです。

     まだまだ不確かですが、米国の景気は回復軌道に乗りつつあるように見えます。景気を支えるために、FRBは低金利政策を2014年まで続けるとしており、市場のセンチメントをリードしようとする姿勢が明確です。

     野田政権による消費増税への地ならしは予想とおり簡単ではないようです。最終的には消費増税となるのでしょうが、選挙への思惑も絡んで国会は紛糾しそうですし、党内も荒れ模様です。新党構想も飛び交っており、完全に選挙モードではあります。

    1月2日 対ユーロで円高継続 仏独株大幅上昇
    1月3日 NY株大幅上昇
    1月4日 大発会、日経平均105円高
    1月5日 共和党大統領選初戦のアイオワはロムニー氏
    1月6日 丸紅、米で新油田権益獲得
    1月7日 中国12年成長目標7%台に ⇒ アジア株低調の一因に
    1月8日 ゼネコン、東北に人材投入
    1月9日 11年31年ぶり貿易赤字に転落、経常黒字は確保 ⇒ 為替相場にはあまり影響せず
    1月10日 EU新条約3月までに、独仏首脳一致 欧州株価上昇
    1月11日 フランス国債年内格下げなしとフィッチ
    1月12日 ECB政策金利年1%に据え置き スペイン・イタリア国債入札順調
    コメントする 2012/02/01 11:27

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