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  • サークル名:サークル句会


    二月サークル句会は、投句者全員が選句を無事終えました。ご協力ありがとうございました。今回の最高点句は、TOTOROさんの「草の餅」句と、panapanaさんの「春隣」句が7点句で別けました。地産の草餅を売るすぐれた点描の句と高齢何するものぞという意気込みに溢れた句でした。次点はワシモさんの「島椿」句で、同じく7点句、以下、14位までを参加者の約半数の方が順位を分け合いました。次回は2月25日締切で、冬の句とは完全にお別れです。まだお水取りまでは寒さが続きますのでお身体を大切にお過ごし下さい。

    最高点句7点句(◎◎◎○○○○)
     125.ふるさとの訛りもて売る草の餅       TOTORO
     139.八十路なほ旅の始まり春隣          panapana
    次点7点句(◎○○○○○○)
     50.黒々と潮の流れや島椿            ワシモ
    6点句(◎○○○○○)
     56.冴返る畳廊下の大書院            ごまちゃん
    5点句(◎◎◎○○)
     47.茎立や畑のをちこちもぐら塚        しんい
       (◎○○○○)
     33.かずら橋手摺に積る春の雪          苦 瓜
     53.細やかな雨まだ春になりきれず        mira
     81.地下街に水の音する春隣           まいるど
       (○○○○○)
     05.あやとりを忘れちまって鶯餅         雪
     38.寒明やいずれ言はねばならぬこと       昇 峰
     105.春寒や七味を利かすきつねそば       み き
    4点句(◎○○○)
     07.淡雪や欄干太き太鼓橋            さんせん
     35.風を呼び風と争い野火猛る          夢追人
     61.残雪の比良は烟りて鳶の笛          山椒の実
     150.露座佛の日差し柔らか春隣         さんせん
       (○○○○)
     66.春昼や胡坐の中に猫の顔           泥 舟
     94.廃校の尊徳像や紅椿             panapana
     103.春浅し小枝の絵馬の幼き字         み き
    3点句(◎◎○)
     141.屋根の雪立方体をはふり投ぐ         方 舟
       (◎○○)
     10.一二三一二三と麦を踏む           山椒の実
     44.木の影を写し静寂冬障子           あっさむ
     90.温もりは添へる母の手寒卵          風 花
       (○○○)
     42.寒牡丹媼も恋の傘の下           白いバラ
     46.京町屋寄せ合う肩に春の雪          secchan
     124.冬帽子ミッキーマウスの子が揃ひ      さんせん
     127.迸る安積疎水や蕗の薹           利 明
     151.公魚の煌めきながら釣られけり       史 郎
    2点句(◎◎)
     64.漆黒の富士の夕焼春立つ日          mira
       (◎○)
     06.淡雪のおぼろおぼおぼろに開拓祭       麦 秋
     76.竹馬の上手な奴の先に逝き          利 明
     120.冬うらら友と合わせる紙相撲        麦 秋
     126.風呂敷に包む画材や春の風         泥 舟
       (○○)
     01.赤人の詠みし浜辺の四温かな         苦 瓜
     09.石仏の唇に風花触れて消ゆ           方 舟
     12.凍星や覚悟決めたる両拳            TOTORO
     14.薄氷土のにほひを包み込み          白いバラ
     72.節分の力士撒く豆降るほどに         風 花
     75.早梅や奥の蔵には寝かせ酒          風 花
     83.チューリップあっけらかんと散りにけり    史 郎
     84.町内に赤ちゃん一人蕗のたう         麦 秋
     87.長湯して噂話しや春の旅            panapana
     97.パソコンにうつすらほこり日脚伸ぶ      市川 滋
     106.春立つや空席待ちの離島便         利 明
     108.春を待つ膝に膏薬張りながら         山椒の実
     121.冬籠り端切れ繋いで遊びけり       そよかぜ
     135.村里は静寂積もる太郎月          チビタンク
     138.八重椿路地に明るき子等の声        panapana
     145.立春や掃きそびれたる豆三つ        mira
     153.わかさぎの細身に透ける紅仄か       さんせん
    1点句(◎)
     49.くるくると春は近しと風見鶏         そよかぜ
     123.冬日向かがみて影を抱きけり        popo
       (○)
     04.雨いつかしんと鎮もる夜の雪         方 舟
     08.生きるため枯葉となりし冬の蝶        史 郎
     16.鷽替や昨日の雪が今日は晴          雀の子
     25.大雪に閉じ込められて追儺かな        雀の子
     28.買い置きし靴がぴったり春よ来い       ワシモ
     32.悴むや指先もつれ仮名の文字         白いバラ
     41.寒の鯉群る湧水のひとところ         ごまちゃん
     52.来し方の悲喜なつかしや毛糸編む       そよかぜ
     55.婚の使者迎える準備寒明る          夢追人
     59.桜貝手渡した君の心とは           史 郎
     62.四温晴れ天守一巡鳩の群れ          ごまちゃん
     68.白魚の目は黒々と円らなり          史 郎
     82.厨房の魚鼓打ち鳴らす寒の明         昇 峰
     86.苗床に堆肥踏み込む浅き春          苦 瓜
     89.二ン月の光の届く阿弥陀仏           方 舟
     95.白菜をざっくり落とし鍋の友         俊 雪
     98.畑焼の跡黒々と薄日射す           mira
     99.発車ベル駅にるるるる山葵売         雪
     113.秀吉の城の丑寅梅早し           苦 瓜
     114.ひと言に残りし悔いや春の雪        昇 峰
     117.深霜や田畑覆ひて富士明ける        あっさむ
     118.太文字の下馬札までが梅見頃        み き
     130.先ず焔立てば風来る野焼かな        夢追人
     134.耳朶のまた赤くして余寒かな        利 明
     143.雪吊に末広がりの夫婦松          俊 雪
     144.酔いどれの路地に浴びたる鬼は外      み き
     148.流氷の先に北方領土かな          泥 舟
     152.公魚の光の中に釣られけり         葉 子
    無点句
     02.あけぼのにつんと点るや実千両
     03.あすなろの翳を背負ひてみそさざい
     11.一年を炬燵漬けなる老暮し
     13.印旛沼にほの辺りに日の溜り
     15.薄ら日をまとひて榛の花ひかる
     17.海近し寒風われに突き刺さる
     18.梅東風や仏殿しんと檜皮葺き
     19.梅三分匂ひを寄せて闇の中
     20.梅二月旅の誘いのメール便
     21.枝さきを触ればかたき冬木かな
     22.枝間から空だけが春めいている
     23.大奥の遺蹟顕に城小春
     24.大空はすつきりと晴春たてり
     26.落ち葉焚く煙に芋の香匂ひけり
     27.音ありき水と流れる春の川
     29.がうがうと音立て曲がる雪解川
     30.牡蠣鍋や舌を躍らせ窓曇る
     31.限りなし海まで香ほり水仙郷
     34.風を和え山懐の藪椿
     36.川沿ひの芭蕉庵出て浅蜊飯
     37.寒明けてどよめき起こる山野かな
     39.寒明や雲の上には春が待つ
     40.寒行の鈴音響きぬ旧市街
     43.如月の頬にまつはる朝の風
     45.旧道の埴輪の陰に残る雪
     48.九十九里一人占めして冬日和
     51.厳寒や目礼のみの回覧板
     54.ごめんよと声に出せずに麦を踏む
     57.囀りにふくらんでをる大樹かな
     58.左義長の祝詞に悼む津波かな
     60.佐保川の今も昔も蕗の薹
     63.下町はゆるく流れて春の川
     65.蛇口からぽたぽたと音冴え返る
     67.精進湖や子抱きの富士に小夜時雨
     69.白川に架かる石橋梅早し
     70.沈丁花庭隅からも匂いたつ
     71.すらり開く杉戸にいまも紅牡丹
     73.泉水の湧き出づるごと囀りぬ
     74.早春のけふの青空風見鶏
     77.竹藪の闇からふいと冬の蝶
     78.田の神の独り夕暮れ野焼あと
     79.探梅やあえぐ坂道香り降る
     80.チェロを弾く譜面におたまじゃくし跳ね
     85.つくばひの氷や杓を撥ね返す
     88.仁王さまをらぬ山門春寒し
     91.猫の恋呼ぶも応ふも不気味なり
     92.年金の窓口の列春寒し
     93.野の風に鉦の音して春日かな
     96.始まりは黄色い花で春よ来い
     100.初雪の僅か積もりて被写体に
     101.葉牡丹の日に伸びゆきて曲がりけり
     102.春浅き無人の駅に一人立つ
     104.春寒や北を指したる地震雲
     107.春の泥きはどく避けて登校児
     109.日陰雪足跡つけてみたくなり
     110.引鶴や北国に幸多かれと
     111.膝を抱く雨戸にことり雪の声
     112.日溜りに誘うふくら雀かな
     115.日に三度停るバス待ついぬふぐり
     116.病窓にみる早春の光かな
     119.訃報聴く受話器重たき二月かな
     122.冬薔薇お伽の国は今日休み
     128.法螺貝や歩を早めたる探梅行
     129.真青なる空を突き刺す梅一樹
     131.水温むその喜びを語りし母
     132.水温む水辺のコサギ餌を食む
     133.耳あてて春の水きく山毛欅の幹
     136.猛禽の青空統ぶる流氷原
     137.もうすぐの帰国待つなり春隣
     140.柳の芽一雨ごとにほぐれそむ
     142.山おろし破れ障子の風の音
     146.立春や浜恵比須まで足延ばし
     147.立春や眼鏡の奥に市立図書館
     149.蝋梅の香に戻りきしをのこかな
     154.和菓子屋の香り新し春立ちぬ
     155.我が指を冷たかねえと包む人


    転写ミス、誤字脱字等がありましたらお知らせください。

    選者(選句順・敬称略)

    がんちゃん 麦秋 あっさむ 市川 滋 葉子 苦瓜 popo そよかぜ 泥舟 panapana
    ごまちゃん 山椒の実 ワシモ 雪 しんい 俊雪 jackey 夢追人 コーヒー secchan 
    白いバラ TOTORO mira チビタンク 利明 みき まいるど さんせん 風花 方舟  
    昇峰
    コメント31件を表示する 2012/02/08 06:06

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