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  • サークル名:サークル句会


    二月サークル句会は、昨日、無事選句を終了しました。ご協力ありがとうございました。今回の最高点句は、昇峰の「春一番」句の10点句、次点はpanapanaさんの「冴返る」句で、8点句でした。さんせんさんの「四温」句は7点句でしたが、そのうちの6点が特選に採られており、実質的には今月の最優秀句と言えるかもしれません。省略の効いた実に暖かい春の到来を思わせる句で、読者を癒してくれました。次回は3月10日締切で、お水取りが終わるまでは寒さが続きます。お身体を大切に、次回でまたお会いしましょう。

    最高点句10点句(◎◎◎○○○○○○○)
      09.一村をわしづかみして春一番        昇 峰
    次点8点句(◎◎◎○○○○○)
      43.冴え返る回廊軋む永平寺           panapana
    7点句(◎◎◎◎◎◎○)
      18.縁側に湯呑二つの四温かな         さんせん
    7点句(◎○○○○○○)
      147.露座仏の肩に融けゆく春の雪       方 舟
    6点句(◎○○○○○)
      58.四万十の光散りばめ春の川          白いバラ
      137.水面まで着くや着かずや春の雪      夢追人
    5点句(◎○○○○)
      06.海女舟の鎌にはりつく若布かな       さんせん
      08.鉄床の火花飛び散る余寒かな        苦 瓜
       (○○○○○)
      117.引き船の広がる波紋水温む        み き
      153.悪ガキのまなこも濡れて卒業す      千畳敷太郎
    4点句(◎◎○○)
      81.大仏のくさめしている余寒かな       麦 秋
       (◎○○○)
      44.冴返る仏灯暗き二月堂           さんせん
      149.路地と路地つなぐどぶ板猫の恋      泥 舟
       (○○○○)
      98.塗り盆に飾る小さき雛かな        しんい
      101.野焼きの火カルスト台地なめつくし    風 花
      142.山寺はあと二百段藪椿          風 花
      144.雪溶けて野仏生るる越の里        方 舟
    3点句(◎○○)
      26.風光り翡翠一瞬魚捕ふ           mira
      37.草餅や江戸の匂いと野の香り        mira
      64.春愁や古き土蔵の朽ち果てむ        あっさむ
       (○○○)
      60.春耕の鍬黒土の艶起こす          方 舟
    2点句(◎◎)
      93.遠山の水をもらつて春の川         風 花
       (◎○)
      74.石磴に風のもつるる実朝忌         さんせん
      85.竹とんぼ飛ばせて親子野に遊ぶ       山椒の実
      86.立ち水の耀ふほとり蕗の薹         利 明
      119.鄙ぐもる野に片栗の花明り        昇 峰
       (○○)
      05.尼の庵ありし跡とか白椿          方 舟
      12.薄氷や朝光返す葛の桶           利 明
      23.街道の海に果てたり菜の花忌        利 明
      35.草千里火の海となす野焼かな        苦 瓜
      78.早春や梢は始動怠らず           俊 雪
      92.冬天をキラリ突きさす避雷針        史 郎
      107.春寒し猫も寄り来る盗み酒        市川 滋
      115.春めきて畑にぽこぽこ土竜塚       葉 子
      118.人混みの一番あとに春の色        み き
      122.灯を消せば汐吹き飛ばす浅蜊かな     コーヒー
      123.風神を御味方につけ野火盛ん       しょうく
      131.末筆に一言半の春便り          み き
      145.龍神の水に漱げば梅白し         まいるど
    1点句(○)
      01.秋吉台炎炎炎の野火奔る          千畳敷太郎
      04.尼寺に男下駄あり梅二月          山椒の実
      7.あやなして田鋤躍らば春の泥         雪
      08.イースター異人を乗せて人力車       泥 舟
      10.一歩また一歩近づく春の音         そよかぜ
      13.梅一輪小枝小鳥の声乗せて         しょうく
      14.梅一輪ほんにほんにと嗅ぎにけり      TOTORO
      16.餌台の賑わい初めて寒明ける        しょうく
      17.絵馬付けて子らの心願大試験        J R
      21.音立てて野火が野火追ふ逢魔時       しんい
      34.来てみればそのまた先も犬ふぐり      市川 滋
      39.合格の予感のありて梅の咲く        そよかぜ
      40.耕耘機音ふくらまし土解く         俊 雪
      48.実朝忌祠の先の薄明り            panapana
      49.猿群れて高崎山に春の風          白いバラ
      52.しげしげと嫁せし娘の雛の顔        俊 雪
      55.下萌えて廃るるままのベンチかな      すいきょう
      56.下萌の根つ子整へ移しをり         J R
      59.しゃぶしゃぶの若布瞬時に翡翠色      TOTORO
      65.春泥や下駄の鼻緒を拭いてやる       ワシモ
      70.深層の鎌倉五山春めける          み き
      71.末黒野に弾けるごとく雀立つ        すいきょう
      79.早春や南房総花畑             夢追人
      88.チャルメラの路地懐かしき余寒かな     利 明
      90.手びねりのパン焼き上がる初音かな     まいるど
      91.天童の銀将橋や雪明り           夢追人
      99.寝入りたる犬を起こすな恋の猫       すいきょう
      100.猫柳花瓶に一枝和菓子店         山椒の実
      104.春一番ブルーシートの泳ぐやう      風 花
      106.春雲やピエロは縞の繋ぎ着て       まいるど
      109.春の川ワルツの歌がよく似合う      千畳敷太郎
      110.春の雲背負ひて去りぬ老牧師       麦 秋
      120.火の粉待つ善男善女お松明        まいるど
      127.古雛笑ひ上戸の鼻欠けて         コーヒー
      135.水温むロバのパン屋を呼び止めて     TOTORO
      136.水俣の悼薄れし春時雨          J R
      138.道端の薄氷そっと踏んでみる       俊 雪
      148.路地裏の傾く鍋に薄氷          俊 雪
      151.ロボットの二足歩行や草青む       利 明
      156.藁帽のすまし顔して寒牡丹        さんせん
    無点句
      02.畦道に春呼び寄せていぬふぐり
      03.穴釣りや公魚一跳ね凍りをり
      11.上を向き一回りして春の星
      15.梅二月旅へ誘う東西
      19.大城をバックに梅の一二輪
      20.大土佐の岬見晴るかす藪椿
      22.親と子の鹿啼き叫ぶ野焼きの火
      24.傘開く爪いろいろに春の雨
      25.風秀づ天満宮の白梅に
      27.悲しみや憂さを流して浮き氷
      29.彼の人とはぐれし駅に青い薔薇
      30.鎌の月映し凍て解け池静か
      31.枯木立枝から枝へやどる月
      32.皮付きの春たけのこを饗さるる
      33.艦もろとも沈みし父やつばくらめ
      36.草萌や土中のドラマ始まれり
      38.啓蟄や魑魅魍魎の踊り出す
      41.コンクリートの隙間の地虫貌出せり
      42.今生の別れかもしれぬ蕗の蕫
      45.桜餅一枚の葉は吉野から
      46.差懸の音せまりくる修二会かな
      47.里川の清きを離れ鳥雲に
      50.三万年花を咲かせて春動く
      51.山門の仁王のどやか花頭窓
      53.寺庫裏に皺の大黒杉の花
      54.シスターの胸に十字架ヒヤシンス
      57.枝垂梅くぐり逢瀬の時の過ぎ
      61.春光や段畑の畝踊りをり
      62.春愁の詩想を破る余震かな
      63.春愁や机の上にイヤリング
      66.春泥を気にせぬ犬に慌てけり
      68.職を得てバレンタインの日を待てり
      69.白梅や真青なる空鳶が舞ふ
      72.静寂の富士掠め行く朧月
      73.積雪に洗はれおはす地蔵尊
      75.芹なずな御形も濯ぐ繊手かな
      76.千体の雛の集ひし町訪ね
      77.雑木の枝に囲まる山椿
      80.卒業式あの子もこの子も翼もち
      82.太陽と月を拝みて春祭
      83.託児所の親子の会話吊るし雛
      84.托鉢の装束なりぬ冴返る
      87.ダッシュする若者逞し春の浜
      89.杖とめて見上げる先に梅一輪
      94.友見舞ふ両手袋も春隣
      95.流し雛風のいいなり流れ行く
      96.七十路に粋な計らいバレンタインデー
      97.生牡蠣やふるさとの海殻に満つ
      102.白菜がすくっとたてる台所
      103.春浅き野火止塚や黙深し
      105.春きざす明治の浪漫古土蔵
      108.春の川水切り遊ぶ子らの声
      111.春の雲ひねもす運ぶクレーンかな
      112.春の雪縺れし糸のほぐれたり
      113.春の宵女体くつろぐハマムかな
      114.春疾風あご紐ありし戦闘帽
      116.春めくやきょうの弁当おむすびに 
      121.灯ひとつ消えゆくたびの余寒かな
      124.福島の子ら想ひつつ雛飾る
      125.冬うらら本を枕に昼寝かな
      126.不養生して春の風邪長引けり
      128.ベビーカー陽射しやさしく草萌え
      129.待ち合わせやっと調ひ風光る
      130.待ちかねし小雨のありぬ梅ニ輪
      132.金縷梅や風透き通る峡の空
      133.まんさくや太郎の眠る村に咲く
      134.水温みカルガモ親子お引越し
      139.緑して何をはにかむ菠薐草
      140.黙々とエスカレーター春の泥
      141.山里の古民家に住み初音待つ
      143.山焼にふと借りだされ隣組
      146.老齢の黒猫の為湯たんぽを
      150.路地映える赤白黄色花菫
      152.和歌の浦潮満ち四温最中なり
      154.公魚の釣られし形に風に凍つ
      155.公魚の跳ねる姿や銀光る


    転写ミス、誤字脱字等がありましたらお知らせください。
     
    選者(選句順・敬称略)

    がんちゃん 麦秋 泥舟 市川 滋 そよかぜ 葉子 mira みき 雪 白いバラ 
    方舟 しんい 俊雪 まいるど 苦瓜 panapana TOTORO あっさむ JR 夢追人 
    ワシモ 山椒の実 風花 チビタンク 利明 コーヒー 千畳敷太郎 すいきょう さんせん 昇峰 


    未選者

    しょうく(ご旅行中) secchan 
    コメント30件を表示する 2012/02/22 04:58

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