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  • モデレータの目(2012/3/4)

     日経平均はここ数日間日中の値動きは大きいものの、引け値は狭い範囲内に収まる推移となっています。NYダウはさらに長く、過去2週間ほどほぼ同じ3000ドル弱の水準に留まる推移となっています。

     世界的に昨年秋から上昇を始めた株価がそろそろ売り買い拮抗する水準に至った、ということなのでしょう。どんな上昇相場でも途中にそういう局面があるのは当然です。

     経済ファンダメンタルズを見れば米国が先行して景気回復らしいき動き、欧州はすったもんだの挙句ようやくギリシャ問題とそれがもたらしている金融逼迫状況を欧州中央銀行による市場に対する大量に資金供給で収めつつある状況、日本は日銀が追加金融緩和とインフレ・ターゲット導入で円安+株高状況を手に入れつつある、といったところです。

     新興国は先進国の金融緩和政策のトバッチリを受けながらも、総じて金融緩和に追随する動きを見せています。(中国が典型です。)

     アメリカ株について見れば、うまくすれば近々にも「金融相場」から「業績相場」に移行するのかもしれない。そうなれば、NYダウが1万3千ドルを大きく越えるかもしれない、といったところでしょうか。

     欧州は、金融問題をどう解決するかが依然として大問題です。今のところは欧州中央銀行の大金融緩和で持たせているわけですが、ドイツは相変わらず財政規律の厳格化に執着しており、他の欧州諸国に対して協調的には見えません。地雷は埋まったまま、というのが現実の姿です。(投機筋にはうれしい話でしょう。)

     日本は、円高が収まるのではないか、という点が株価の押し上げ要因となっているわけですが、株価の動きを見る限りむしろ今後の景気浮揚(内需株の上昇)の方が大きなテーマになって来ているように見えます。

     上値が重たくなっているように見えるのは確かで、そろそろ反落もあるか?を思える相場付ではあります。日経平均が1万円を越えた辺りから500円規模の反落(押し目)といったことになれば分かりやすいのですが、1万円を前に逡巡するような動きを見せ付けられますと、ここから反落なのか、そうでもないのか?何とも想定しにくいところです。

     上下どちらに動くか?いずれにしましても来週はそうした目で相場を見ることになるのでしょうが、上下どちらか?という確率はひょっとすると五分五分なのかもしれません。

     初夏辺りには日経平均が1万500円、あるいは1万1000円の水準を回復するかもしれない、その可能性は5割よりは大きいのでは?という気はするのですが、向こう1、2週間ですと、上下どちらか?はとんと分からない、という感じですね。(突発的な材料出現で大きく変動する、という恐れは常にあるのでしょうが。)

     少し買いポジションを落として様子見する、その間に個別銘柄で有望そうなものを探してみる、そんな局面なのかもしれません。

    コメント2件を表示する 2012/03/03 10:56

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