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  • サークル名:サークル句会

    三月前半のサークル句会は、昨日、31名全員の選句を無事終了しました。ご協力ありがとうございました。今回の最高点句は、市川 滋さんの「梅見」句の9点句、次点は泥舟さんの「鳥帰る」句で、8点句でした。さんせんさんの「春きざす」句も、同時出句の「春炬燵」句と並んで高点句に押されました。次回は3月25日締切です。次第に暖かさを増してきていますが、こんな時こそ身を引き締めて、身体を大切にしたいものです。次回も元気にお会いしましょう。

    最高点句9点句(◎◎◎○○○○○○)
     08.一病とうまく折り合ひ梅見酒         市川 滋
    次点8点句(◎◎◎○○○○○)
     21.海峡を一跨ぎして鳥帰る           泥 舟
    7点句(◎◎◎○○○○)
     117.春きざす丹後に響く機の音         さんせん
       (◎◎○○○○○)
     17.大かたは名も知らざりし百千鳥        mira
       (◎○○○○○○)
     106.生返事して遣り過ごす春炬燵         さんせん
    6点句(◎○○○○○)
     109.野地蔵の裳裾に触るるつくしんぼ      チビタンク
       (○○○○○○)
     80.それぞれにちひさきひみつ猫柳        雪
    5点句(◎○○○○)
     74.人力車来るまでいつぷく桜餅         麦 秋
       (○○○○○)
     13.うなぎ屋の軋む階段春障子          み き
    4点句(◎◎◎○)
     68.春雷や帯の長きを持て余す          風 花
       (◎○○○)
     141.道しるべ百の道あり卒業す         千畳敷太郎
       (○○○○)
     52.囀や一休みする乳母車            TOTORO
    3点句(◎◎○)
     139.水温む水車の音の三拍子          夢追人
       (◎○○)
     22.甲斐駒の残雪燃やす夕日かな         まいるど
     24.鎌一つ忘れ残して斑雪            あっさむ
     58.鹿寄せに駆けくる群れや草青む        史 郎
     92.天平の礎石をいまに春の雨          TOTORO
     153.余生とは老いに抗ふ落椿          さんせん
       (○○○)
     47.木の芽吹く雑木林の膨らめり         夢追人
     76.剪定の鋏の響き枝飛ばす           山椒の実
     90.吊し雛かつて豪商住みし家          風 花
     123.雛飾る箱階段の薄埃            TOTORO
     152.指先に傾く空や薄氷             昇 峰
    2点句(◎○)
     100.鳥帰る九十九里浜白き波          panapana
     116.春一番幟はためく芝居小屋         panapana
     140.水取や火天水天闇を舞ひ          利 明
     147.桃の花かざす白寿の義母の笑み        secchan
       (○○)
     11.うすうすと土の息して物芽萌ゆ        しょうく
     12.うす氷汀は溶けし鏡池            史 郎
     14.閏年あれやこれやと二月尽          利 明
     15.駅蕎麦の暖簾を出れば春の雪         まいるど
     34.くるくるともぐら威しや春の風        ワシモ
     44.紅梅や猫が首出すダンボール         雪
     54.桟俵の舟に瞑る流し雛             しょうく
     59.下萌の垣根のひまを染めにけり        昇 峰
     65.春昼に手足伸ばして春を食む         あっさむ
     85.地平線富士より高く雲雀鳴く        panapana
     86.土の匂ひ水の匂ひや初つばめ         昇 峰
     88.つつがなきと文一通と桜餅          麦 秋
     118.春寒し用なき父の診察券          み き
     128.ひょっとこに笑いこけたる田打ち祭     ワシモ
     133.保津峡のトロッコ電車春の雷        苦 瓜
     135.班雪賢治の畑ここら辺           風 花
     136.町あげて雛でもてなす港町         TOTORO
    1点句(◎)
     51.犀川の湍滾りて蕗の薹            利 明
     112.這へば立て立てば歩めと吊るし雛      利 明
     130.ふと逢ひし鈴木真砂女や柳の芽       麦 秋
    (○)
     05.足跡の消へしその先春の波          み き
     09.いつ眠る身を硬くしてこけし雛        しょうく
     10.拝所(うがんじょ)の珊瑚の岩に草萌ゆる    しょうく
     18.落椿一輪浮かぶ手水鉢            葉 子
     30.草の芽やすでに個性の色持ちて        夢追人
     31.口尖らせてたんぽぽの絮を吹く        まいるど
     39.啓蟄や出口を塞ぐ水たまり          俊 雪
     42.げんげ田に座はりみいちゃん口ずさむ     白いバラ
     45.東風はらむ大き暖簾や日本橋        方 舟
     46.児の奔るもういいかいと梅つぼみ       チビタンク
     48.恋猫や酒蔵跳ねて酔ふばかり          panapana
     49.恋猫や闇夜に透ける声の色           panapana
     53.支えられ樹齢重ねる梅の里          俊 雪
     60.下萌や影の伸びたる夕間暮れ         雀の子
     61.終業の回転木馬春灯             まいるど
     62.春陰の宮に音する蹴鞠かな          苦 瓜
     69.春嶺をこえてぽかりと飛行船         まいるど
     75.芹育つ水じはじはと休耕田          俊 雪
     91.手作りの草鞋たるみて菜種梅雨        J R
     94.登頂を目指す山麓朝がすみ          俊 雪
     96.外つ国に俄嫁入り吉野雛           J R
     97.留まりてやがて落ち行く春の水        市川 滋
     99.鳥帰る伊良湖岬に万葉碑           麦 秋
     108.涅槃会や地震の供養の卒塔婆立て       山椒の実
     111.廃校の鞦韆朽ちて声もなし         あっさむ
     113.初燕日暮れを少し余し飛ぶ          昇 峰
     115.春一番ころがりさうなピンヒール       雪
     120.春日和仁王の目元ゆるむかに         夢追人
     126.雛めぐる大島紬の二人づれ          そよかぜ
     134.ほろ酔いを見送ってママ花の冷え      ワシモ
     137.松が枝の映る隠沼百千鳥          TOTORO
     138.水温む岸辺に残る江戸小紋         み き
     145.毛氈の映ゆる百磴雛千体          しんい
     149.山間の限界部落梅匂ふ           泥 舟
     151.雪ん子の牡丹愛らし遅き春         mira
     155.立春や眼鏡の奥のやさしき目        雪

    無点句
     01.蒼い目と雛の目が合い微笑んで
     02.暁に虫だしの雷轟けり
     03.あかときの川面の開き蜆舟
     04.揚雲雀そこが空の真中か
     06.茜さす台場に春の潮満ち来
     07.足跡を思ひ描きて春の泥
     16.駅前の京樽に人春の雪
     19.尾道の逢瀬秘密や柳の芽
     20.おぼろ夜の道端灯す地蔵尊
     23.かの人と闇に浮かびし桜観る
     25.鴨帰り大城の堀静かなり
     26.川舟で芽柳眺む風楽し
     27.北窓を開けて賢治の詩集置く
     28.吉報やネットに乗って春がくる
     29.ぐい呑みを手にずっしりと独活囓る
     32.首傾げ犬と残雪仰ぎをり
     33.グランドゴルフホールインワン春の雲
     35.軍靴に忍びよりたる菜種梅雨
     36.啓蟄や汚染土はがす遊園地
     37.啓蟄や新人選手オープン戦
     38.啓蟄や杉の苗木の植返し
     40.啓蟄や天地の鼓動幽かなる
     41.啓蟄やブログで探す旅プラン
     43.耕人の腰伸び伸びと天仰ぐ
     50.恋ふ乙女幻の見て春の夢
     55.散歩道倖せ見つけクローバー
     56.ジーパンで祝ふ雛の苦笑い
     57.潮の香や春の日負うて拾ひ足
     63.春寒料峭大阪城は零番地
     64.春愁を断つ地震きて余震くる
     66.春泥に鋭くささるキルヒール
     67.春風やブレーキ掛けず土手下る
     70.城下町古雛何を見て来しか
     71.少女らの縄の電車に柳汝絮舞ふ
     72.白玉の椿挿頭して芭蕉堂
     73.しろがねのドレミファソラシド猫柳
     77.草木を守り育てる春の雨
     78.卒業のわが子にもらう花の束
     79.祖母の里つらつら椿ほろりほろ
     81.托鉢の装束をして冴返る
     82.誰想う耐えきれずして春の雪
     83.淡海の葦辺をあとに鳥返る
     84.地下鉄の地上の駅や揚雲雀
     87.つちふるや海は白帆の東シナ
     89.椿咲く角を曲がれば海の原
     93.灯台の八重の潮路や藪椿
     95.時ならず乾坤紛ふ春の雪
     98.鳥返る池の鏡に影写し
     101.曇天に無数の黒線つばくろめ
     102.長靴の園児チャプチャプ春の泥
     103.菜の花に無量の光放ちゆく
     104.菜の花の丘の向こうは青い海
     105.菜の花はわんぱく小僧の通学路
     107.難関の就活突破山笑ふ
     110.飲み会のあと駅までは春の雨
     114.花種を蒔きて余生の幸となり
     119.春の蚊やたづさふる手の危ふくて
     121.彼岸会や手空きの僧は手を焙る
     122.久々の男一人や春の風邪
     124.雛飾る母の姿や三回忌
     125.雛飾る社の磴の緋毛氈
     127.百歳の雛に見られてケーキ買う
     129.富士の影窓に残して遅日かな
     131.ふるひ立つ蘂に託せし花椿
     132.蛇出でて目を回しけり修道女
     142.芽木明り寝覚ノ床の浮き上がる
     143.芽柳や淡く儚き色をして
     144.芽柳や透けて見えたり海鼠壁
     146.ものの芽の歓喜の声か風荒ぶ
     148.焼き立てのパンの朝食水温む
     150.夕闇やかすかに香る梅の花
     154.利休忌の茶筅は生駒の産とあり


    転写ミス、誤字脱字等がありましたらお知らせください。

    選者(選句順・敬称略)

    あっさむ がんちゃん 泥舟 俊雪 そよかぜ 白いバラ TOTORO 市川 滋 麦秋 みき 
    山椒の実 しんい 葉子 利明 雪 panapana ワシモ mira secchan 苦瓜
    jacky JR しょうく 夢追人 まいるど チビタンク 風花 さんせん 方舟 千畳敷太郎 
    昇峰
    コメント31件を表示する 2012/03/07 08:53

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