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  • モデレータの目(2012/3/25)

     日経平均は1万円を超えて目先日柄調整局面入り、といったところのようです。

     株価の変動を波動と捉えることが非常に適切かどうか?よく分からないところですが、株価チャートの見た目は波の動きのように上下動を繰り返します。

     この数ヶ月、「11月に買って5月に売る」という戦術(正確には、秋に向けて下落した株を買って、翌年の春〜初夏にかけて株価が回復する、あるいは上昇することを期待して数ヶ月スパンで売買益を稼ごう、という戦術)で来たわけですが、まずは期待どおりの動きでここまで推移した、とは言えるでしょう。

     日経平均で見て、昨年の11月下旬の8100円台が当面の安値、先週は高値10172円までありましたから、この間の上昇幅は約2000円です。2月14日に日銀が「インフレターゲット」を表明し、「追加緩和」を打ち出してくれたおかげで、今回の株価回復局面が、2003年と2009年の春〜初夏の株価回復過程に匹敵するような規模の相場となる「可能性」が出て来た、という認識で、今回の上昇幅が同じように3000円規模となる、としますと、ここからさらに上昇相場が継続すると想定して、日経平均の目標水準はおおむね1万1000円、ここからの上昇余地はおよそ1000円という計算になります。

     まだ1000円も上昇余地がある、のか、もう上昇の3分の2は終わってしまって残りは1000円しかない、のか、見方はさまざまですが、「こうあって欲しい」状態は、今回の株価上昇が「行き過ぎた悲観に基づく低迷株価が妥当な水準に戻って、その後の経済成長や企業業績の向上を待つ状態にまで戻る」ことを反映したものだった、と後になって言われることでしょう。

     そうなるかどうか?はなかなか判断が難しいところでしょうね。2月の日銀のアナウンスが株価に大きなインパクトとなったことからも分かりますように、金融政策は株価にとって大きな要因です。

     日銀がさらに踏み込んだ金融緩和策を打ち出せば、株価上昇→デフレ圧力緩和→経済成長加速期待→企業業績向上予想→株価上昇、という好循環も期待できます。(物価の番人の日銀は米FRBのようにはなかなか動かないようですが。)

     企業業績については、極端な円高が収まったわけですし、今後東日本大震災からの復旧に向けて多額の資金が投入されるなどもありますので、需要の回復・輸出採算の好転、などで、来期の増益率はかなり大きなものとなると思われます。株価にとっては追い風でしょう。

     いずれにしましても、数ヶ月スパンの株価上昇局面が半ば過ぎ以上に来ていることは確かで、残りの局面でどの程度株価上昇が見られるか?日経平均が1万500円を超え、1万1000円水準にまで回復するかどうか?5分5分よりは確率は大きそう、という気はしますが、さてどうなりますか。
    コメントする 2012/03/25 11:59

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