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  • サークル名:サークル句会

    七月前半のサークル句会は、27名の方に選句のご協力を賜わりました。ありがとうございました。今回の最高点句、次点句はともに、panapanaさん「団扇」句の8点句と「風鈴」の6点句でした。上位二句を独占したのはこのサークル句会始まって以来の快挙です。ともに詩情たっぷりの佳句でした。次回は7月25日です。次回もよろしくお願い申し上げます。

    最高点句8点句(◎◎〇〇〇〇〇〇)
      38.国なまり乗せて団扇の風送る     panapana
    次点6点句(◎◎〇〇〇〇)
      111.風鈴や枯山水の一茶庵        panapana
    6点句(◎〇〇〇〇〇)
      134.夕焼けの湖面を染めて逆さ富士    さんせん
    5点句(◎◎〇〇〇)
      102.初生りのトマトの火照る掌       方 舟
       (◎〇〇〇〇)
      37.癖も又個性の一つ七変蚊        そよかぜ
       (〇〇〇〇〇) 
      115.文机の向き変へてみる梅雨晴れ間    市川 滋
    4点句(◎◎〇〇)
      32.神田明神切子硝子の冷し酒       雪
      103.花茣蓙の匂ひ新たに忌を修す      さんせん
      144.絽の羽織脱いで怪談話かな       雪
    (◎〇〇〇) 
      34.行々子客は一人のわたし舟       山椒の実
      49.幸せは人を待つこと軒風鈴       TOTORO
      50.潮の香の貝風鈴や島暮らし       葉 子
      67.託すこと忘れて茅の輪二度くぐる    雀の子
       (〇〇〇〇)
      12.うそ泣きの母に甘えてさくらんぼ    さんせん
      51.しがらみの減つて人生みづすまし    風 花
      57.裾拡げ投網干さるる梅雨の晴      方 舟
    3点句(◎〇〇)
      66.滝の音背にして下る女坂        市川 滋
      76.短冊に妻の伝言星祭り         麦 秋
      143.六段の調べ流るや花菖蒲       まいるど
       (〇〇〇)
      20.奥久慈の緑陰に売る竹細工       市川 滋
      21.思ひ出すごとく風呼ぶ鉄風鈴      昇 峰
      92.二階家に顔連なるや遠花火       泥 舟
      100.白山の風戯るる青田かな        利 明
    2点句(◎〇)
      43.黒百合や剣岳にかかる千切れ雲     まいるど
      118.ほうたると呼べば誰かが答へけり    麦 秋
       (〇〇)
      03.青葉闇くぐりて白き美術館        mira
      10.岩風呂に注ぐ湯音や河鹿鳴く      山椒の実
      19.沖縄の雨に玉解く芭蕉かな       雪
      22.外出着常衣も甚平喜寿を過ぐ      しょうく
      26.ががんぼの己の脚につまづきぬ     雪
      33.客人にガラスの茶托軒風鈴       TOTORO
      72.七夕や異国の人の願いごと       panapana
      77.短冊のつたなき文字や星祭       さんせん
      90.夏あざみ寂しきなれど咲き誇り      白いバラ
      126.木道の巾譲り合ふ古代蓮       方 舟
      138.涼風やつるりと舌に護摩豆腐     山椒の実
      142.老鴬の艶の一声門跡寺        しょうく
    1点句(◎)
      25.篝火の川面を焦がす鵜飼船       さんせん
      112.風鈴や寝てゐる嬰の片ゑくぼ     TOTORO
      121.ほむら立つグラジオラスの咲きみちて  mira
       (〇)
      13.団扇持つ浮世美人の白き指       panapana
      15.炎天下からす一羽と草を刈る      ワシモ
      16.大岩を廻りて掴む青嶺かな       チビタンク
      17.大阪府千早赤阪村盛夏         利 明
      23.外来の待合室や熱帯魚         泥 舟
      30.蝸牛雨に打たれて背伸びする      俊 雪
      40.蔵掃除父の日記を紙魚食らふ      あっさむ
      44.月桃の花ほころびて梅雨の明      葉 子
      45.木下闇にはかに風の騒めきて      葉 子
      46.木下闇抜けて肩の荷軽くなり      雀の子
      47.子に添いて送る団扇の愛の風      み き
      53.舎利殿の青紫陽花や円覚寺       あっさむ
      56.酔客の居座つてをり夏座敷       風 花
      59.背戸の井に媼優しく紫蘇洗ふ      チビタンク
      61.千年の滴り汲むや膝ついて       雪
      69.たこ杉の参道被ふ青葉闇        昇 峰
      79.茅渟(チヌ)の海夕日傾ぶく冷し酒    苦 瓜
      84.電柱の片陰に待つ赤信号        夢追人
      85.電柱の短き影や夏の蝶         泥 舟
      91.夏の月礁湖は蒼を極めたり       まいるど
      98.廃校の錆びた鉄棒草いきれ       泥 舟
      104.祓はれし白きたふさぎ夏祭      しんい
      108.冷酒や目瞑り浮かぶ父の顔      苦 瓜
      117.母衣蚊帳や臥所に残る吊り金具    しんい
      127.黙といふ否定にあひぬ五月闇     昇 峰
      130.やや児いま眠りさうなり江戸風鈴   風 花
      131.遊女墓のひとつ供華あり梅雨の月   山椒の実
      139.緑蔭の海の底めく風の色       昇 峰
      140.緑陰を吹き抜く風や友偲ぶ      secchan
    無点句
      01.青竹の切口白し半夏生
      02.青梅雨や京都嵐山渡月橋
      04.赤き花割れてバナナの覗きけり
      05.暑き夜や治療半ばの歯の痛み
      06.油虫仕留める妻の勇ましさ
      07.家々に七夕飾り続く町
      08.一日を寄せてはかへす土用波
      09.いとはんは少し内気で藍浴衣
      11.打たるるは当てつけなるぞ油虫
      14.ウナギ喰ふ天下統一力増す
      18.大西日抗議の姿身じろがず
      24.抱へ来し紫陽花雨を滴らす
      27.風無くてしぶきの届く四度の滝
      28.片陰や横断歩道下をゆく
      29.片蔭を出てなほ急ぐ蚯蚓かな
      31.カラフルな親子の傘や五月雨
      35.京の街白腹あての石地蔵
      36.草伏せて川幅広ぐ出水跡
      39.首振れど俺に届かぬ扇風機
      41.黒さ増す緑の山並み青き稲
      42.黒南風や札所の鐘の近くなり
      48.山荘の庭草捩れ晩夏かな
      52.下闇を雛引き連れてお引越し
      54.常連は酒は常温甚平着て
      55新築の音のうつろに昼寝かな
      58.席占むる緑蔭の白椅子ひとつ
      60.背を競ふスカイツリーと文字摺草
      62.早朝の木魚の音色梅雨晴れ間
      63.底の石見せて水路や青蛙
      64.諳ずる般若心経青田道
      65.泰然と空に耀よふ朴の花
      68.巧みなる色の濃淡青楓
      70.手網入れ金魚掬いし逃げて散り
      71.七夕の雨に老友黙茶汲む
      73.七夕や願いを吊るす幼き手
      74.田の神のかたち崩れて青田波
      75.旅立ちを彷彿とせる盆提灯
      78.男性も日傘ささねばこの気温
      80.梅雨晴れ間夫と連れ立ち宵山へ
      81.停電や轟くサイレン梅雨出水
      82.手も足も何に触れても梅雨湿り
      83.手料理はレシピ頼りや五月雨るる
      86.棟梁や角材枕に三尺寝
      87.朱鷺の佐渡夕陽に染まり帚ぐさ
      88.どよめいて一陣が過ぐ夏まつり
      89.仲見世の人波をゆく浴衣掛け
      93.人間は水のかたまり水くらげ
      94.凌霄や想いの嵩の底知れず
      95.野分めく風の過ぎゆく植田かな
      96.廃屋の埃に塗れ竹婦人
      97.廃業のホテルのプール錦鯉
      99.廃城の姿隠して滴れり
      101.鉢巻の少年の影青田道
      105.向日葵は群青の空似合いけり
      106.百音色百の風鈴集めけり
      107.冷酒や一人飲む夜も風騒ぎ
      109.冷酒や女の本音出ずじまひ
      110.ひやむぎの赤一本の粋なこと
      113.武甲嶺を包む雲海あさぼらけ
      114.プディックに梅雨を楽しむディスプレー
      116.プランターや朝餉に一つトマト捥ぐ
      119.鬼灯市病める人にも一枝を
      120.鬼灯を鳴らす娘の瞳かな
      122.窓開けて午睡貪る鄙の宿
      123.窓ひとつ灯りて森の夏館
      124.葎より狐出てくる玉手箱
      125.もぎ取るや弾じけるトマト噛ぶり付き
      128.焼きなすび夕餉待つ間の香りかな
      129.山径の青息吐息片陰り
      132.夕端居故里遠くに思へけり
      133.夕焼に我を忘るる島暮らし
      135.呼び出され校長室に端居かな
      136.甦り一日華やぐ古代蓮
      137.竜彫れる庇柱や夏祓
      141.礼拝の長き合掌盛夏くる


    採点ミス、誤字脱字等がありましたらお知らせください。

    選者(選句順・敬称略)

    あっさむ 山椒の実 市川 滋 麦秋 葉子 風花 TOTORO 俊雪 
    panapana 方舟 そよかぜ 泥舟 みき 白いバラ しんい mira 
    雪 ワシモ 夢追人 苦瓜 利明 さんせん チビタンク secchan
    すいきょう 雀の子  昇峰

    未選者(敬称略)

    しょうく まいるど
    コメント27件を表示する 2012/07/07 06:12

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