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  • 猛暑から冷夏(一時的?)へ

     日本株は何か日本発の材料で動くということがほとんどない、という状態が続いています。欧州のもたもた(⇒市場による財政脆弱国への攻撃)は相変わらずで、その結果円レートが対ユーロで上昇(ついに1ユーロ95円台に突入)しています。

     欧州では、通貨統合をさらに推し進めて財政同盟に進むべきという方向が主流なのでしょうが、統一を深化するのに「コスト」が掛かるとなれば、そのコスト負担はできるだけしたくない、という「国のエゴ(国内事情)」が顕在化してしまって前に進まなくなる、という状況に陥っています。

     コスト負担は当然「負担する側が嫌がる」となりますから、現状ではドイツがことの解決・前進の障害となってしまっています。

     市場で取引する投機筋は環境に応じてポジションを取りますから、今のところはユーロは売り放題、スペイン・イタリア国債は売り放題、となってしまいます。

     日本は欧州の混乱からは距離を置いているのですが、日本の株式市場は何しろ売買高の過半を海外勢が占めるという状態ですから、影響を避けることができません。

     対アメリカでは、円ドルレートは一方的に円高というわけでもなく、アメリカ株も景気のもたつきはあるものの企業業績はドル安でそこそこ確り、金融緩和の強化の期待もあるということでさほど下げず、となっており、日本株に対する大きなマイナス材料とはなっていないのですが、商いが細り外国人が売り越し基調という相場ではなかなか日本株の支援材料にはなりにくいところです。

     多少のサマーラリーはあるのかもしれませんが、日本株が大きく上昇するのは難しいという状況が続くのでしょう。

     となりますと、晩夏~秋にかけて欧州情勢がさらに緊迫化し、米国でまた短期的な下落が起きれば(以前起きた「フラッシュクラッシュ」を思い起こさせるような現象が起きないとも限りません)日本株はまた水準を下げ、「11月に買って5月に売るという相場格言があります」などと又退屈なコメントをする羽目になるのかもしれませんね。
    コメントする 2012/07/22 12:04

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