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  • サークル名:サークル句会

    八月後半のサークル句会は、23名全員の方が選句にご協力くださいました。ありがとうございました。今回の最高点句は、利明さんの「朝涼」句の7点くでした。次点は、方舟さんの「蝉しぐれ」句の6点句でした。10名が7点から5点の僅差での混戦となりました。次回は9月10日、仲秋に入り、月や虫の音に暑さをしのぐ季節です。次回もよろしくお願い申し上げます。

    最高点句7点句(◎〇〇〇〇〇〇)
      75.朝涼や脱ぎ揃へたる利休下駄       利 明
    次点6点句(◎◎〇〇〇〇) 
      58.人生の余白豊かに蝉しぐれ        方 舟
       (◎〇〇〇〇〇)
      09.秋めくや五右衛門風呂の火吹き竹     TOTORO
      29.思ふこと襞にたたみて秋扇        風 花
      91.飛騨の雲信濃に流れ鰯雲         panapana
       (〇〇〇〇〇〇) 
      19.稲の花千早の里の千枚田         苦 瓜
    5点句(◎◎〇〇〇)
      59.新豆腐一徹通す三代目          しんい
       (◎〇〇〇〇)
      60.新涼の青き湖面に逆さ富士        mira
      89.晩鐘の淡海を渡る秋の声         さんせん
       (〇〇〇〇〇)
      11.上げ潮の匂ひ乗せくる今年鯊       昇 峰
    4点句(◎〇〇〇)
      22.牛小屋の飼葉の桶にちちろ鳴く      苦 瓜
      31.風死せり網を繕ふ竹の針         しんい
       (〇〇〇〇)
      32.観世音小さき撫で肩風は秋        山椒の実
      52.しなやかに追ひ越して行く白日傘     しょうく
    3点句(◎〇〇)
      62.新涼や荒磯に割るる波頭         しんい
      74.父母の黙して逝きぬ終戦日        風 花
       (〇〇〇)
      73.近づけば紅遠くなる吾亦紅        昇 峰
    2点句(◎〇)
      38.草の戸や秋灯にじむ厨窓          しんい
      71.蕎麦の花零れこぼれて無人駅       麦 秋
      88.八月の指の隙間の砂こぼれ        しょうく
      106.夕顔を見よとの誘ひありて幸      麦 秋
    (〇〇)
      01.あかときの耳をすませば秋の声      み き  
      16.一生の不覚釣られし鯊の貌        昇 峰
      21.鰯雲能登は金剛浜太鼓          苦 瓜
      35.銀漢や竹で囲ひし野天風呂        TOTORO
      48.菜園の仕舞仕度や法師蝉         利 明
      56.叙情歌の音符に合す秋の蝉        panapana
      69.僧院の五体投地や秋の冷え        葉 子
      84.流れ星銀河を走る超特急         雀の子
      86.廃線の錆びた鉄路に秋桜         あっさむ
      90.ハンモックうつらうつらと風になる    夢追人
      96.本線を遠く離れて稲の花         山椒の実
      99.三毛猫の子は黒猫や鰯雲         風 花
      108.逝く夏や憐れを誘ふ無言館       さんせん
    1点句(◎)
      20.伊吹山お花畑に秋の風          secchan
      63.新涼や土も滑らか轆轤引く        葉 子
      79.定年後糸瓜育てて逝きにけり       麦 秋
      94.表札を残し亡き人曼珠沙華        panapana
      107.夕さりの風を誉めゐる秋初め      TOTORO
       (〇)
      05.秋簾今年の色に染まりたり        風 花
      15.あの町が新都心とは街炎天        夢追人
      27.追いすがり追ひ越し倒れ土用波      しょうく
      28.幼な子と将棋指しゐる端居かな      麦 秋
      33.義士眠る墓標に残る白桔梗        さんせん
      42.原爆忌語り部いなくなる怖さ       夢追人
      44.光年の恋の火花や流れ星         苦 瓜
      49.百日紅百才超えし肌の艶         俊 雪
      70.爽藾や燈台の窓開かれて         苦 瓜
      80.手探りに残る茗荷のふくらみぬ     方 舟
      81.電子音鳴りて新米炊きあがる      み き
      100.味噌入りの御焼調へ魂迎        利 明
      104.ものもふの御霊さ迷ふ切通し      あっさむ
      105.灼け砂を踊るが如く歩きをり      俊 雪
      109.読み残す本を返して夏終はる      市川 滋
      110.夜半に覚め虫と語るや旅の宿      泥 舟
      111.雷鳴や雲湧く秘境甲斐の国       み き
    無点句
      02.秋暑し思ひ出の家形もなし
      03.秋暑し無言の婆が急ぎ足
      04.秋扇姑に借りたる知恵袋
      06.秋灯傍線多き時刻表
      07.秋の声流木白く晒されて
      08.秋めきし飛沫まばゆき糸の滝
      10.秋めくや青銅煌めく寺の屋根
      12.朝顔の蔓と遊んで風の去る
      13.あさがほや明日のむらさき尖らせて
      14.遊び場は川の淵なり葛の花
      17.稲光一閃夕焼け富士は暮れ
      18.犬と猫なんと仲良し終戦日
      23.薄れける墓の文字や蝉の空
      24.空蝉の蝋細工かと黄金色
      25.雲水や回廊拭て涼新た
      26.枝豆や莢を飛び出すメタボして
      30.風遊ぶ青田の中の一軒家
      34.救急車むくげ散らして止まりけり
      36.空港の送迎デッキ鰯雲
      37.句会はね町内会館夏終はる
      39.草の花踏まれても踏まれても咲く
      40.雲高く秋冷いたる飛騨の嶺
      41.栗の実のぽとり音する切通し
      43.高台を削り終ふるやちちろ鳴く
      45.碁敵と夢の中打つ曼珠沙華
      46.コスモスの押し寄せくるや勝手口
      47.木洩れ日の標高千の露を踏む
      50.ざわめけり林の中に秋の声
      51.三回忌姉偲ばせる白き萩
      53.終戦日灯火管制解けた夜
      54.終礼のチャイムここまで秋の声
      55.秋冷の峠の我が家灯も昏し
      57.震災に負けぬ秋田の大花火
      61.新涼の鏡に向かひ剃り給ふ
      64.新涼やまだ新しき土竜跡
      65.掬うとき角尖りたる新豆腐
      66.簾越し一家団欒揺るる影
      67.堰堤に鯊釣る人の連なれり
      68.蝉しぐれ止んで暑さの残りをり
      72.誰もいぬ居間襲ひくる蚊軍団
      76.次々と雲にぼりゆく残暑かな
      77.つくばひに暑さ残して蜥蜴消ゆ
      78.露草や信濃の朝は青々と
      82.砥石浸く水冷やかに農の朝
      83.蜻蛉の辺りに増ゆる夕べかな
      85.夏惜しむ妻籠の宿の夕かげり
      87.刃先入れ真っ二つに割く西瓜かな
      92.羊雲天に染めたる江戸小紋
      93.一人寝や虫の音すだく山の家
      95.ベランダに温もり残る盆の月
      97.孫に伝ふ齢を生きる敗戦忌
      98.迷い犬のビラ辻々に秋哀れ
      101.ミニSL煙目にしむ秋の空
      102.身の内の闇に灯ともす盆提灯
      103.木槿咲く金魚長者の焼板塀
      112.落日の雌岳に還る晩夏かな
      113.料亭の鮎の串焼祝ひ酒
      114.我漫歩蟻よ幾万歩みしや
      115.早稲の香のこぼるる小田や雨上り


    選句者(選句順・敬称略)

    市川 滋 泥 舟 TOTORO 苦 瓜 麦 秋 山椒の実 mira 方 舟
    panapana み き しょうく secchan 俊 雪 あっさむ 葉 子 風 花
    利 明 雀の子 そよかぜ しんい さんせん 夢追人 昇 峰  
    コメント24件を表示する 2012/08/22 13:05

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