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  • サークル名:サークル句会

    九月のサークル句会は、24名全員の方が選句にご協力くださいました。ありがとうございました。今回の最高点句は、俊雪さんの「銀漢」句の9点句でした。次点は、しょうくさんの「鮭」句と昇峰の「ちちろ鳴く」の6点句でした。八ヶ岳の代わりに筑波山や箱根山を入れて見ても八ヶ岳の澄み切った空の感じは出て来ず、八ヶ岳が動きません。たたみ込むリズムも抜群でした。次回は何もなければ10月10日、晩秋に入り、山の彩りに感動する季節です。次回もよろしくお願い申し上げます。

    最高点句9点句(◎◎◎◎〇〇〇〇〇)
      66.手の届く空に銀漢八ヶ岳        俊 雪
    次点6点句(◎◎〇〇〇〇)
      37.鮭一尾丸ごと焼いて羅臼の夜      しょうく
      61.ちちろ鳴くぬる湯にほぐす足の張り   昇 峰

    (〇〇〇〇〇〇)
      29.かまきりの老うも目力失はず      昇 峰
    5点句(◎◎〇〇〇)
      07.秋の虹甲斐より尋ね善光寺      panapana
    (◎〇〇〇〇)
      69.蟷螂のいつも本気の斧かざす      昇 峰
      91.蜩の鳴き継ぐ声や島の夕        葉 子
       (〇〇〇〇〇)
      46.秋冷や吸い取り紙ににじむ青     まいるど
      57.大仏の顔歪みける残暑かな      あっさむ
    4点句(〇〇〇〇)
      45.秋燈の馴染む木曽路や奈良井宿     昇 峰
    3点句(◎〇〇)
      71.とこしえの浅間火の山蕎麦の花     mira
      74.蜻蛉みな風に向かひて流されて    市川 滋
      104.梵鐘の余韻去りゆく萩の門      み き
      120.わだかまり溶けて流るる鰯雲     み き
       (〇〇〇)
      20.江ノ電の午後のけだるさカンナ道   あっさむ
      43.秋耕の牛に味噌入り麦雑炊       苦 瓜
      90.飯盒の焦げに藻塩や晩夏光       風 花
      105.本陣の跡の酒蔵秋の虫       panapana
      110.虫の闇話し相手がほしくなり     mira
      115.湯上りのほてりを包む藍浴衣    さんせん
    2点句(◎〇)
      01藍帯ぶる空の明るき無月かな      しんい
      13.十六夜の影さざ波や浮見堂       利 明
      26.傾きてなほ目を配る老案山子     市川 滋
      33.銀河より吹きくる風を家に入れ     麦 秋
      41.島々をかけて茜の鰯雲        まいるど
      76.亡き夫が側に居るよな月明かり    そよかぜ
      85.萩零る主なき寺の手水鉢       さんせん
      86.萩の花五百羅漢にこぼれけり     panapana
    (〇〇)
      09.足跡の消えて浜辺の夏終わる     そよかぜ
      10.在るがまま在るがまま咲く草の花    雀の子
      16.うなじ垂る羅漢もありし秋暑し     み き
      19.雲海と下界をを繋ぐ月明かり      mira
      22.大富士を見上げる峠赤とんぼ     あっさむ
      30.窯焚きを終へて今宵の星月夜      葉 子
      56.爽涼や間伐されし杉林         苦 瓜
      88.花火果て満天に星生れけり      さんせん
      92.一筋の雲首に巻き秋の富士      あっさむ
      113.山肌に岩峰の影秋澄めり       葉 子
      114.山姥の振りかへるごといぼむしり  まいるど
      116.湯の宿へあと一曲がり添水鳴る    方 舟
    1点句(〇)
      06.秋の蚊やしぶとく生きて針を研ぐ    俊 雪
      08.秋の野や通船掘の荷足り船       しんい
      11.伊賀焼の鬼赫々と残暑かな       利 明
      32.空つぽの田を囲ふ畦曼珠沙華      方 舟
      39.山籟や浦の起伏に新松子       TOTORO
      42.注連の幣折り目正しく秋澄めり    山椒の実
      54.爽風を背に三輪車みぎひだり      風 花
      64.露草のかなしきほどの露こぼす    山椒の実
      68.道標の文字の薄れて風は秋      しょうく
      75.中庭に水車のまはる虫の宿      しんい
      80.禰宜道は風の通ひ路虫の秋       利 明
      83.野仏の供物は旧りて風は秋      市川 滋
      87.鯊釣りの欠伸している釣の合      麦 秋
      89.半眼の殺陣師の気合村芝居       風 花
      96.降ることも照ることもなく桐一葉   そよかぜ
      108.虫の音の折り重なりぬ露天風呂    泥 舟
      111.戻り来る吃水深き鰯船        俊 雪
      112.山あいの棚田彩る曼珠沙華     secchan
    無点句
      02.青空に紫匂ふ桔梗かな
      03.秋暑し見知らぬ人の目も言ひぬ
      04.秋暑し忘れる事の多き朝
      05.秋澄むや賤ヶ岳より余呉の湖
      12.戦なき国境遠き天の川
      14.稲の香のかすかに過る歩道橋
      15.渦巻の蚊取線香したたかに
      17.裏木戸の建て付け悪し秋の暮
      18.裏庭の萩咲き溢る島の朝
      21.遠雷や遠くサイレンつづきをり
      23.おかっぱの頭を乱す秋の風
      24.加賀の海青き空には鰯雲
      25.肩に鍬二百十日の田を拝す
      27.かなかなや芭蕉曾良像立石寺
      28.鐘撞くや響きの中に秋の声
      31.鴨池に萱刈る夫ボランティア
      34.栗尾花活ければ山の風生るる
      35.現役の赤いポストに秋日差し
      36.紅涙といふ紅萩の雫かな
      38.里山の水よ光よ秋気澄む
      40.鴫立つや真向かふ富士の夕映えて
      44.秋灯の書架に探せし放浪記
      47.修行僧爽やかなりし永平寺
      48.処暑の日の静けき湖に逆さ富士
      49.書に倦みて冬瓜枕に一眠り
      50.信州の川の流れに映る月
      51.スカイツリー五輪五色の良夜かな
      52.船頭の声爽やかに最上川
      53.早朝の空気は旨しマスカット
      55.爽籟の首塚経由飛鳥仏
      58.狸まつり證誠寺の庭の良夜かな
      59.ダムの崖化石あらはる秋旱
      60.小さな秋落として雨があがりけり
      62.朝光へ逸れ蜻蛉を放ちけり
      63.蹲の脇に撫子の鉢ひとつ
      65.露草の露落とし行く黒き猫
      67.灯下親し今宵アロマはラベンダー
      70.蟷螂の雌に歓喜と修羅の相
      72.友見舞ふ路の辺咲きぬ蛍草
      73.豊の秋邪馬台国の神話など
      77.何故君がかくも病ひに秋桜
      78.名も知らぬ花に雫の白露かな
      79.庭先に帚を持てば秋の声
      81.軒先に残月淡し花槿
      82.残り蚊や線香燻る子規の庭
      84.俳句という毒に中りてさやかなり
      93.ひとり寝の枕を高く虫の宿
      94.病室のスタンド消して月を待つ
      95.ブナ林の吹き来る風や秋の声
      97.ペンダントの肌に張り付く残暑かな
      98.古里の二つ程あり赤蜻蛉
      99.糸瓜忌やゆかりのさくら餅や問う
      100.保育器に桃のやうなる赤子かな
      101.望郷の空いつぱいに星月夜
      102.星月夜底に湯のわく潮だまり
      103.歩を進め山の爽気を総身に
      106.虫鳴いてゐる無住寺の広き土間
      107.虫鳴くや高速道路起工の地
      109.虫の音の華やぎ初めし夕間暮れ
      117.良き知らせ届き良夜に浸りをり
      118.よく太る今年の糸瓜子規の忌来
      119.夜半に覚め蚯蚓鳴くのか耳鳴りか


    誤記脱字等がありましたらお知らせ下さい。

    選者(選句順・敬称略)

    あっさむ 葉子 そよかぜ 泥舟 市川 滋 TOTORO 麦秋 しんい  
    mira 俊雪 みき 苦瓜 利明 山椒の実 panapana 風花 
    方舟 まいるど しょうく さんせん 夢追人 雀の子 secchan 昇峰
     
     
    コメント24件を表示する 2012/09/08 08:00

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