スローネットは新サイトに移行いたしました。今すぐアクセス

  • サークル名:サークル句会

    十月のサークル句会は、26名全員の方が選句にご協力くださいました。ありがとうございました。今回の最高点句は、泥舟さんの「新蕎麦」句が万遍なく票を集めて、二桁を獲得しました。次点は、しんいさんの「鹿笛」句の6点句でした。地味ながら、五句中、四句まで上位に押されたみきさんの句も、1~3位の上位句に負けない格調の高い佳句でしたね。次回は10月25日、初冬を迎える暮の秋に入り、山の彩りが増す季節です。次回もよろしくお願い申し上げます。

    最高点句10点句(〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇)
    52.品書きの文字に一癖走り蕎麦     泥 舟
    次点6点句(◎◎〇〇〇〇)
    115.峰暮れて鹿笛渡る平家谷      しんい
    5点句(◎◎〇〇〇)
    32.雁渡る伊良湖岬の空覆ひ       麦 秋
    84.なにげなく猫と目のあふ秋うらら   mira
    (◎〇〇〇〇)
    96.日がわりの亡き人の夢秋深む     すいきょう
    102.百歳の銀杯映える秋日和      secchan
    4点句(◎◎◎〇)
    121.名月や月下の街をひとくくり    ワシモ
    (◎〇〇〇)
    30.過疎十年変わらぬ寺の柿簾      み き
    49.子規庵の太き糸瓜や律の風       しんい
    (〇〇〇〇)
    05.朝市の茣蓙の湿りや菠薐草      麦 秋
    35.衣被人間ドック終へし夜       山椒の実
    3点句(◎〇〇)
    07.新走酌めば暮れゆく信濃川      み き
    23.大波の夏攫ひゆく九十九里      市川 滋
    46.爽やかや五人乗せたる乳母車     風 花
    72.ちちろ虫木の椅子一つ懺悔堂     み き
    108.丸ごとの富士を逆さに水の秋    さんせん
       (〇〇〇)
    10.息止めて付けて貰いし赤い羽根    苦 瓜
    22.老いたれど薄化粧せむ萩の花     雪
    56.白き壁己が影引く秋の蠅       俊 雪
    61.新涼や欄間の竜の透かし彫り     み き
    71.父母の土葬の墓や蚯蚓鳴く      苦 瓜
    85.海鼠壁つづく街並み鰯雲       夢追人
    112.巫女舞の鈴のくぐもる秋時雨    方 舟
    123.世の隅も余さず濡らす秋の雨    昇 峰
    2点句(◎◎)
    129.わが貌と鏡にむかひ暮の秋     しょうく
    (◎〇)
    45.猿酒や分教場の同期会        ワシモ
    106.方丈の秋深むるや円相図      利 明
    124.よれよれの飛行機雲や鵙の声    すいきょう
    (〇〇)
    19.浮見堂影全きに良夜かな       利 明
    26.隠れ湯にふたり蔵王の星月夜     苦 瓜
    34.きちきちや夕日に向かひ大ジャンプ  あっさむ
    68.単線の一人降ろして天の川      ワシモ
    91.萩の風白き卒塔婆の墨しるき     風 花
    100.人妻と二人三脚運動会       山椒の実
    104.不惑過ぎ独り身の子と墓洗ふ    麦 秋
    119.虫集く無人駅の時刻表       panapana
    128.ローカルの駅ごとにゐる赤とんぼ  ワシモ
    1点句(◎)
    01.秋さぶと渓に水車の軋む音      TOTORO
    31.合戦の跡の芒野牧の原        panapana
    81.遠き日の野球少年子規忌かな     夢追人
    (〇)
    02.秋涼し富士赤く燃ゆ御来光       あっさむ
    08.新走肴は烏賊の一夜干し       泥 舟
    09.胃カメラを抜きて見上ぐる鰯雲    山椒の実
    12.十六夜の雲居に浮かぶ竹生島     さんせん
    13.十六夜や洗い桶には銀の泡      雪
    14.石投げて水切り3つ秋の水      雀の子
    18.稲を刈る活断層の線の上       方 舟
    20.裏庭にひとつ残りし鶏頭花      雀の子
    21.遠州の朝一番の威銃         山椒の実
    25.書きかけの原稿の束茶立虫      しょうく
    28.影宿す五重の塔の月さやか      さんせん
    36.君からの便り来ぬまま木の実落つ   葉 子
    39.暮れ急ぐ山畑の道秋彼岸       昇 峰
    44.金堂の開け放ちてや観月会      利 明
    50.紫蘇の実を二人ではづす夕べかな   葉 子
    58.新蕎麦や主食べ方ひとくさり     夢追人
    59.芯強き人は無言や曼珠沙華      葉 子
    66.たらちねの供華に畑の草の花     まいるど
    69.だんじりの川に繰り出す秋祭     TOTORO
    73.ちゃぶ台に一汁二菜衣被       風 花
    79.ドーンと置く大舟盛や秋の宿     俊 雪
    80.灯火親し君の手慣れの辞書を引き   風 花
    83.飛箱をやうやく跳べり鰯雲      葉 子
    87.のぞき見る市の人垣秋うらら     まいるど
    88.能登の海水平線に鰯雲        俊 雪
    90.廃線となりし単線赤とんぼ      山椒の実
    94.半襟に刺繍のぞきぬ女郎花      風 花
    98.ひと声に風の強ばる鵙の空      昇 峰
    101.人の行くその後に蹝き秋の暮    しょうく
    105.分譲の旗垂れしまま夏終はる    市川 滋
    109.満月の明けゆく空に鳥一羽     mira
    113.水面割る鯉の背びれや秋旱     方 舟

    無点句

    03.秋晴やレトロな駅の蘇る
    04.開け閉めでいらいら隠す秋扇
    06.明日には良きことあらむ新走り
    11.十六夜の思い出遠き初恋や
    15.一舟もなき海原や秋の晴
    16.一隅は己の砦秋灯下
    17.稲穂垂る雀はどこへ行つたやら
    24.階下より茶碗の音やら秋彼岸
    27.影富士の影実り田に伸び伸びて
    29.風を得てパラグライダー浮く芒原
    33.川流る行方変わらず水の秋
    37.空海の案山子一体空高し
    38.空芯菜ややも苦みの定年後
    40.激浪の寄せ来る浜に秋の富士
    41.消しゴムの屑を掃く刷毛秋燈下
    42.この温み人肌なれや温め酒
    43.古民家に色あざやかや葉鶏頭
    47.山頂へ霧流れくる速さかな
    48.山門の僧爽やかに永平寺
    51.実習田腰の括れし案山子かな
    53.秋天や大洗町津波痕
    54.食パンの耳を好めり秋うらら
    55.白露の墓父母語らひてをりやらむ
    57.新人賞競う新人新松子
    60.新涼や酒断ちし夜の無為無策
    62.芒原風は銀色招く富士
    63.先頭に一糸乱れぬ雁の棹
    64.草原の大気を吸ふて朝の露
    65.そばへあと風なく揺れる紫苑かな
    67.丹精の懸崖菊や展示会
    70.だんじりや柿の熟れ初む過疎の村
    74.綱引きの終はれば高く秋の蝶
    75.露の世や元気な友を見送りぬ
    76.釣り人の集う中州の花芒
    77.天穹の底抜けしごと秋の晴
    78.天穹の目路の限りに鱗雲
    82.東塔の大屋根修理秋の風
    86.ぬいぐるみに猫凭りかかる夜長かな
    89.野分晴空を突き刺すテレビ塔
    92.肌撫づる風に磯の香涼新た
    93.歯に優し茹で落花生楽しめり
    95.日が暮れて夕餉未だなり秋深し
    97.日暮れては子守りも泣きて鶏頭花
    99.人住まぬ庭に盛るや虫の声
    103.ふたり旅名残の月の影法師
    107.掘り越したる落花生朝日浴ぶ
    110.曼珠沙華暮れてその先何も見へず
    111.曼珠沙華見えぬつもりか潜む猫
    114.水やりを終へて一息菊花展
    116.見渡せば雲湧く富士に車百合
    117.迎へなき部屋の暗さや彼岸花
    118.無月なり今宵はそっと雨隠り
    120.虫の音にふとケータイを取っている
    122.山道の草の錦や風遊ぶ
    125.落雁や堅田の浜の浮御堂
    126.リレー済み広きグランド残りけり
    127.老人と子の顔よけれ鶏頭花
    130.綿雲や山の傾りに葡萄棚

    誤記脱字等がありましたらお知らせ下さい。
     
    選句者(選句順・敬称略) 

    泥舟 麦秋 panapana しんい 葉子 しょうく 市川 滋 あっさむ
    苦瓜 TOTORO 俊雪 雪 雀の子 secchan まいるど 方舟 
    夢追人 風花 みき ワシモ 山椒の実 mira 利明 すいきょう 
    さんせん 昇峰 
    コメント26件を表示する 2012/10/07 08:19

    サークル句会のイメージ

    サークル句会

    サークル
    パブリック
    誰でもフォロー可