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  • モデレータの目(2012/12/16)

     今日は衆議院選挙の投票日です。私は投票を済ませたのですが、今回の投票率はけっこう低くなるかも知れないという気がします。前回の政権交代をもたらした民主党支持者のうち浮動票に近い人たちが今回の選挙に行かないケースが多くなるように思うからです。

     そうした状況下でおそらく自民党が大勝するのでしょう。その後の株式相場が順調な軌跡を残すかどうか、確実にとは言えないものの、まずは株価にプラスだろうというのがコンセンサスでしょう。

     今年を振り返りますと、年初1月の中旬から3月下旬まで、約2ヶ月強に亘る上昇相場がありました。日経平均で見て8500円絡みから10200円超えにまで、約20%の上昇を見たわけですが、その後は欧州危機、円高等があって上昇相場はあえなく墜落してしまいました。

     その上昇過程での円相場を見ますと、対米ドルで見て、円は76~77円⇒84円、という円安相場でした。円が対ドルで約10%円安となり、その過程で株価が20%上昇した、という計算です。通貨市場の変動度の倍株式市場は変動度が大きかった、ということで、一般的に言われている変動度(ボラティリティ)の差に近い変動の差だったように思います。

     今回を見ますと、為替相場はだいたい10月以降円安傾向となっています。10月の始め頃の水準が77円くらい、それが今83円になっていますから、あとちょっとで10%規模の円安、ということになります。

     株価は?と見ますと、日経平均は、11月半ばから(衆議院解散をきっかけに)、だいたい8600円くらいを出発点にして上昇を始めて、現時点が9700円ほどですから10%を少し上回る上昇率ということになります。これが今年の3月にかけての時と同じ上昇率になるとすれば、日経平均は10200~10300円くらいになる可能性はあるだろう?という計算になります。

     期間で見ますと、今年3月までの上昇期間が約2ヶ月でしたから、今回もそれを当てはめるとすれば、11月中旬から数えて今が約1ヶ月経過、あと1ヶ月くらい、つまり来年1月の中旬くらいまで上昇局面があってもおかしい訳ではない、と言えるかもしれません。

     目先の相場をどう読むか、おそらく上昇継続、うまくすればあと数週間で日経平均1万円超え辺りを想定するところなのでしょう。(もちろん、今日の選挙で自民党が大勝し、金融政策、財政政策において積極論を唱えて市場がそれを好感する場合ですが。)

     仮にそのように選挙後から年末・年始相場が動いたとしますと、その後については多少の反落局面を想定しておくのが妥当かもしれません。金融政策を積極化、財政支出を増やすと言いましても、それで企業収益が一気に向上するわけではありませんから、その時点で冷静に株価を見ればいかにも割高の感が拭えないだろう、となるでしょう。買いの積み上がりで需給も悪化しているでしょうから、当然のように相場は反落局面を迎える、となる可能性が強いでしょう。

     そしてその後については、うまくすればさらに相場が上伸する可能性が強いように思います。さすがに日本企業の収益が来年は向上するでしょうし、アメリカ景気、中国景気が改善する、さらには欧州のごたごたが多少は整理されると予想されるからです。

     来年の2月辺りに反落局面があるかもしれないが、3月には上昇トレンドを取り戻して、4月とか5月に日経平均が月間で2000円くらい急騰する場面があって1万2千円をクリアする、これが今の時点で考えられる買い方が望むベストシナリオでしょう。
    コメント2件を表示する 2012/12/16 17:40

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