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  • サークル名:サークル句会

    二月後半のサークル句会は、投句されたうち24名の方が選句にご協力くださいました。ありがとうございました。今回の最高点句は、ワシモさんの「芹」句が断トツの10点、うち過半数の方が特選に選ばれました。富士の湧水を描くスケールの大きな句で、さ緑の芹の新鮮さを際立てています。次点句はTOTOROさんの「春禽」句と麦秋さんの「山焼」句で共に6点を分け合いました。次回は仲春、桃の節句です。ひと雨ごとに暖かさを増していきます。花粉症に気をつけて、次回も元気にご参加くださいますようお願い申し上げます。

    最高点句10点句(◎◎◎◎◎◎〇〇〇〇)
      61.芹洗ふ富士千年のもらい水        ワシモ
    次点6点句(◎〇〇〇〇〇)
      47.春禽のこゑを高みに磨崖仏        TOTORO
      113.山焼きの修羅の炎に道祖神        麦 秋
    5点句(◎◎◎◎〇)
      41.字余りのやうな遅日をもてあます     昇 峰
       (◎〇〇〇〇)
      114.山焼の着衣に残る火の臭ひ        さんせん
    4点句(〇〇〇〇)
      14.梅一枝添えて湯宿の会席膳        そよかぜ
      30.恋猫の橋渡りくる月明かり        まいるど
      82.仲見世の目を引く小物春の色       しんい
      84.二ン月の逃げ足迅し水の音         しょうく
    3点句(◎◎◎)
      49.春昼や空押し広げ草千里         panapana
       (◎〇〇)
      77.天蓋の曇る御堂の余寒かな        さんせん
      83.庭下駄を濡らせる程の春の雪       雪
       (〇〇〇)
      08.淡海の船べり叩く春一番         苦 瓜
      09.淡雪の石に解けゆく竜安寺        さんせん
      12.薄氷や羽音広がる鳥の群れ        panapana
      71.地下足袋の底より伝ふ余寒かな      ワシモ
      72.地球儀の埃拭ふや春寒し         泥 舟
      116.譲り会ふ自動の扉春一番         panapana
      122.料峭の風鐸揺るる塔五重         山椒の実
      125.わたつみの夕陽射し入る春障子      TOTORO

    2点句(◎〇)
      75.月冴えて地に野仏の雪明り        さんせん
      109.芽起しの雨に静もる二天門        しんい
       (〇〇)
      17.梅遅速問へば主の耳遠し         市川 滋
      20.お守りに母の手縫いのつるし雛      ワシモ
      45.蛇の目傘寄せ合う肩に春の雪       secchan
      59.せせらぎの音の硬さや春遅し       泥 舟
      63.浅春やモノクロで観る小津映画      昇 峰
      73.地虫出づ掘っては埋める活断層      山椒の実
      87.海苔巻や女ばかりの祝ひごと       雪
      101.日を孕む雪解雫や無人駅         泥 舟
      108.名優の逝きし幕明け朧かな        み き
      111.八十路なほ母を恋ふ日や木の芽和     方 舟
      121.リズムある蛇口引き締め春を待つ     み き
      124.わだかまりと言へど薄氷ほどのもの    昇 峰
    1点句(◎)
      01.青き火の硝子工房多喜二の忌       麦 秋
      19.大きあり小さきもあり雛あられ      雪
      37.島影の明るくなりし弥生かな       プラム
      99.ひび割れの古き土管や春遅々と      mira
       (〇)
      02.碧空に野鳥の楽園梅香る         俊 雪
      03.開かぬ眼の仔猫乳房をむさぼれり     俊 雪
      04.朝東風や青い目の子も絵馬結ぶ       夢追人
      06.甘酒にほろと酔ふてや雛まつり      麦 秋
      13.海に出る椿の道や遍路杖         そよかぜ
      16.梅東風や芦屋夫人の髪みだれ       山椒の実
      22.亀鳴くや横丁小町思はぬ縁        麦 秋
      23.灌漑の水路を浚ひ春の水         方 舟
      24.如月の闇解放す篝船           み き
      27.草餅を搗く音高し朝まだき        プラム
      31.紅梅の蕾に恋の予感あり         葉 子
      35.坂多き佐倉城址に春の雪         市川 滋
      38.車夫達の携帯電話に春弾む        俊 雪
      40.春昼の背汗ばみて畔を刈る        あっさむ
      48.春宵のひととき愛でて酒を酌む      泥 舟
      51.春昼やゆらりゆらりと盥舟        苦 瓜
      57.凄まじや修生鬼会の暴れ鬼        TOTORO
      58.砂浜の風の簾や若布干す         プラム
      67.卒業や小さくなりしランドセル      利 明
      68.卒寿の賀恩師囲みて梅見酒        secchan
      70.大漁旗昼網急かす鰆東風         山椒の実
      76.強東風や漁具点検の川漁師        夢追人
      78.峠路は白くかすみて春の雪        あっさむ
      86.鋸の歯の山並ひかる初音かな       まいるど
      90.春一番ころげさうなるピンヒール     雪
      91.春きざすしじまの池に舫ひ舟       俊 雪
      103.ぽつねんと波音聞くや花の冷       泥 舟
      107.耳を当て春の水聞く山毛欅大樹      方 舟
      118.義経の伝説いまに草萌ゆる       TOTORO
      120.料峭や寺内に迷子しるべ石       しんい
    無点句
      05.朝東風や老人会に誘はるる
      07.歩け歩け春めく子らの声楽し
      10.石山に刻む俳人木の芽雨
      11.隕石は杞憂にあらず目借時
      15.梅が香や喧噪しらぬ法の庭
      18.梅見酒郷土自慢を肴とし
      21.彼の人は三人の母雛の宿
      25.北国の秘仏開帳ひとりづつ
      26.旧街道雛を巡りて本陣へ
      28.草焼ひて種まく準備畑を打つ
      29.供養塔に残る寒さや淡島堂
      32.仔猫にはすべて玩具や春よ来よ
      33.再会も一会も同じ鳥帰る
      34.冴返る頑固一徹長屋かな
      36.傘寿への坂険阻なり冴返る
      39.春耕の運機のろのろ遠退きぬ
      42.地芝居の曾良の役なり春寒し
      43.しだれ梅ほのかに香る夕間暮れ
      44.謝恩会隅の司会の紅ほのか
      46.春菊の香に微かなる浮遊感
      50.春昼や猫屋根上で探検中
      52.春泥や南部牛追い曲がり家
      53.所在無く猫を目で追ふ春の昼
      54.心経の練習頻り遍路バス
      55.しんしんと雪ふる里の家灯り
      56.水仙や強風に揺れ芯のあり
      60.瀬を渡り鳥こゑ聞きつ蕗の薹
      62.芹を摘み土瓶構へて煮汁かな
      64.早春や花壇手入れのボランティア
      65.早春やハウスの中の花花花
      66.卒業式胸の痛みの被災の児
      69.空真澄地に水走る梅の郷
      74.通学の子等口噤む余寒かな
      79.咎あれば道の薄氷濁りけり
      80.鳥.雲に霞ケ浦の捨て小舟
      81.永き日を植物図鑑の厚み繰る
      85.熱湯をくぐり菜の花ほろ苦き
      88.白梅の水に散りゆき沈みけり
      89.春浅し八ヶ岳にふんわり羊雲
      92.春暖炉ホテルは富士を望みけり
      93.春の雪民芸店の奥に人
      94.春めくや観音像の優しき94目
      95.被災児や別れ別れの卒業式
      96.美術館出れば目に沁む柳の芽
      97.一筋に囀り登るつづら折り
      98.独り寝に添い寝しに来よ雪女郎
      100.陽を受けて一頭身のクロッカス
      102.忙中の閑が呼び込む戻り寒
      104.堀割を舟すべるごと柳の芽
      105.ホワイエの帰り支度や日脚伸ぶ
      106.未知さぐるごとく草の芽現れにけり
      110.物影のみな濃くなりて二月かな
      112.柳川や船待ち合へる吊し雛
      115.雪止みて鴎漁る急降下
      117.湯の煙仄かにみえる春の海
      119.呼ばずとも鴨の寄りくる 春の沼
      123.老若の女華やぐ雛めぐり

    脱字・誤字等がありましたらお知らせ下さい。

    選者(選句順・敬称略)

    山椒の実 市川 滋 あっさむ そよかぜ 葉 子 mira 方 舟 しんい
    panapana 雪 TOTORO 泥 舟 麦 秋 みき しょうく 利 明
    柿之進 俊雪 苦瓜 夢追人 ワシモ さんせん まいるど 昇峰

    コメント24件を表示する 2013/02/22 09:03

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