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  • サークル名:サークル句会

    七月前半のサークル句会は、投句者25名、選句も全員の皆さんがご協力くださいました。ありがとうございました。今回の最高点句は、さんせんさんの「白日傘」句の9点句、次点は同じくさんせんさんの6点句「炎天」句でした。「鯉にかたぶく」の中七に「白日傘」の季語がぴったりと嵌っています。鯉には恋も重ねられているようで艶もありますね。次回は、晩夏の句会になります。どうぞお身体に気をつけて次回も元気でお会いしましょう。

    最高点句9点句(◎◎〇〇〇〇〇〇〇)
      104.掘割の鯉にかたぶく白日傘      さんせん
    次点6点句(〇〇〇〇〇〇)
      27.炎天の摩文仁の丘に立ち尽くす     さんせん
    5点句(◎◎〇〇〇)
      29.大夕焼明日があるといふ証し      夢追人
       (◎〇〇〇〇)
      43.黒潮の穿つ断崖鹿の子百合       ワシモ
    4点句(◎〇〇〇)
      19.打水をふんで舞妓の下駄の音      panapana
      68.蹲の柄杓新らし苔の花         風 花
       (〇〇〇〇)
      36.かな文字の幼き願ひ星祭        さんせん
      81.西日さす昭和の匂ひ残る街       panapana
    3点句(◎〇〇)
      08.朝市の婆は元気よ夏つばめ       利 明
      95.ハングルの掠れし破船油蝉       まいるど
      118.八十路なほ予定表繰る熱帯夜     方 舟
      125.わが根性ほどに曲がりし胡瓜捥ぐ   しょうく
       (〇〇〇)
      11.暑き日の醤油の焦ぐる二年坂      まいるど
      12.幾度も言ひて諾ふ暑さかな       昇 峰
      15.一遍の杖のあとさき花うつぎ      雪
      18.打ち水や坂多き街神楽坂        み き
      49.潮騒に溶けこむ夜の祭笛        み き
      75.天領は國のまほろば青田風       山椒の実
      86.野茨や砂のこぼるる磨崖仏       雪
      121.夕立や隠れん坊のちり散りに     苦 瓜
    2点句(◎◎)
      96.万緑は降る大雨にたぢろがず      葉 子
      112.松根油採取の遺跡夏深し       苦 瓜
      113.舞ふ熊野の青衣に浮きし白四葩    雪
       (◎〇)
      05.青田風二匹の蝶を逆らはせ       市川 滋
      23.海の色山の色濃き暑さかな       葉 子
      41.吟行の句帖に汗のひとしづく      泥 舟
      116.屋形船舳先に遊ぶ赤とんぼ      panapana
       (〇〇)
      02.哀史今に野麦峠の遠郭公        雪
      16.いつまでも畳に残る暑さかな      昇 峰
      28.大方は片陰を行く駅近し        市川 滋
      31.海峡を呑みこむほどに青葉潮      kinoto
      51.滴りや集団自決の洞の跡        さんせん
      58.船室の窓に夕月メロン切る       麦 秋
      62.竪穴の中までつづく竹落葉       TOTORO
      63.旅に出て遊び心やサングラス      夢追人
      67.丹精の胡瓜育ちてポテサラダ      麦 秋
      78.蜻蛉舞ふ夕陽に染まる夢の島      panapana
      83.二等辺三角形やスイカ切る       夢追人
      88.廃校に残る胸像晩夏光         苦 瓜
      101.ふるさとの帰心ひときは河鹿笛    昇 峰
      114.峰雲や果てしなき海弧を描く     葉 子
      123.緑陰の珈琲香るひとところ      風 花
    1点句(◎)
      14.居座って乱暴狼藉はたた神       mira
      24.泳帽に隠すに惜しき髪の丈       麦 秋
      57.背中から寂しさそっと蛍の夜      しょうく
      60.竹婦人添ひ寝致されこそばゆし     山椒の実
       (〇)
      06.青竹の切り口白し半夏雨        み き
      10.あぢさゐとスイッチバックや箱根路    あっさむ
      21.産土の鈴緒の湿り梅雨深む       方 舟
      33.過去見ゆる父の眼鏡や冷し酒      まいるど
      34.風渡る茣蓙に大の字昼寝かな      葉 子
      40.来し方の意味を問ふごと西日燃ゆ    葉 子
      42.蜘蛛の網風を孕みてきらめける     しんい
      50.塩振ってトマトをかじる戦前派     俊 雪
      55.白百合の香の噎せ返る通夜の席     夢追人
      61.尋ね来し遊行柳に青田風        麦 秋
      70.艶やかに熟れしトマトぞ朝一番     しょうく
      71.梅雨晴や軒に干されしぬいぐるみ    風 花
      73.丁重なる巻紙にして落し文       利 明
      76.ときをりは孤独もいいか水馬      TOTORO
      79.長々と踏切開かぬ暑さかな       まいるど
      84.庭先の縁台将棋夕涼し         俊 雪
      85.猫あまた文字摺草の咲き初めり     風 花
      99.風鈴の音が電話に乗ってくる      そよかぜ
      100.風鈴の鳴りて奈良町暮れ初むる    利 明
      103.山毛欅林の涼風碧く肺洗ふ      方 舟
      105.頬嬲る風と語るや夕端居       泥 舟
      106.ボウフラの浮沈眺めた退職日     あっさむ
      109.ほととぎす老鶯杜を分かち啼く    方 舟
      110.まあなんとわたし好みに竹婦人    山椒の実
    無点句
      01.合鴨の青田のなかをスイースイー
      03.青き空凌霄花の欲すまま
      04.青潮の恋路ケ浜に浜おもと
      07.朝光ゲの河口遥けし朝曇
      09.四阿に下駄を鳴らして夕涼み
      13.池の面を叩きに叩き夕立過ぐ
      17.有象無象吸うて観音桐の花
      20.打水を頒ちてもらふ石蛙
      22.生まれ来し花火の果ての星あまた
      25.駅ビルの影しっかりと猛暑来る
      26.沿線の向日葵はみな線路向く
      30.降り立ちし無人のホーム青田風
      32.掻き分けてあぢさゐ電車闇に消ゆ
      35.片陰にバス待つ人を呼んでやり
      37.黴数多人生変へし哲学書
      38.神磯の鳥居や海の朝焼けて
      39.歓声が闇をつらぬく蛍狩り
      44.黒ビール伊万里陶器の馬の絵図
      45.この道はふるさと続く夏帽子
      46.紺青の富士の神さぶ大夕焼
      47.サルビアの燃えるがごとく天主堂
      48.七変化八百屋お七の墓訪はな
      52.痺れたる法事終はりてレモン水
      53.襲名の記念の扇子香ぐはしき
      54.白糸の滝のしぶきや青き闇
      56.神酒飲んで幣に払われ海開く
      59.早朝の老人パワーで草を刈る
      64.たまわりし友丹精の夏野菜
      65.タンゴ聴くけだるき夏の昼下がり
      66.端座して男の子も読経さみだるる
      69.妻の喜寿幸せ染みる夫の夏
      72.梅雨明や野球ボールの飛距離伸ぶ
      74.ででむしの抜け殻あまた恋の果
      77.泥田に咲き濁りもしまぬ蓮の花
      80.夏草や城址を囲ひ伸び伸びと
      82.西日して花立の水乾きけり
      87.凌霄花いつもの主少し老け
      89.敗将の兜に似たり散りあぢさゐ
      90.箱根路は多彩な色の七変化
      91.麦秋の日の寝床らし大き空
      92.蓮の葉を揺らすは風と池の鯉
      93.はち切れるスーパームーンや夜半の夏
      94.初桃や顎より雫落つるまま
      97.向日葵の笑う広場に子ら集う
      98.病室の音を忘れた遠花火
      102.ふるさとは降車途端の蝉しぐれ
      107.坊ちやん湯出でし女の藍浴衣
      108.時鳥の旦暮鳴きゐて日の陰り
      111.待針の頭のごとし天道虫
      115.麦秋やどこまでも昇ってゆける
      117.薬園の草の匂ひや蛇苺
      119.八千代座の前に小さき氷菓店
      120.夕暮の湖畔歩むや夏深し
      122.緑陰の風のさやぎや奥の院
      124.緑蔭の野良猫じっと動かざる

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    選者(敬称略)

    あっさむ 葉 子 kinoto 泥 舟 そよかぜ TOTORO ワシモ 風 花
    俊 雪 まいるど 方 舟 苦 瓜 しんい mira 市川 滋 雪
    山椒の実 panapana しょうく 利 明 麦 秋 み き 夢追人 さんせん 昇 峰
    コメント25件を表示する 2013/07/07 20:52

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