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  • サークル名:サークル句会

    七月後半のサークル句会は、投句者26名、選句者25名の皆さんにご協力をいただきました。暑い中、ありがとうございました。今回の最高点句は、昇峰の「老鶯」句の8点句、次点は同じく8点句の方舟さんの「甚平」句でした。藍染の真新しい甚平を洗っている様が鮮明ですね。次回は、立秋を迎えますが、期間のほとんどはまだ晩夏になります。どうぞお身体に気をつけて次回も元気でお会いしましょう。

    最高点句8点句(◎◎◎〇〇〇〇〇)
      129.老鶯や祠一つの奥の院        昇 峰
    次点8点句(〇〇〇〇〇〇〇〇)
      62.甚平の藍のうつりし濯ぎ水       方 舟
    6点句(◎〇〇〇〇〇)
      18.一碗の香りすがしき茗荷汁       mira
    5点句(〇〇〇〇〇)
      22.鵜篝の終へたる川の水の音       み き
      93.花火果て闇夜に星の生れけり      さんせん
    4点句(◎◎〇〇)
      85.夏深く高野墓域の敵味方        TOTORO
       (◎〇〇〇)
      91.走り根に添ふて蝉穴並びけり      mira
      105.麓まで道一筋や大夏野        泥 舟
       (〇〇〇〇)
      23.打水や露地に嵯峨野の風通る      利 明
      45.義理人情臆せず渡る夏燕        み き
      51.酷暑なほ戦禍のままの煉瓦塀      TOTORO
      94.晩夏光湖水に映ゆる逆さ富士      苦 瓜
      103.冷奴老の話のかみ合わず       そよかぜ
    3点句(◎◎〇)
      20.一茶庵枯山水に黒揚羽         panapana
       (◎〇〇) 
      09.阿武隈川を火の帯にして大夕焼     昇 峰
      36.奥能登の目高と遊ぶ棚田かな      panapana
      50.校庭に部活の声や夏休み        泥 舟
      110.干梅のためて膨らむ日の匂ひ     昇 峰
       (〇〇〇)
      13.家中の窓に猛暑の待ち受ける      TOTORO
      55.逆さ富士壊さぬやうにボート漕ぐ    さんせん
      71.蝉すだく分校跡の大けやき       さんせん
      86.南北の障子外して夏座敷        あっさむ
      122.夕焼の響くがごとき山河かな     まいるど
    2点句(◎〇)
      16.一病に留守を頼んで暑気払ひ      市川 滋
      54.竿先に繋がれ躍る囮鮎         俊 雪
      59.小康の母と無言の夕端居        さんせん
      82.夏鶯樹海の風の切れ目より       昇 峰
      108.故里の種もて咲かす牽牛花      方 舟
       (〇〇)
      06.浅漬けをうましと思ふ蝉しぐれ     み き
      28.遠泳の子らを見守る桜島        ワシモ
      29.炎帝の暴君と化す昨日今日       secchan
      39.風止みて青田は次の風待つ       市川 滋
      43.帰省子の語尾あか抜けてきたりけり   風 花
      67.澄む水をもろ手に掬ひ黙祷す      kinoto
      77.手のひらをやさしく刺され胡瓜捥ぐ   しょうく
      124.良き風と光集めて梅を干す      葉 子
    1点句(◎)
      03.青潮に浮かぶ小さな茜富士       麦 秋
      26.永遠の愛の証やカサブランカ      mira
      102.冷さうめん有象無象に関わらず    kinoto
      107.故郷の山谷に谺遠花火        あっさむ
      120.勇姿なり赤富士雲を寄せつけず    山椒の実
      130.我が事は願ふこと無く星祀る     方 舟
       (〇)
      07.朝焼や礁あらはに片男波        しんい
      08.紫陽花の葉蔭に笑まふ佛ひとつ     kinoto
      10.荒海の佐渡ケ島より遡り鮎       麦 秋
      19.慈くしみ育てあげてや胡瓜揉み     麦 秋
      21.妹の兄より長き捕虫網         市川 滋
      31.炎天を歩けば腕の重さかな       しょうく
      34.大夕焼霊峰富士のシルエット      夢追人
      41.祇園会や紺ふろしきの鯉の面      kinoto
      42.帰省して草の匂を吸ひ込めり      葉 子
      46.忌を修す父の遺愛の籠枕        方 舟
      49.高原の風の色にも避暑名残       山椒の実
      52.子の選ぶ母の遺影や夏座敷       panapana
      56.サングラスしてぎこちなく落ち着かず  夢追人
      57.残照や舟虫走る岩畳          しんい
      58.三方からせめられてをるかき氷     まいるど
      60.白鷺や明るむ利根の渡し跡       しんい
      63.水槽の目高にもゐる無法者       まいるど
      65.涼しさや蕪村の歩む山水画       麦 秋
      81.泥靴を気にしながらの水見舞      しょうく
      89.ぬぐっても拭いても止まらぬ汗の玉   そよかぜ
      100.向日葵の向き定まらぬ空模様     方 舟
      119.山べりの畦に野仏青田風       麦 秋
      123.湯めぐりや浴衣美人を眼に追ひて   利 明
      125.雷鳴や騒ぎだしたり庭の木々     そよかぜ
    無点句
      01.相客と話はづみぬ夏料理
      02.青い目の鮨食ふ姿日本人
      04.明易や灯の消えし野島崎
      05.朝顔や干天に水求めけり
      11.洗はれてしたたる句碑の文字涼し
      12.イエスに似し案山子に雀集まりて
      14.礁打つ晩夏の波や大落暉
      15.無花果の妖しき甘さ熟しけり
      17.一列に合点しつつ軽鴨の子等
      24.海と空大夕焼けのグラデーション
      25.売れる日を期せし芸人蝉の如
      27.江戸よりの仕来たり守る富士登山
      30.炎昼や机に残るコップの輪
      32.遠雷や豪雨呼び込み走り去る
      33.大夕焼け海に抱かれる露天風呂
      35.おおらかに青田を揺らす風のあり
      37.音階を飽かず上下の大暑かな
      38.学業の成果土産に夏休み
      40.烏瓜登り登りて空に咲く
      44.気儘ぶり我が子と同じ黄金虫
      47.金玉も芥も吸うて桐の花
      48.梔子や闇に浮き出る旧き宿
      53.最終講義階段教室晩夏かな
      61.白南風に鵜戸の岩窟鳴きにけり
      64.透きとほる鱚を氷に載せて売る
      66.捨て鉢の底に潜むる守宮かな
      68.清流に揺れる梅花藻白き花
      69.せせらぎにひよろろと恋ふる河鹿かな
      70.拙速の一句は脇に冷奴
      72.瀧しぶき今は衰退他人事
      73.佇めばマダムきりりと藍浴衣
      74.七夕や願ひはひとつ八十路越へ
      75.田に映る乱舞の花火闇と消ゆ
      76.着メロを替えてみる朝原爆忌
      78.堂々の夾竹桃や空真青
      79.とことこと支柱を登る天道虫
      80.トッピングに埋もれてゐる冷奴
      83.夏木立歓声で知る三塁打
      84.夏の月市井にひそと隠れ住む
      87.人間も舌で息する暑さかな 
      88.脱ぎ捨てのシャツ裏返る大暑かな
      90.値踏みより食い気が勝る鰻かな
      92.蓮の花株間を揺する錦鯉
      95.晩涼や坂東太郎悠々と
      96.日盛りに揺れるブランコ人も無く
      97.飛翔せむ脱皮の前の毛虫かな
      98.ひつそりと麦茶頂く桟敷席
      99.備忘録手繰りぬ炎暑只中に
      101.向日葵や三五度の地に立てり
      104.文机の縁に向ひて青簾
      106.ふるさとの桑の実赤し疎開の子
      109.扁額の風に煌めく夏座敷
      111.毎年の暑さなれども天神さん
      112.まだ伸びる蔓先触るる夏の雲
      113.町酷暑足の運びの重きかな
      114.真夏日の炎燃え立つ交差点
      115.見上ぐれば路線図緻密日の盛
      116.陸奥のうす紅色や古代蓮
      117.諸肌の姉御神輿の上に立つ
      118.藪っ蚊奴わが腕刺すを躊躇せり
      121.夕立に追いかけられて戻りけり
      126.緑陰の途切れしあたり道しるべ
      127.緑陰や砂の海には石の島
      128.老鶯やこの先獣道といふ


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    選者(敬称略)

    市川 滋 泥 舟 葉 子 麦 秋 secchan そよかぜ 苦 瓜 kinoto 
    方 舟 TOTORO panapana しんい 俊 雪 ワシモ mira 利 明 
    雪 み き しょうく 山椒の実 あっさむ 風 花 夢追人 さんせん昇 峰 
    コメント25件を表示する 2013/07/23 09:20

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