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  • サークル名:サークル句会

    八月後半のサークル句会は、投句者22名、選句も全員の皆さんにご協力をいただきました。暑い中、ありがとうございました。今回の最高点句は、昇峰の「赤とんぼ」句の9点句、次点は、葉子さんの「門火」句と昇峰の「色なき風」の6点句でした。「門火」句、「一杯」に死者へのあつい思いが伝わってきます。読者も作者と同じ思いに捉われたのではないでしょうか。次回は、9月です。台風シーズンですが、今すでに猛烈な雨にみまわれている地区もあります。どうぞお身体に気をつけて次回も元気でお会いしましょう。

    最高点句9点句(◎〇〇〇〇〇〇〇〇)
      01.赤とんぼ木曽路はどこも水の音     昇 峰
    次点6点句(◎〇〇〇〇〇)
      78.話すこと一杯ありて門火焚く      葉 子
      105.湧水に色なき風の生まれけり     昇 峰
    5点句(◎◎〇〇〇)
      110.吾亦紅湖底の村につづく道      方 舟
       (◎〇〇〇〇)
      27.鰻屋のうの一文字の青簾        麦 秋
       (〇〇〇〇〇)
      17.畦道は子の帰り道赤のまま       風 花
    4点句(◎◎〇〇)
      31.御巣鷹の尾根に湧き立つ雲の峰     方 舟
       (◎〇〇〇)
      24.稲妻の照らし尽せぬ空の闇       昇 峰
       (〇〇〇〇)
      48.腰沈め地面這ふごと阿波踊       苦 瓜
    3点句(◎〇〇)
      33.折り紙の折れ線たどる原爆忌      み き
      37.風孕むロングスカート涼新た      葉 子
      53.秋刀魚焼く昭和匂ひ路地灯り      Panapana
      76.這松の影に雷鳥潜みけり        麦 秋
      90.ふる里へ渡る吊箸赤蜻蛉        苦 瓜
       (〇〇〇)
      16.秋初めインクの匂ふ新刊書       しんい
      60.新涼の声美しき車掌かな        風 花
    2点句(◎〇)
      28.駅よりは徒歩十分の星月夜       利 明
      65.説法の途切れて高し秋の蝉       さんせん
       (〇〇)
      08.秋風や指先ほどの観世音        昇 峰
      20.いさかひの遠のいてゆく星月夜     kinoto
      23.稲妻に街くっきりと浮かびけり     葉 子
      36.案山子田の風に吹かるる雀かな     昇 峰
      39.唐松の秀をそばだてる稲光       まいるど
      45.今朝秋の岬鼻に立つ潮煙        しんい
      49.隠沼の水面を低く鬼やんま       しんい
      64.精霊の送迎の牛馬茄子胡瓜       あっさむ
      71.釣忍引戸に覗く紺絣          さんせん
      73.闘病の友旅立ちぬ盆のあけ       secchan
      98.水に沿ふ八瀬の大原秋あかね      苦 瓜
      99.虫の音の闇深ければなほ透る      泥 舟
      106.酔いざめの頬過ぐ風や夜の秋     そよかぜ
    1点句(◎)
      10.秋蝉の声のせまりし烏城        mira
      42.記念樹の大樹となりて法師蝉      さんせん
      85.姫沙羅の幹女体めく白露かな      しょうく
      89.古酒や生還できぬ男ども        山椒の実
      91.星月夜木の間漏れくる鼓弓の音     Panapana
      93.菩提子のこぼるる石の白さかな     kinoto
       (〇)
      03.秋暑し足場を組める槌の音       しんい
      04.秋暑し言わぬと決めた愚痴を言い    そよかぜ
      06.秋暑し大日の印ゆるびたる       kinoto
      12.秋空が高くひろがる信濃かな      mira
      13.商ひの手順手慣れし盆の月       風 花
      21.居ずまいを正しきりりと桔梗咲く    mira
      38.かはらけを飛ばす屋島や赤蜻蛉     苦 瓜
      40.象潟や八十八島早稲の波        麦 秋
      44.繰り言は老いの僻みか法師蝉      そよかぜ
      46.月明に闇深めたる屋久の森       まいるど
      55.潮騒におし戻される秋の声       み き
      56.信楽の狸のみ干すにごり酒       山椒の実
      61.新涼や駅のベンチの背のカーヴ     山椒の実
      63.新涼や歩幅大きく歩みだす       山椒の実
      70.蹲踞の漣立つる今朝の秋        利 明
      72.手招きをすれば近寄る秋の蝶      泥 舟
      77.花葛や道細み行く奥明日香       利 明
      86.風鈴のただじっとして夏終はる     市川 滋
      88.富士の影闇夜に解けて門火炊く     あっさむ
      92.星の契り時有り余る老夫婦       しょうく
      94.盆の月阿波には海と山ありて      kinoto
      97.水玉の葉に踊りけり秋の朝       しょうく
      101.もう会へぬ母の書飾り盆の月     Panapana
      104.夕顔や灯りのともる駐在所      さんせん
    無点句
      02.赤とんぼ旧街道の石畳
      05.秋暑し佐倉城址に坂多し
      07.秋袷着慣れし母を偲びけり
      09.秋雨に濡れし葉書の文字滲む
      11.秋蝉の大樹の色に紛れけり
      14.秋の朝十五十六暗かった
      15.秋の夜の母子で弾むピンポン玉
      18.雨音にしばし消されし虫の声
      19.雨粒を健気に受くる桔梗かな
      22.一滴の点眼すませ秋の空
      25.稲の香を連れて西より日照り雨
      26.伊予の秋明治の貌となりにける
      29.枝豆や会話の弾み国訛り
      30.大数珠を繰る幼き手地蔵盆
      32.音立ててかじるリンゴの懐かしき
      34.海水浴大正ロマンの宿の夜
      35.外壁を洗い流して秋暑し
      41.帰省した孫子とすごす海の宿
      43.くちずさむ演歌のさびや鰯雲
      47.煌々と瓦を照らす京の月
      50.猿酒を月の兎に贈りやる
      51.さるすべり年長組も昼寝どき
      52.山峡のバス待ついとま三尺寝
      54.山門に登れば近き秋の蝉
      57.東雲ややがて夏の日吊り上ぐる
      58.少年の夢の後先夏つばめ
      59.甚平にしばらく我が身落ち着かず
      62.新涼や柿渋色の切暖簾
      66.千秋の思いの丈や法師蝉
      67.たどりつくマッカサーや終戦日
      68.中点に早差し掛かる月夜かな
      69.月の影二人並びて暗に消え
      74.取り皿に添ふる穂紫蘇の香りかな
      75.生温き淀みの中の夕端居
      79.反転のヨット煌めく由比ヶ浜
      80.葉の陰で埋もれ咲きする蓮の花
      81.日雷首すくめおり道祖神
      82.蜩の鳴き継ぐ夕や手紙書く
      83.蜩を背に棚田の途下る
      84.膝に来て猫の寝息や小望月
      87.吹きわたる風に乗り飛ぶ蜻蛉かな
      95.満月や心洗はる海の月
      96.三日月に一番星の寄り添ひて
      100.虫の音を友に夕餉の卓に着く
      102.野生てふこと知らぬ猫いなびかり
      103.山間の風ゆるやかに涼新た
      107.涼風や鱒追ふ子らの声弾む
      108.流灯の揺れる想いや闇に消ゆ
      109.露天風呂あがれば外は大雷雨


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    選者(敬称略)

    泥 舟 secchan 市川 滋 あっさむ そよかぜ 麦 秋 kinoto mira
    苦 瓜 方 舟 葉 子 panapana しんい 利 明 み き しょうく
    風 花 俊 雪 まいるど 山椒の実 さんせん 昇 峰  
    コメント22件を表示する 2013/08/22 10:41

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